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東急東横線・・・切換え前の渋谷・代官山界隈 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2013.02.03
東急東横線
 副都心線への直通目前!
 切換え前の渋谷・代官山界隈 撮影記
   

先日の日曜日、夕方から渋谷で人と会う約束をしていました。ご存知、若者の聖地と称される、日本一のオサレタウン・渋谷。ふだんの私ならまったくと言っていいほど縁のないこの街に今、にわかに鉄の注目を集めているスポットがあります。それは東急東横線・渋谷駅。もうご存知の方も多いと思われますが、来たる3月16日に予定されている東急東横線と東京メトロ副都心線の相互直通運転開始に伴い、地上(高架)にある現・東横線渋谷駅は前日の15日で、その役目を終えることとなります。残すところあと一ヶ月半となり、その駅の様子を記録する方も増えていることでしょう。そんな東横線渋谷を私はといえば、昨年9月に先行営業運転に就いた東京メトロ10000系を撮りにいった程度。そこで今回、せっかく待ち合わせで渋谷へと行くのならば少し早めに家を出て、渋谷駅を初めとした現在の東横線を少し記録することとしました。

2月3日(日)

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東横線渋谷駅の脇には
副都心線との直通運転日を知らせるカウントダウンボードが
マスコットキャラの「のるるん」とともに掲げられています。
直通運転開始まで41日(2/3現在)ということは、
現・渋谷駅の廃止まであと40日ということ・・・。
東急東横線 渋谷

頭端式の私鉄ターミナルというと、個人的には大阪の阪急・梅田駅とこの東横線・渋谷駅が真っ先に思い浮かびます。発着番線の数や列車の運転本数などは梅田駅に適わないものの、改札を抜けるとすぐに見える、ズラリと顔(お尻?)を揃えた列車の様や、空間の広さを感じさせる高い天井、乗降しやすいよう機能的に振り分けられたホームなど、ここは東(関東)を代表するターミナルと言っていいでしょう。

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頭端式ホームで折り返しを待つ東横線の列車たち。
これこそが「ターミナル(終着駅)」という言葉に相応しい
東横線渋谷駅の姿です。

しかしこの渋谷駅、私はあまり東横線沿線に縁が無く、それほど利用機会が無かったのが実情。ひと昔前までは仕事で横浜へ向かうのによく、この渋谷から東横線を利用していたのですが、JRの湘南新宿ラインが開通してからはそちらを使う頻度が増えてしまいました。そんな湘南新宿ライン開通前の東横線では、8000系や8590系、9000系など、いかにも東急の車両らしい切妻形の食パン電車を多く見かけたものでしたが、現在の主力である5000系列(5050系)はずいぶんとスタイリッシュでモダンなスタイルとなりました。それにしても今や、来る電車来る電車、そのほとんどがこの5050系。たまに青い色をした横浜高速鉄道からの直通車・Y500系が見られるものの、コレも基本的には同じ顔であまり面白味が無い。もう東横線はすっかり5000系天下になってしまったのね・・・。そんななかでひとつだけ、今の東横線で注目すべき運用があります。それは以前にも紹介したメトロ車の先行営業運転。いつの間にかご丁寧に東急のHPにもその運用が公開されており、それによるとこの日は06K運用にメトロの7000系が就くとのこと。以前撮った渋谷駅でのメトロ車は10000系で、7000系の方はまだ未撮影。個人的には10000系よりも7000系の方が好きな電車なので、ぜひとも現・渋谷駅へ入線する姿も撮っておきたいところです。しかし定時に現れたのは・・・

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側壁に特徴のある、渋谷駅1番ホームに入線して来たのは、
特急運用の9000系9101F。

