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京急・・・「1000形 ありがとう運転」 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2010.06.27 京浜急行
1000形ありがとう運転 撮影記
  

まずは先週水曜日(23日)のこと。仕事で川崎へ行く用事があり、往路はJRで向かいましたが、復路は久しぶりに京浜急行を使うことにしました。実は今、京急川崎から出ている京急の支線・大師線では、名車・1000形が最後の活躍をしており、惜別のヘッドマークを掲げて走っているとのこと。そこでせっかくなら、川崎へ行くついでにこの1000形が撮れないかと思い、京急川崎へ向かったわけです。ところが、この日の大師線は日中に運転されている三運用すべてが1500形。引退までのマーク掲出期間は1000形が運用に就いているものだとばかり思っていた私はガッカリ。仕方なく諦めて品川方面へ帰ろうと本線ホームへ上がったそのとき、本線下りに入ってきたのは1000形!

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本線で最後の活躍をする6連の1000形
10.06.23 京急本線 京急川崎


あまりに突然で、停車中の後ろを撮るのが精一杯でした。1000形は大師線を中心に運用されている4連と本線用の6連、それぞれ一本ずつしか残っていません。当然、運用範囲の広い本線用の方が捕まえづらいはず。その一本が偶然やってくるとはツイているのか? でもこの編成にはヘッドマークが付いていません。やっぱりマーク付きが撮りたい・・・。そこで1000形の運用を調べてみようとネットで検索していると、ある運転情報が京急の公式HPに出ていました。それは「1000形ありがとう運転の実施」。27日(日)に、往年の種別板を装着した1000形が金沢文庫~三浦海岸~京急久里浜を走るというもの。「往年の種別板」ということは、撮りたかった惜別マークではないのですが、これは1000形の勇姿を撮れる最後のチャンスだと思い、撮影へ出かけてみることにしました。

6月27日(日)
渋谷-(東急東横線)-横浜-(京急本線・久里浜線)-YRP野比

車窓から撮影地を探しながら追浜や久里浜で降りてみるも、現地へ行ってみたら架線柱やケーブルなどの位置が悪くイマイチ。さらにYRP野比でも車窓から見た場所は思ったよりも雑草がひどくて足回りが見えない・・・。高架やトンネルが多いこの辺り、なかなか撮影地を見つけられずに京急長沢方面へ歩いていると、坂の途中から築堤上を走る線路を見下ろせる場所に出ました。既に多数の同業者が待っているところを見ると、ここは有名なポイントみたいです。まだ少し場所に余裕があったので、私もここから狙うことにしました。

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まずはステンレスの新1000形。京急初のステンレス車も見慣れてきましたね。
京急久里浜線 YRP野比-京急長沢(後追い)


いい撮影地ですが、架線柱の間隔が狭くてスッキリしない。下がカツカツなのは、線路際のフェンスと前方で構える同業者をクリアしたためなのですが、ちょっとバランス悪いか・・・。

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1500形の快特。都営からの直通でやってくる三扉ロングシートの快特は
乗るとちょっと損した気分になります・・・
京急久里浜線 YRP野比-京急長


二枚目は一スパン先で撮ってみました。バランスはいいけど、こちらも意外と架線柱が目立つなぁ・・・。ちなみに新1000形が80ミリ、1500形は180ミリで撮影しています。さらに300ミリでも撮影。

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やっぱり快特といえば2100形。関東私鉄の車両では、随一の乗り心地だと
私は思っています。環境電車の「ノルエコ」編成。


今度はガードの鉄柵が目立つ・・・。でも編成はスッキリするし、背景の住宅もクリアできる。あとは好みの問題ですが、私はこの300ミリアングルがいちばんしっくり来ました。本番の1000形もこれで撮影することにします。

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堂々の8連で「快特」の種別板を掲る、1000形。
 
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上写真の「種別板」部分をトリミングしてみました。


1000形に「快特」板、やはり似合いますね。派手な「さよならマーク」よりも、コアな京急ファンにはこちらの方が喜ばれたのではないでしょうか。6連しか残っていなかった1000形ですが、この日のために運用を離脱していた2連を連結して8連で運転されたのも嬉しい心意気。ちなみにこの列車、事前募集の団体列車ではなく誰でも乗車できる「臨時快特」。とはいえ、車内はテツで埋め尽くされていたことでしょう・・・。
さて、当初は今の折り返しも撮る予定だったのですが、撮影地で居合わせた同業の方から「今日は大師線でも1305(4連)が動いてますよ」との情報をいただき、予定を変更。大師線へ向かうことにしました。折り返しの「特急」板を掲げた1000形も捨てがたいのですが、やはり「惜別マーク」付きの1000形が撮りたい。

