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関東鉄道・・・常総線完全復旧記念列車 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2015.11.28 関東鉄道
あの水害から二ヶ月半・・
がんばろう常総!
常総線完全復旧記念列車 撮影
 
  

初秋の9月10日に発生した、台風の影響による局地的集中豪雨(関東・東北豪雨)。なかでも茨城の鬼怒川と宮城の大崎川では、それぞれに河川の堤防が決壊して川が氾濫、街や集落が水没してしまう甚大な被害を受けました。ものすごい勢いの濁流が住宅街に押し寄せるという茨城県常総市の衝撃的なニュース映像など、ご記憶されている方も多いのではないかと思います。その常総市を走る鉄道路線、関東鉄道・常総線も駅や線路、さらには車両基地までもが浸水。そして水が引いたあとには崩落した路盤などがそこかしこに確認され、その被害の大きさは深刻なものでした。

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集中豪雨により堤防が決壊して鬼怒川が氾濫。
濁流が街に押し寄せ、そこを走る常総線も被害を受けました。
その浸水範囲は実に17.4キロ、7駅分の距離にも及びます。
(後述する車内ギャラリーより)

しかし、地元住民の足として欠かせない常総線は、一日でも早い復旧で被災地の復興を後押ししたいという強い使命感を胸に、昼夜を問わない懸命な復旧作業が行われ、運行拠点である車両基地が被災したにもかかわらず、災害発生の四日後にあたる9月14日には北部の下妻~下館で、16日に南部の取手~守谷、18日に守谷~水海道で運転を再開。そしてもっとも被害の大きかった水海道と下妻の間も、10月10日には制限速度を設けながらの運転再開。これにより発生からひと月で不通区間は無くなり、取手と下館の間の全線で運転が再開されました。この迅速な復旧作業は本当に素晴らしいことだと思います。さらに11月16日には運行システムなども復旧し、修復箇所の安全性も確認されたことから、速度制限はすべて解除。晴れて被災前と変わらぬ状態に戻った「完全復旧」を果たしたのです  └(`・∀・´)┘フッカツ!!。

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常総線の災害復旧スケジュール表。
被災からひと月での全線復旧。
そしてふた月後には被災前と同様の平常運行を再開。
その影には工事に携わった関係者の方々の
献身的なご尽力があってのことだと思います。
(後述する車内ギャラリーより)

そんな完全復旧となった常総線で週末の土曜日(11/28)に、それを記念した特別列車「復旧列車(RESTORATION TRAIN)」が運転されるとのこと (゚∀゚*)オオッ!!。私の実家がある柏からもそう遠くないところを走る常総線は、今までに何度も乗車したことがあり、撮影にもちょくちょく訪れている、個人的に思い入れのある路線です。これはやっぱり特別列車の撮影という形で同線を訪れて、私もその完全復旧を心から喜びたい 。゚(゚ノД`゚)゚。ヨカッタ。目的や理由はどうあれ、やはり鉄道は乗車券を購入して実際に乗りに行くことが、いちばんの支援になるのではないかと思います。そんなワケで今回は茨城のローカル私鉄、関東鉄道・常総線を訪れることにしました (/*´∀`)o レッツラゴー♪。


11月28日(土)

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常総線へ向かうのに都内から乗るのは、
秋葉原とつくばを結ぶ、つくばエクスプレス。
この独特なお顔の電車に乗るのは久しぶりです。
▲首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス)秋葉原

関東鉄道・常総線は、茨城県南部の取手(とりで)から守谷(もりや)、水海道(みつかいどう)、下妻(しもづま)などを経て、下館(しもだて)までを結ぶ、非電化のローカル私鉄です (・o・*)ホホゥ。都内のウチから鉄道を使ってこの常総線へアクセスするには大きく分けて三通りあり、一つめは上野から常磐線で取手へ。二つめは秋葉原からつくばエクスプレスで守谷へ。三つめは少し遠回りになりますが、宇都宮線で小山か、常磐線で友部へ出て、小山と友部を結ぶ水戸線で下館へ・・・といったところ σ(゚・゚*)ンー。そのなかで今回の私は、ちょっと家を出るのが遅れたこともあって、いちばん到達時間が早いつくばエクスプレス経由を選びました。守谷までは秋葉原から快速で30分ちょっとです バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。