ありゃ? 9000系(東急)だ・・・r(・_・。)アレ?。この日はとくに遅れなどないし、運番を見ても06K運用に間違いない。と、いうことは、運用のHPに注釈で書かれていた「スケジュールは予告なく変更となる場合があります」というのに、当たってしまったらしい。スケジュールを見るとこの日はメトロ7000系が現・渋谷駅に顔を見せる(予定だった)最後の休日だっただけに、車種変更は残念・・・(´・ω・`) ショボーン(それ以前にこんなギリギリではなく、もっと余裕を持って撮っておくべきだったんですけれどね)。でもこの9000系も副都心線への乗り入れには対応しておらず、どうやら直通開始前には東横線から撤退してしまうとのウワサなので、コレはコレでいい記録になったか。トップナンバーだし。それに何よりも、この駅にはやはり切妻形のステンレス車がいちばん似合うと思います(半分本音、半分負け惜しみ^^;)。

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折り返し、各停の元町・中華街行きとなり、
発車を待つ9000系。
駅前バスターミナルを入れたつもりでしたが、
露出差があって、外が飛んでしまいました。

この9000系は、現在の鉄道車両の駆動方式で主流となっているVVVFインバータ制御の黎明期にデビューした車両で、その独特な唸り音(インバータの駆動音)が「音フェチ」には堪らないんですよね~ (´∀`*) フイ~ン♪ フイ~ン♪...。そんな9000系の各駅停車に乗って一駅、次に私がやって来たのはお隣の代官山。

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代官山もオシャレな街の代表格。
渋谷同様、やはり私にはあまり縁がありません・・・。
路線切換えによってホームなどに若干の変化があるようですが、
駅舎などは基本的に変わらない模様。
東急東横線 代官山

廃止の決まっている現・渋谷駅を見るかぎり、ほとんど変化のないように見える副都心線直通工事ですが、旧線と新線の分岐点に近い代官山付近では、今まさに切り替え工事のまっただなか(というより、最終段階か)。無数の鉄骨が線路沿いに張り巡らされています。せっかくならばその様子も記録しておこうと、代官山で下車したのでした。

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現在の副都心線渋谷駅(地下駅)へ直結するために、
路線切換え工事中の代官山付近。
5050系の下り列車が通過してゆきます。
東急東横線 代官山付近

副都心線との直通開始に伴い、渋谷~代官山の1.4キロが地下化される東横線。その地下への入り口・・・つまり現路線との切換地点が、この代官山駅の渋谷側にある「渋谷1号踏切」付近になります。現段階ではまだその地下への開口部が見えるわけでなく、いまいちピンと来ないのが正直なところですが、上写真の5050系が走っている線路の下にはすでに新しい線路が敷かれているはずで、開通前夜(3/15)の終電後から開通当日(3/16)の初電に向けて、一晩で一気に切換えが行われます。東急では過去に同様の工事を何度か行って来た前例がありますが(みなとみらい線直通に伴う、横浜付近の地下化など)、それにしても深夜の数時間で路線が地上から地下へ切り替わるとは、スゴいことですよね~!

(ところで、私はすでに現路線と地下新線が仮に繋がっていて、そこでメトロ車や東急車の貸し借りを行っていたのだと思っていたのですが、どうやらそうではなく、車両の運搬には別ルート〈例えばメトロ副都心線の車両を東急東横線へ運ぶ場合は、メトロ副都心線→有楽町線→南北線→東急目黒線→東横線を経由〉が使われていたとのこと。東急ファンならば常識ですよね・・・^^;)。

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代官山と渋谷の間にある唯一の踏切、「渋谷1号踏切」。
ドラマなどでよく出て来たこの踏切も廃止されることに。
東急東横線 代官山-渋谷

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そして地下化に伴い、この山手線との立体交差も見納めに。
ウマく上下の列車が交差しないかな・・・と、数本待ってみると、
5050系と湘南新宿ラインのE231系を一枚に納めることができました。
山手線 渋谷-恵比寿/東急東横線 渋谷-代官山

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ちなみにこの日は前回の「ONE-shot」で紹介した、
「みどりの山手線」も運用に就いていましたが、
東横線との立体交差は実現せず。
そんなにウマくはいかないよね・・・(^^;)
山手線 渋谷-恵比寿(後追い)