京急長沢-(京急久里浜線・本線)-京急川崎

京急川崎で大師線ホームへ降りてみると、さっそくいました1000形。ちゃんとヘッドマークも掲げられています。本線の臨時列車を撮影する方に集中しているためか、こちらはそれほど混んでおらずに余裕で撮影ができます。臨時列車の折り返しを撮らずに川崎へ来たのは、そういう理由がありました。

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大師線ホームに停車中の1000形。テツの数は少なめでまったり。
京急大師線 京急川崎
 
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真正面からも一枚。やはり京急と言えばこの顔・・・。


京急川崎-(京急大師線)-港町

1000形に乗って、川崎の隣駅・港町で下車。有名なS字カーブのポイントへ向かいます。編成の入る定番位置には何人かの先客がいたので、一本目はちょっと変わったアングルで。

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ヘッドマーク強調気味に、正面からフレームアウト構図。
オデコの丸みと一灯ライトが1000形の特徴。
京急大師線 港町-京急川崎


短区間の大師線を何往復もする1000形。一度撮影したら、ほとんどの方が撤収して次の撮影地へ向かいます。空いた定番位置から今度はカーブ行く1000形を撮影。

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港町付近の急カーブを車体を軋ませながら進む1000形。
京急大師線 京急川崎-港町


迫力ある1000形が撮れて大満足。この一枚が撮れればじゅうぶんなので、私も次の方に場所を譲って撤収。今の列車の折り返しを待って、最後に一区間だけ1000形を乗り納めしてきました。

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港町駅へ進入する1000形。
これが私の1000形ラストカットかな・・・。
京急大師線 港町


港町-(京急大師線)-京急川崎-(京急本線)-品川

私にとって京急はそれほどなじみ深い路線ではありません。それでも幾度となく利用した京急の顔と言えばこの1000形でした。頼りなげな一灯のライト、片開きの側扉、薄いグリーンの化粧板にブルーモケットの腰掛け・・・古臭いながらも、どこか暖かみのある車両だったと思います。 1959年(昭和34年)のデビューから実に50年間も走り続けた名車・京浜急行1000形。長い間お疲れさまでした。

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ONE-shot 28 ブルーの日 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 28 ブルーの日

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やりました! 日本代表「サムライ・ブルー」。
デンマークを破って、決勝トーナメント進出を決めました!
それにしても本田、遠藤両選手のFKはお見事。決まった瞬間、鳥肌が立ちました。
今大会はボールの質や気圧の変化などで直接FKを決めるのが難しいと言われ、
ほとんどの選手が枠外へ大きく噴かしてしまいます。
そんな難しい条件のなかで、あの美しいFK。ホントに素晴らしいと思います。
韓国のパク・チュヨン選手もナイジェリア戦でFKを決めているところを見ると、
今大会の条件はアジア人のキック力に適しているのかも知れません
(もちろん技術あってのものですが)。
何にせよ「サムライ・ブルー」、決勝T進出おめでとう。次はパラグアイ戦ですね。
(個人的にはイタリアとのガチンコ勝負が見たかったけど・・・)
   

さて、ここからはもうひとつのブルー
話題の新ブルトレ牽引機EF510-500、本日の「カシオペア」が運転初日です。
今日は外回り仕事だったので、ついでに東十条で一番列車を眺めてきました。
実は私、EF510-500の自力走行シーンを見るのはこれが初めて。
頻繁に行われていた訓練運転は、都合がつかず撮影できませんでした。
そんなワケでちょっとドキドキ・ワクワクの初撮影。
定刻に現れたのは、新鮮なブルーの機体・・・。
牽引機は初日にふさわしくトップナンバーの501号機でした。
本来「カシオペア」には専用色の510(通称・カシガマ)が使用される予定ですが、
まだカシガマは出場しておらず、当面は北斗星色の青い510が使われるようです。
 
JR型電機の牽くJR型客車・・・。寝台特急の新たな時代が幕を明けました。
 
10.06.25 東北本線 尾久-赤羽(東十条付近)


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中央線・・・さよなら 201系(H4) ラストラン撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2010.06.20 中央線
さよなら 201系(H4) ラストラン撮影記
  