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守谷で常総線へ乗り換え ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。
水海道ゆきの普通列車は新塗装のキハ2000形でした。
▲関東鉄道常総線 守谷

守谷の有人改札で常総線の一日乗車券(1500円)を購入し (*・∀・)つ[キップ] 、すぐにやってきた下りの水海道ゆきへ乗り込みます ε=(*・ω・)ノ ノリマツ!。常総線と言うと、つい一、二年ほど前までは北部の水海道と下館の間で国鉄から譲渡された旧型のキハ100形(元・国鉄キハ30)が運転されており、私もそれをお目当てにちょくちょく撮影へと訪れていたのですが【◎】]ω・´)パチッ!、キハ100形が事実上の引退となってからはちょっと足が遠のいていました σ(・ω・`)ウーン…。そして同線は昨年今年の夏にも花火と列車を組み合わせて撮影しているものの、その時は始発駅の取手で撮っているので常総線自体には乗っておらず、乗車するのはかなり久しぶりのことになります (=゚∇゚)ノ オヒサ!。ブログの記録によると、2012年の5月以来、三年ぶりか・・・(´ー`)トオイメ。

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守谷から三つ目の水海道が近づくと、
車窓の右手には水海道車両基地が見えてきます (゚o゚*)オッ!。
多くの車両が所属する車両区や検査等を行なう検修区、
さらに運転指令室までもが所在するこの常総線の中枢も、
件の水害に飲み込まれてしまいました。
▲関東鉄道常総線 小絹-水海道(車窓から)

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こちらがその水害を被った水海道車両基地の様子。
主力車両の多くは水が到達しないと予測される駅
(新守谷や取手など)へ避難移動させましたが、
写真に写っている休車扱いのキハ101や
検査中で移動させることが困難だった一部の車両などは
冠水した基地内に取り残されてしまいました。
(後述する車内ギャラリーより)

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車高の高い鉄道車両だと
それほどの冠水に見えないかも知れませんが、
駐車場に止めてあったクルマの様子はこんな感じで、
かなりの深いことが伺えます。
(後述する車内ギャラリーより)

氾濫発生の翌日あたりにはニュースでその冠水被害が伝えられた、水海道車両基地を車窓に眺めながら通り過ぎ、やがて列車は常総線の主要駅・水海道に到着。一部の直通列車を除き、大半がこの水海道を境にして南部(取手~水海道)と北部(水海道~下館)に運転体系が分かれる常総線 ( ̄。 ̄)ヘー、今回運転される復旧記念の特別列車は北部の水海道と下妻の間で運転されるので、それを撮る私もここで北部へ向かう下館ゆきに乗り換えです ノリカエ...((((o* ̄-)o。

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守谷から乗ってきた列車は水海道止まりなので、
ここでいったん下車します。
水海道は常総線を北部と南部に分ける主要駅。
▲関東鉄道常総線 水海道

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水海道の駅に掲示してあった、
復旧列車運転の告知ポスター (゚∀゚)オッ!。
運転区間は件の水害で大きな被害を受けた
水海道と下妻の間を一往復する予定です。

ところで、今回特別運転される復旧列車へ乗車できるのは、往路と復路それぞれ240人限定で、事前に水海道(往路)と下妻(復路)で配られる乗車整理券が必要です (・o・*)ホホゥ。ちょうど私が水海道に着いた直後に往路の整理券配布が開始され、列に並んだ地元の方や鉄ちゃんがそれを手にしていました ドゾー (*´ω`)つ[整理券] 。ただ、それほど多くの方が集まったわけではないらしく、列に対して整理券にはまだまだ余裕がありそう (゚∀゚)オッ!。それを見て私も今回は撮り鉄(撮影)ではなく、乗り鉄(乗車)の方を楽しもうかな・・・σ(゚・゚*)ンー…との考えも一瞬はアタマをかすめたのですが、やっぱり私は撮る方で復旧列車を記録したい (・∀・`)トリタイ。配布していた駅員さんにお願いをして整理券をもらわずに写真だけを撮らせていただき (^_[◎]oパチリ、私は予定通り次に水海道を発車する下り列車へ乗って復旧列車を先回りします ε=┌(;゚д゚)┘イソゲ!。