さて、渋谷、代官山と、地下新線への切換え工事が行われる区間をざっと巡ってきましたが、渋谷での待ち合わせ時間にはまだ少し余裕ががあります。そこで今度は、直通運転が開始される副都心線とは逆に、その前日をもって東横線との直通が廃止されるという、メトロ日比谷線の直通電車を記録することにしました。日比谷線の車両が乗り入れて来るのは、代官山の隣駅・中目黒からなので、それよりも先の撮影地へと移動します。やってきたのは学芸大学と都立大学の間にある編成撮りで有名な撮影ポイント。

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まずは東横線の主力、5050系4102Fで試し撮り。
副都心線との直通開始後は10両固定となるこの編成には、
4000台の車番が与えられていますが、
4000系とは呼ばずに、5050系4000番台というらしい・・・。
東急東横線 学芸大学-都立大学

日比谷線から東横線への直通電車など今まであまり意識したことが無く、時刻を調べなくてもすぐにやってくるだろう・・・なんて軽く考えていたのですが、撮影地に着く直前に一本、メトロ03系で運転されていた直通電車を逃してしまい、その後は待てども待てども直通電車がやって来ない。シビレを切らしてスマホで時刻表を検索してみると・・・なんと日比谷線との直通電車は、30分に一本程度(日中)しか無いことが判明。よく日比谷線内で東急の車両を見かけたりしていたけれど、あれってこんなに本数が少ないものだったんだ・・・(ひと昔前はもう少し本数が多かったらしい)。ということは、メトロ車(03系)と東急車(1000系)の両方を後追いではない正向きで撮ろうとするならば、最低一時間は粘らないとならないということ。こりゃ、案外大変だなぁ・・・ε-(‐ω‐;)フゥ…。それでも待ち続けること30分、ようやくステンレスの東急車とは明らかに異なった鈍い光を見せる、アルミ製のメトロ03系が姿を現しました。

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東横線を走るメトロ日比谷線用の03系。
菊名の行き先を掲げてゆく姿も、あとひと月半・・・。

う~ん、撮るには撮ったけど・・・今さらながら、単なる編成写真ではここが東横線内かどうか解りづらいですね。地上区間を走る03系の姿など東武伊勢崎線でも見られるし、果たしてここで撮る意味があったのか? (-"-;)ウゥム…。 でもその直後に通過した上り直通電車の後追いでは・・・

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東横線内から日比谷線へ直通して北千住へ向かう03系と、
横浜方面へ向かう東急5050系がすれ違います。

お、メトロ03系と東急5050系が離合した (゚∀゚)! ちょっと5050系が遠めですが、まあこれで東横線内を03系が走っているという記録写真にはなったでしょう。あとは東急側から日比谷線への直通に使われている1000系を撮るだけ。さらに30分ほど待ちます。

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1000系を待つ間にやって来たのは、
先ほど渋谷で撮った9000系9101F。
もちろんコレもキッチリと押さえておきます。

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そして上の9000系と似たような顔ですが、
車体長が異なる、日比谷線直通用の1000系。
日比谷線との直通廃止後、その去就が気になります。
池上・多摩川線への移動か、はたまた地方私鉄への譲渡か・・・。

それにしても、50年近くも続いた東横線・日比谷線直通運転の廃止。現在の東横線では車体長20メートル車が主流になっているに対して、日比谷線の直通には18メートル車を用いなければならず、その辺が運用上のネックになっているとのこと。しかし、すでに確立した直通ネットワークを解消するというのは過去にあまり例がなく、利用者としては腑に落ちないところもあるでしょう(利用者でソネブロ仲間のCedarさんも、ブログ上で怒りをあらわにしていらっしゃいます・・・^^;)

副都心線との直通開始、日比谷線との直通廃止、生まれ変わる渋谷駅、乗り入れ車両の多様化、賛否両論、悲喜交々・・・いろいろな意見や思いが飛び交うなかで、来たる3月16日土曜日、渋谷を中心に新たなネットワークが始動します。いち鉄道マニヤとしては・・・東横線を走る西武の電車や東武東上線で東急の車両が日常的に見られると思うと、ちょっと楽しみかな~(^^) 。



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