4月11日の富士急入線を皮切りに、二ヶ月もの長期に渡って行われてきた201系H4編成の「さよなら運転」。20日(日)には、ついにH4最後の走りとなる「さよなら中央線201系H4編成ラストラン 山梨そして信州」が運転されました。この列車の営業運転区間は豊田~松本ですが、その後車両は長野まで回送され、そのまま廃車となります。つまり廃車回送を兼ねた片道のみの運転。廃回を客扱いしてしまうなんて、すごいツアーですね・・・。今回の注目すべき点は、普段201系が入線しない大月以西の運転と、各種「さよなら運転」に際して6連へ短編成化されていたH4が、10連のフル編成に戻されるということ。そこで当初は信濃境~富士見の立場川橋梁を俯瞰する有名撮影地へ行こうと思っていました。しかし先日のいわき遠征、さらにW杯をサッカーバーなどで観戦して出費が重なり、ちょっと懐具合が寂しい・・・。悩んだあげく富士見は断念。それでも頭の中には立場川橋梁俯瞰のイメージがあったので、今回は何となく俯瞰撮影モード。そこで向かったのは鳥沢~猿橋の桂川橋梁を俯瞰する撮影地でした。ここで201系を撮影しても普段の大月入線と変わらないのですが、要は気持ちの問題。この名所を通過するのもH4にとってはこれが最後。そう考えると自然と気合いが入ります。ちなみに、クルマで1000円高速などを利用している方からしてみれば、鳥沢も富士見もさして変わらないじゃん・・・とお思いでしょうが、鉄道利用だと普通乗車券だけでも富士見は鳥沢の倍以上の運賃がかかるのです(都区内から)。

6月20日(日)
高尾0820-(中央529M)-鳥沢0850

今回の目的地は鳥沢~猿橋のほぼ中間なので、鳥沢で下車。坂道に苦労しながら歩くこと40分、たどり着いた撮影地はなかなかの絶景。グリーンに塗られた新桂川橋梁が鉄道模型のストラクチャーのように見下ろせます。この撮影地は北側にあるので、晴れれば終日逆光。雨が降り、煙ってしまうとせっかくの眺望が効きにくくなってしまう。なので無難に撮るならこの日のような曇りがベストなのかな。個人的にはあまり曇り空って好きじゃないけど・・・。一息ついてからカメラをセッティング、すると初めにやってきたのはこの電車。

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485系JT「華」の「お座敷さくらんぼエクスプレス」。
中央本線 鳥沢-猿橋

休日の中央線、とくに午前中の下りは臨時列車ラッシュ。189系「あさま色」で代走された「ホリデー快速・河口湖1号」や185系の「はまかいじ」には間に合いませんでしたが、まだまだいろいろな列車がやってきます。

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国鉄色183系の「ホリ快・河口湖3号」はちょっと引き目に。

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485系JT「いろどり(彩)」で運転された、「いろどり山梨さくらんぼ号」。

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215系「ホリ快・ビュー山梨号」。
これは10連なので、このあとの201系の目安になります。

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普通列車のスカ色115系ももちろん撮影。
10連アングルなのでスカッちゃってますが・・・。

本命の通過時刻が迫り、眺望の効く高台から目を凝らして眺めていると、やがて
鳥沢駅付近を通過するオレンジの車体がかすかに見えました。いよいよH4最後の勇姿を拝みます。

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緑に囲まれた中を走り行く一筋のオレンジ・・・。
H4にとっては最後となる、名所・新桂川橋梁を渡ります。
でも遠目から見ると、ただの中央特快・大月行きですね・・・(^^;)。

シャッターを切り終わったあとも、しっかりと目に焼き付けておこうと思ったそのとき、上り線をE257系の「あずさ10号」が通過! まさにカブリ寸前、いや~危なかった・・・。こうして余韻に浸る間もなく、H4は去って行ったのでした。

猿橋1149-(中央536M)-高尾1222

考えてみると、H4編成は中央線201系最後の一本っていうわけではありませんでした。それでもこれだけ盛大に「さよなら運転」をやってもらえたH4は幸せだったのではないでしょうか。いろいろな運転区間で楽しませてくれたH4。趣向を凝らした企画をしてくれた八王子支社には大感謝です。 ・・・さようならH4、30年間お疲れさまでした。
さて、H4の引退によって中央線に残された201系は、ついにH7編成一本のみとなりました。そのH7の方も来月から「さよなら運転」が始まります。H4に比べると運転回数がわずかに3回と少なめですが、こちらの方も何とか記録してゆきたいと思っています。