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水海道駅で配られていた乗車整理券。
「復旧列車 RESTORATION TRAIN 1号」の列車名や、
編成表などが券面に記載されています (・o・*)ホホゥ。
それによると復旧列車は四両編成のようですね。
ちなみに復旧列車へ乗るにはこの整理券のほかに、
一日乗車券等が必要になります。

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復旧列車の整理券はもらわず、
私は普通列車の下館ゆきに乗車 ε=(*・ω・)ノ ノリマツ!。
常総線の南部を走る列車は大半が二両編成ですが、
北部の列車は基本的に単行(一両)です。
▲関東鉄道常総線 水海道

乗り継いだ下館行きの普通列車は水海道を発車。いま走っているこのあたりの線路は、氾濫発生後の数時間で完全に水没してしまいました。しかし車窓からは大きな川の流れなど見えず、常総線が跨ぐのはせいぜい小川か用水路程度のもの σ(゚・゚*)ンー…。なので、常総線が川の氾濫による水害に襲われたというのが、私のなかでは意外というか驚きが大きかったのですが、実は車窓から見えない程度の距離を保ちながら、西側に鬼怒川が、東側には小貝川が並行して流れており、このあたりは昔から川の氾濫による水害の警戒地域として知られていたのだそうです (・ω・`)ソーナンダ。そして常総線の線路と鬼怒川が比較的近い位置にある三妻(みつま)と南石下(みなみいしげ)の駅間付近で堤防の決壊が発生して川が氾濫、もっとも大きな被害を受けました。その区間を運転室脇から眺めてみると、新たなバラスト(線路の敷石)が敷かれた修復箇所がいくつも確認できます。

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田園が広がり、のどかに見える車窓風景ですが、
実はこのあたりがもっとも被害の大きかった区間。
線路の敷石にはまだら模様となって、
その修復の跡がしっかりと残っています。
▲関東鉄道常総線 三妻-南石下(前方の車窓から)

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被災直後のこの付近を撮った写真では、
あたり一面が水没してしまっています。
かろうじて線路は見えていますが、
川が氾濫して水が押し寄せた当日には
線路や道床も完全に水没してしまったのだとか。
(後述する車内ギャラリーより)

そして実はこのあたりは一面が広大な田園地帯で抜けがよく、列車の背景には沿線のシンボル・筑波山も写し込めるため、私もよく訪れていた常総線の定番撮影地のひとつでした。それだけにニュース映像で見た、あの変わり果てた水没状況には大きな衝撃を受けたものです ヾ(´Д`;)アア…。そこで今回の復旧列車を記録するならば、やはりこの区間で撮りたいと思い、私は南石下で列車を降りました。

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水海道から四つ目の南石下で下車。
この南石下は堤防が決壊した氾濫箇所に、
もっとも近いところに位置する駅で、
被災直後にはホームより低い位置が
すべて水没してしまいました。
▲関東鉄道常総線 南石下

秋葉原0730-(TX線 快速3007)-守谷0803~0809-(常総線3035)-水海道0819~0842-(5039)-南石下0856

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線路沿いの道を歩いていると、
列車内からも見た修復箇所が間近に見られます。
被害の酷いところでは道床が流されてしまい、
レールが宙づり状態になったのだとか。
▲関東鉄道常総線 南石下付近

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遮断機や警報機のある踏切は39カ所が水没。
制御機器をすべて取り替えなくてはならなくなりました。
この踏切も駆動部のみ新しくなっているのが解ります。

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そして鉄道施設だけでなく、周囲の住宅の壁には今も、
冠水時の水位を表す跡がクッキリと残っていました。
この高さ、だいたい私の腰上から胸下くらいまであります。
ボートを使った救助なども行なわれていましたよね・・・。

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田んぼや畑は、素人目に見ても酷い状況だとわかる有様。
堆積した汚泥が干からびて、ひび割れを起こしています。
来年以降の田植えや作付けに影響がなければよいのですが・・・。

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そんななか、数日間は完全に水没していたと思われるところで、
しっかりと咲かせる花々が見られました。
自然のたくましさを感じます └(`・∀・´)┘ツヨイゾ!。

南石下は常総市南部の石下地区にある小さな駅。あの水害から三ヶ月が経ち、一見すると静かな集落は平穏を取り戻したように感じますが、それはあくまでも表向きであり、きっと今でも苦労されている方は数多くいらっしゃることでしょう。よく見ると家々の壁には浸水したことを物語るような水の跡が所々に確認できました。そんな家々が密集する路地を抜けると田園が広がり、その先に見えてきたのが線路を大きく跨ぐ陸橋です。平地よりも高さがあって周囲を一望できるこの陸橋上からは、氾濫発生時にニュースで多くのリポーターが中継をしていました。

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南石下から三妻方向へ歩く事15分、
ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク
常総線を大きく跨ぐ陸橋へやってきました。

さて、ここからはいつもように鉄道撮影の方へ重点を置いて、話を進めて行きたいと思います。今回の目的である復旧列車を狙う撮影地はこの陸橋上で、非電化路線の常総線は上からでも障害物に阻まれず、スッキリと列車を撮る事ができます (゚∀゚)オッ!。前述したように水海道と下妻の間を一往復する復旧列車、まず午前中に運転されるのは下妻ゆきの下り列車です。とすると本来、向かって来る下り列車を正向きで捕らえるには、跨線橋の上り方でカメラを構えることになるのですが、基本的に路線が南北方向へと延びる常総線は一部区間をのぞいて下り列車がおおむね逆光となります。ためしにこの陸橋上から下り列車を正向きに撮ってみるとこんな感じ【◎】]ω・´)パチッ! 。

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広大な田園風景のなかを行くシーンが撮れる
跨線橋から見た上り方。
三年前に訪れた時は初夏の5月で、
まるで緑の絨毯のような青田が印象的でした。
そのような風景がまた見られることを願っています。
▲関東鉄道常総線 三妻-南石下

列車の側面には日が当たるものの、やはり顔(正面)は黒く潰れてしまいます (゚ペ)ウーン…。今回の復旧列車は正面に特別のヘッドマークが掲げられることになっているので、できればそれをしっかりと見せたい (´ω`)ソウネ。そこで私は車道を挟んだ反対側の下り方でカメラを構え、列車の顔が順光となる後ろ側を狙うことにしました コッチ...((((o* ̄-)o。私は条件が良ければ後追いでも構わないし、単線ならば上下線が同じ線路を走るのでそれほど違和感もないでしょう。ためしに今度は下り方から向かってくる上り列車を撮ってみます【◎】]ω・´)パチッ!

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光線状態が順光となる下り方。
こちら側のアングルでは田んぼの向こうに
石下地区の集落を写し込むことができます。
さらに、その背後には・・
・(*゚0゚)ハッ!!
▲関東鉄道常総線 南石下-三妻

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快晴だったこの日、霞み気味ではあるものの、
遠くには日光連山の山並みも確認できました。
(゚∀゚*)オオッ!!
写真のいちばん左に見えるのが男体山です。

うん、列車の顔やヘッドマークを重視するならばこちらの方がよさそう (・∀・)イイネ!。しかも空気の澄んだ快晴に恵まれたこの日は、背景に日光連山の雄大な山並みも臨めます (゚∀゚*)オオッ!!。これはなかなかイイ感じで、本命の復旧列車もこのアングルに決めかけました m9(`・ω・´)ケテ…イ?。でも・・・この快晴の空のもとで存在を主張しているのは、日光連山だけではありません (=゚ω゚=*)ンン!?。もっと身近な常総線沿線のシンボル的存在、名峰・筑波山(つくばさん)だってその姿をクッキリと現しています (゚∀゚*)オオッ!!