注・タイトルのヘッドマーク写真は別日に撮影(10.04.11 河口湖)です。
  今回の写真じゃヘッドマークが解りづらいので・・・。


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ONE-shot 27 651系と「レール7」。 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 27 651系と「レール7」。

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先週訪れたいわきから、もう一枚。
早朝、いわきの電留線には三本の651系が待機中でした。
シンプルでスタイリッシュなデザインの651系は、私の一番好きなJR型特急車両。
三本並びが撮れるなんて、これはラッキーと思いカメラを向けると、
ちょうど中央の一本が短笛を鳴らして出庫してきました。
このシーンを見て、つい思い出してしまったのが、
20年以上前の鉄道情報系テレビ番組、「レール7」。
  
国鉄末期からJR初期にかけてテレ東で放送されていたこの番組、
15分の短い時間ながら、車両紹介や電車区訪問などかなり鉄分の濃い内容で、
毎朝(月~土の朝7時から放送)楽しみに見ていた覚えがあります。
そして当時最新鋭だったこの651系が、自慢のLED愛称器に
「レール7」のタイトルロゴを掲出して出庫するシーン、
それが番組のオープニングだったのです。
(超マイナーな番組、しかも関東ローカルなので、覚えている人は少ないと
思われますが、一応Wikiには「レール7」のページがありました。)
   
ゆっくりと電留線から出てくる651系。
正面から眺めていると、ちょっと懐かしい記憶が蘇ってきたのでした。
  
10.06.12 常磐線 いわき


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ONE-shot 26 スイスすごい! [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 26 スイスすごい!

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W杯南ア大会。まだ一次リーグですが、盛り上がっていますね!
そのなかでも驚きだったのが昨日行われたスペイン-スイスの一戦。
堅守のスイスがガチガチに守って、0-0のドローはあるかなとは思っていましたが、
カウンターからの一発で、スイスが優勝候補筆頭のスペインにまさかの完封勝利。
これは日本がカメルーンに勝ったことよりも、すごいことだと思います。
(日本がオランダに勝ったら、これ以上のビッグサプライズになるかも・・・。)

私にとってスイスは、仕事の都合で幾度も訪れたなじみ深い国。
つい応援にも力が入ってしまいます。
優勝できるほどの力は無いと思いますが、ぜひ決勝トーナメントまでは
勝ち残って、南アに「スイス旋風」を巻き起こしてほしいと願っています。

写真は二年前に訪れた、スイス西部・フルリエでの一枚。
この小さな田舎町も、昨日の勝利には盛り上がったんだろうなぁ・・・。

08.09.15 スイス ヌーシャテル地域交通  フルリエ(Fleurier)

タグ:スイス 鉄道

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常磐線・・・ED75撮影記 [鉄道写真撮影記]


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2010.06.11・12 常磐線
ナナゴ撮影
  

ひと昔前まで東北交流電化区間のいたるところで見ることができた、交流電機の雄・ED75。しかしEH500の台頭によって定期運用は激減。ED75自体もその数を減らし、もはや風前の灯といっても過言ではない状況になってしまいました。そんななか、一日に4往復もの運用が残され、いつしか「ナナゴ最後の聖地」と呼ばれるようになったのが、常磐線・北部。しかしそんな「聖地」にも、EH500の影が・・・。春先に訓練運転用として初めて常磐線に姿を現したEH500、ついに今月初めには夜の一往復が置き換えられてしまったもよう(90レ~91レ)。一往復のみながら、EH500での運転が開始された今、残された3往復が置き換えられるのも時間の問題・・・そう考えると、いてもたってもいられなくなりました。
そこで先週金曜日(11日)、退勤後に上野駅から常磐線の特急「スーパーひたち」へ飛び乗り、福島・いわきへと向かうことに。

6月11日(金)
上野1900-(スーパーひたち53号)-いわき2112

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さっそくですが、この日の夕食は上野駅で購入した
映画「RAILWAYS」公開記念・「島根牛弁当」。
すき焼き風味の牛肉に切干大根のキムチがよく合います。
企画モノですが、なかなか美味しい。☆☆☆☆・
東日本版って書いてあったけど、西日本版もあるのかな?