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常総線の東側にそびえるのは、筑波山。
それほど標高の高い山ではありませんが(標高877m)、
その美しい山容から日本百名山のひとつにも選ばれた、
この地域のシンボル的存在です。
(´▽`*) ツクバサン~♪

たしかに、今日のような空気が澄んだ晴天でしか見られないであろう、常総線と日光連山のコラボも貴重な情景ではありますが、常総市一帯を襲った水害からの復旧を果たした記念列車は、やはり筑波山と組み合わせて記録すべきのように思います (゚ー゚*)タシカニ。実はヘッドマークが掲げられた列車の正面と、サイド寄りに位置する筑波山を同じフレーム内で一緒に写し込むには、絵的にちょっと苦しいアングルになるので、初めはこの組み合わせで撮るのを躊躇していたところがあったのですが (゚ペ)ウーン…、物は試しと広めのレンズを使ってファインダーを覗いてみたら、実際は意外と悪くない感じに収まりました (゚∀゚)オッ!。通過の10分前に私はようやくアングルを決定し、復旧列車を迎えます m9(`・ω・´)ケテ-イ!。やがて上り方の直線上にゆ~っくりとしたノロノロ運転で近づいてくる、黄色いヘッドマークを掲げたキハ2000形の姿が確認できました ε-(°ω°*)キタッ!。ちなみにこのノロノロ運転は、完全復旧前の速度制限(時速40キロ以下)が設けられた状態を再現し、車内では当時の被害状況や復旧状態などの説明が行なわれたために、このような速度設定だったらしい ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。これならば上り方で一発撮ってから、急いで下り方へまわっても間に合いそうでしたが、慌てて車道を渡るのはアブナいので、それはやめました。下り方の後追いのみに集中します (`・ω・´)シューチュー!。

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真っ青な快晴の空のもと、
復旧した鉄路をじっくりと噛み締めるように進む記念列車。
その姿を筑波山が見守ります。
▲関東鉄道常総線 南石下-三妻(後追い)

ここに常総線が完全復旧を果たしました~!☆:*:・感。゚(゚ノД`゚)゚。動・:*゜☆
あの衝撃的な水害の惨状から二ヶ月半、軽やかに走る列車のジョイント音が常総の町に帰ってきました ヽ(´▽`*)ノオカヘリ~!。地元に根付いた鉄道の復活は、そこに暮らす方々の大きな励みとなり、被災された地域に活気をもたらすことでしょう。やっぱり列車が走る町の情景って、いいものですね (*´ω`*)ウンウン。そしてこの復旧列車、四両という長編成が北部のこの区間に入線するのも珍しいことなのですが、実は編成中の後ろ二両に連結されたキハ2303+2304は、水海道車両基地が浸水被害に遭った時にちょうど検査入場しており、自走での避難移動ができず被災してしまった編成なのです (・ω・`)ソーナンダ。気動車のエンジンなどが水に浸かった場合にどのような悪影響を及ぼすのか、またその修理がどれほど困難なのか素人の私には解りませんが、現場の献身的な修復作業によって同車は無事に復帰を果たし、今回の復旧列車の編成に抜擢されました (゚∀゚*)オオッ!!。ひょっとしたら復旧列車が運転されたタイミングは、この被災編成の出場に合わせたものなのかも知れませんね。列車は復旧を喜ぶかのように高らかな警笛を鳴らして、走り去ってゆきました ジ━━(っ∀・。)━━ ン。

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「復旧列車」の黄色いヘッドマークを
誇らしげに掲げたキハ2304。
検査入場中に被災した同車でしたが、無事に本線へ復帰。
出場したてで、屋根上などがピカピカに輝いています。
▲関東鉄道常総線 南石下-三妻(後追い)

今回いちばんの目的である復旧列車を、筑波山と絡めた常総線らしい情景で撮れたことに、まずは満足 (*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。でも実はこの日の常総線にはもう一本、ちょっと気になる列車の運転がある”らしい”のです (゚.゚*)ラシイ?。前出の水海道に貼ってあった復旧列車運転告知のポスターをよ~く見ると、端っこの方にはこんな記載が・・・(=゚ω゚=*)ンン!?

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先ほど見た復旧列車運転告知のポスター、
その端っこの方にはこんなプチ情報がありました。
シークレットになっている「あの車両」とは
いったい・・・? σ(゚・゚*)ンー

シークレットになった「あの車両」、そして「下妻駅でJUST A MOMENT」の一言・・・小さなプチ情報ですが、これは撮り鉄に取って見逃せない重要な情報です (゚∀゚*)オオッ!!。「JUST A MOMENT」、つまり「ちょっと待ってて」ということはおそらく、ポスターのメインに書かれている復旧列車が終点の下妻に到着後、シークレットの「あの車両」があとから追いつく設定になっているのではないでしょうか σ(゚・゚*)ンー…。そこで私は復旧列車の撮影後も撤収せずに同ポイントでしばらく待ってみると、次の下り定期列車(下館ゆき)として現れたのは・・・まさに「あの車両」!(*゚ロ゚)ハッ!!

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冠雪した日光連山を遠くに臨みながら走り行くのは、
ツートンカラーが鮮やかな、
旧塗装復刻色のキハ310形、キハ313+314編成!
▲関東鉄道常総線 南石下-三妻(後追い)

復刻色、キタ━━━━ヽ(゚∀゚)ノ━━━━ッ!!
そう、シークレットになっていた「あの車両」とは、ツートンカラーの旧塗装を復刻した、キハ310形のキハ313+314編成でした w(゚o゚*)wオオー!!。キハ310の復刻色編成というと個人的には今年の夏に取手で花火と組み合わせて撮影したのが記憶に新しいところですが、本来はこの復刻色を含む二連の310形は水海道よりも南部の区間で主に使用されており、単行で運転される北部の区間に入線するのはとても珍しいこと ( ̄。 ̄)ヘー。しかも臨時のイベント列車ではなく、定期列車(5057列車)の代走運用と言うところがまたニクいじゃないですか ъ(゚Д゚)グッジョブ!!。ただ、個人的にはシークレットの情報を見たときに、ひょっとしたら休車中のキハ100形(キハ101か102)が復帰するのでは・・・なんて期待をちょっと持ってしまったのですが、さすがにそれはありませんでした (・∀・`)ザンネン。それでも復刻色のキハ310形をふだんは通らないこのポイントで撮れることは嬉しく、しかもバリ晴れで山がクッキリ見えるという好条件です (゚∀゚*)オオッ!!。そこで今度はまず今の下り列車の方を日光連山の背景で撮り【◎】]ω・´)パチッ!、下館で折り返してくる上り列車の方は筑波山を背景に入れることとしました コッチ...((((o* ̄-)o。ちなみに日光連山バックの方を先に撮ったのは、遠景は時間が経つと雲や霞みで見えなくなってしまう恐れがあったからと、筑波山バックは後にした方が光線状態は良くなるからです (´ω`)ナルヘソ。特別運転の復旧列車は午後の運転まで下妻で小休止していますが、定期列車の代走に入った復刻色は下館で折り返して、二時間ほどでこのポイントへと戻ってきました (=゚ω゚)ノ オカヘリ。

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雄大な筑波嶺の麓をゆくキハ310形復刻色編成。
ちなみに常総線のキハ310形は元・国鉄キハ10系で、
車体は大幅に更新(新造)されているものの、
どこか国鉄型に相通ずるような懐かしさが感じられます。
▲関東鉄道常総線 南石下-三妻

筑波山バックで復刻色が撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
復旧列車が通過した時間帯にはまだ列車の側面に日が当たっていませんでしたが、二時間も経って復刻色が折り返して来るまでに日はまわり、見事なまでのバリ順となりました。青空のもとで筑波山を背にして走る復刻色のキハ310、う~んシブカッコいいなぁ・・・。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。メインの復旧列車だけでなく、こんなスペシャルサプライズも用意していただけたなんて、ファンを思う関東鉄道の気持ちには本当に感謝、感激、感動の言葉に尽きます (;∇;)カンドー!。心からこの日の常総線へ撮影に来てよかったと思えた瞬間でした ・:*:・キテ(*ノ∀`*)ヨカッタ・:*:・。結局、寒風吹きすさぶ陸橋上に三時間近くも居ちゃったけれど、大満足の撮影になりました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪

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撮影後は南石下から再び下り列車へ乗車。
ホームに入ってきたのは単行のキハ5000形です。
▲関東鉄道常総線 南石下

ところで、復刻色は上下の往復が撮れたけれど、復旧列車の方は往きが下って行ったまま σ(゚・゚*)ンー(復刻色と復旧列車、ちょっと使い分けがややこしいね・・・^^;)。実は復旧列車の車内は中吊り広告のスペースを利用して、災害発生から復旧までの記録写真が展示された「車内ギャラリー」となっており、下妻に到着した復旧列車はすぐには折り返さず、三時間ほど駅に停めて車内が開放されているのです (・o・*)ホホゥ。そこで私は折り返しとなる復路の復旧列車は走行シーンを沿線で撮らずに、列車が開放されている下妻でその車内ギャラリーを見学することとしました (´ω`*)イイネ。南石下から下り列車で四つ目の下妻で下車。

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常総市に隣接する下妻市、その中心駅の下妻で下車。
下妻は深田恭子さんと土屋アンナさんがW主演した
映画「下妻物語」の舞台です ( ̄。 ̄)ヘー。
▲関東鉄道常総線 下妻

南石下1316-(常総線 5077)-下妻1332

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二面三線構造で有人駅の下妻。
復旧列車は臨時ホームの3番線に停車していました。
(゚∀゚*)イタ!
▲関東鉄道常総線 下妻

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あらためてじっくりと眺める復旧列車の編成と、
それに掲げられたヘッドマーク。
マークには「がんばろう常総」のほかに、
「しゃーんめ!進むしかないっしょ」の言葉がありました。
 (`・∀・´)シャーンメ!
▲関東鉄道常総線 下妻

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そして復旧列車の車内では中吊りスペースを利用して、
常総線復旧までの軌跡が写真で紹介。
どの写真も思わず見入ってしまいます。

復旧列車を使ったギャラリーでは、鬼怒川が決壊した直後の水没した沿線風景や車両基地からはじまり、水が引いた後に残った汚泥が堆積する線路、激流によって崩れた路盤、使い物にならなくなった踏切などの被害状況、そしてそこからの懸命な復旧作業の様子を記録した写真が、四両の編成に渡って展示されています。なかには先ほど私が撮影に訪れた三妻と南石下の間で、多くの保線員がツルハシやスコップを手にし、手作業で復旧に取り組んでいる様子などを写したものもあり(上写真)、列車が安全に運転を再開するようになるまでにはこのような地道で懸命な努力があったことを、決して忘れてはいけないと感じました。あらためて復旧に携わった方々へ、心からの賛辞を贈りたいと思います。

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一鉄道ファンの私には何もできないけれど、
せめて乗車券やグッズの購入、些細な募金などで
少しでも支援に貢献できればと思います。
購入したのはキハのイラストがカワイイ
常総線のハンドタオル
(´▽`*)キハキハ~♪
左はこの日使った「常総線一日フリーきっぷ」です。

さて、復旧列車を沿線での撮影と、車内ギャラリーの見学という形で堪能し、目的を果たした私 。でもせっかく常総線全線が乗り降り自由の一日乗車券を持っているのならば、もう一カ所だけ寄りたいところがありました σ(゚ー゚)ドコ?。上りの復旧列車とは逆方向の下り列車へ乗り、次に私がやってきたのは常総線の終点・下館 。

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下妻からさらに下り列車へと乗り、
終点の下館へやってきました 
(・ω・)トーチャコ
この駅、意外と拙ブログでの登場回数が多いんですよね(笑)
▲関東鉄道常総線 下館

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でも、北口のJR側ではなく
南口に位置する関鉄側の駅舎を紹介するのは、
これが初めて・・・だったかな? σ(゚・゚*)ンー
ちなみに改札は共通で、
南北どちらの改札からでも各線に乗車できます。
▲関東鉄道常総線 下館

下妻1404-(常総線 5081)-下館1424

下館は常総線のほかにJR水戸線、真岡鐵道の三路線が乗り入れる、茨城県西部のちょっとしたターミナル駅 (・o・*)ホホゥ。そしてこの下館を私が訪れるのは、今年5月のゴールデンウィークに水戸線で運転された485系の快速「足利大藤まつり号」を撮りにきて以来のこと。その前回にお昼ゴハンで立ち寄ったのが・・・σ(゚・゚*)ンー…そう、インパクトの強い「あのお店」です (*゚ロ゚)ハッ!。今回もちょっと遅いお昼ゴハンを、そこでいただくことにしました (´ρ`*)ハラヘター。

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下館駅の南口から線路沿いに歩いて
5分ほどのところにあるのが、
鉄道グッズが飾られた焼きそば屋さん。
今年の5月以来、二度目の来店です

(*・ω・)ノ゙チワッス♪

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初入店の前回はノーマルな300円盛りにしましたが、
今回は朝から何も食べてなくてオナカが減っていたので、
お店の おばちゃん おねーさん曰く「ちょっと多め」の
400円盛りにしてみました。
σ(゚ー゚)チョット、オーメ…
でも運ばれてきたのはこの量
で、スゴいボリュームです。
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!
おそらく縁日で売られるパック焼きそばの三倍・・・
いや、四倍くらいはあるのか?

少し多めの焼きそばを頼んだら思いがけずスゴいボリュームで、私のオナカはすっかり満たされました ()´З`)=3 マンプク!。ちなみにこのお店の焼きそばを紹介する際、つい私はその量に対する安さをフィーチャーしてしまいがちなのですが、絶妙な麺の炒め具合と特製ソースの味がヤミツキになるお味 (゚д゚)ウマー!。それが忘れられずに今回も下館まで食べに来てしまいました。

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焼きそばで満腹となって下館をあとにします。
ここから乗る常総線はもちろん上り列車。
▲関東鉄道常総線 下館

名物(?)の焼きそばを食べ終わり、あとはもう都内へと帰るだけ (´w`*)ドツカレサン。前述したように下館からは水戸線も出ていますが、もちろん私は一日乗車券を活用するために常総線を使います コッチ...((((o* ̄-)oあの鬼怒川の決壊という水害から二ヶ月半の時を経て、見事に完全復旧を果たした常総線。個人的に旧型のキハ100形が休車(事実上の引退)となってからは足が遠のいていた同線ですが、今回の復旧列車をキッカケに訪れたことで、あらためて沿線にそびえる筑波山の情景などに魅了され、たとえお目当ての車両が走っていなくとも、またぜひこの常総線の撮影に訪れたいと思いました (=゚ω゚)ノ マタクルヨ!。そして沿線の所々にはまだ水害の爪痕が多く見られましたが、この常総線の復旧が地域に活力を与え、被災された方が一日も早く元の生活に戻れることを心から願っています。

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水海道で北部の列車から南部の列車へ乗り継ぎます。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
構内踏切から列車を眺めたら、線路が西日を反射してキラッ☆
長期運休で錆び付いた線路など、もう見たくないものですね。
▲関東鉄道常総線 水海道

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この日は都内でちょっとと待ち合わせをしていたため
帰りも時間優先でつくばエクスプレス経由を選択。
夕刻の上り列車は空いていましたが、
ちょうど日没と重なったので、
私は先頭からの前面展望を楽しみました。
真っ赤な夕日がキレイ♪ (´▽`*)キレー♪
▲▲首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス)守谷
▲つくばエクスプレス 守谷-柏たなか(前方の車窓から)

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車窓には富士山のシルエットがクッキリ!
(゚∀゚*)オオッ!!
この日は常総線の完全復旧を祝うかのように、
本当によく晴れた一日でした。
▲つくばエクスプレス 三郷中央-八潮(前方の車窓から)

下館1504-(常総線 3102)-水海道1559~1601-(1102)-守谷1611~1619-(TX線 区間快速4062)-北千住1643

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