東京~いわきの距離は215キロで、これは東北本線の郡山よりも短い距離(東京~郡山は226キロ)。しかし到達には倍の時間がかかるので、いわきの方がずっと遠い印象です。そう考えるとやはり新幹線は偉大ですね・・・。上野から「スーパーひたち」で二時間強、いわき着。

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久しぶりに乗りました、初代JR東日本型特急651系。
常磐線 いわき

夜のうちにいわき入りしたのは、翌日に狙うED75の貨物列車が早朝だということもあるのですが、実はもうひとつ、夜のいわきにはお楽しみがあるのです。いわき駅の改札を抜けてそのまま向かったのは、予約していたホテルではなく、駅の東側にある「大工町踏切」。ここでしばらく待っていると、さっそくやってきたのは・・・ナナゴ!

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ED75牽引の貨物列車がいわきに到着。
常磐線 いわき

これは97列車という小牛田を目指す高速貨物で、毎日このいわきで夜を明かします。停車時間は21時48分から翌日の6時42分と、実に9時間もの長時間停車。しかも停止位置が絶妙で、この大工町踏切からキレイに編成を抜くことが出来るのです。まさに撮影会状態。ただし長時間停車なので、到着後すぐにパンタグラフを下ろしてしまうのは残念なところなのですが・・・。ちなみに97レは踏切手前で停車しますが、安全のため列車が完全に停止するまで踏切は開きません。安全確認が取れ、踏切が開いたら撮影開始。

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いわき構内でお休み中の97レ。この日は原色機の1034でした!
パンタが上がっていないのが惜しい・・・。

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山側からも撮影できます。車体に反射した赤信号がいい雰囲気。

この踏切、クルマの交通量はそこそこあるのですが、歩道が区分されているので安心して撮影できます。もちろん歩行者が通るときは三脚をどかして通すくらいの配慮は常識。慌てなくても撮影時間はた~っぷりとあるわけですから。
こうして、W杯南ア大会の開会式が行われていた夜に、私はひとりナナゴ撮影に勤しんでいたのでした。


6月12日(土)
ホテルでW杯の開幕戦・南アフリカ-メキシコを見た後、1時半に就寝。4時半起きでウルグアイ-フランスの後半を見てから、5時半にチェックアウト。再び大工町踏切へ行ってみます。W杯観戦とテツ、二つの趣味の掛け持ちでわずか3時間睡眠。9時間も熟睡していたナナゴのほうがよっぽど健康的です(笑)。

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朝の大工町踏切。97レの停車位置はこんな感じ。
常磐線 いわき

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朝日に照らされたナナゴ。今の時期は午前5時半でも明るさじゅうぶん。

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真正面からも一枚。くどいようですが、開いた踏切からの撮影です。

同じ場所からでも、夜と朝ではまったく雰囲気が異なりますね。この場所、朝はきれいな順光。つくづくパンタが上がっていないのが惜しまれます。もちろん発車間際になればパンタは上がるのですが、それを待っている余裕は無く、この97レの走行写真を撮るために早々と移動します。

いわき0611-(常磐661M)-草野0616

いわきから一駅の草野で下車。駅近くの田園地帯で先ほどの97レを待ちます。天気予報では早朝に濃霧が発生するとのことでしたが、その心配は無さそう。気持ちいい快晴の下、真っ赤な原色ナナゴが見えてきました。

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1034号機牽引97レ。満コン状態のコキも嬉しい!
常磐線 草野-四ツ倉

オーソドックスな撮り方ながら、まずは無事にナナゴが撮れたことに満足。これを撮るために、いわきまで来たわけですから・・・。続いての狙いは一時間後の93レ。こちらもED75の運用です。貴重なナナゴ貨物が一時間に二本も撮れるとは、さすが「聖地・常磐線」。二本とも同じ構図じゃつまらないので、今度は長玉で狙ってみます。

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93レは143号機。更新色でも今やナナゴは貴重です。

上下がカツカツですが、ナナゴはこのくらい迫力あるほうがいいように思います。若番の143、内バメテールと通風口を装備したこの顔は、いかにも貨物のナナゴっぽくっていいなぁ・・・。むしろ原色の1034よりもこちらのほうが好きかも。短時間で二種のナナゴ、効率のいい撮影ができました。

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駅へ向かう道すがらに撮った415系1500番台。
草野駅周辺は田園地帯が広がっていて、手軽に撮影ができます。
常磐線 草野-四ツ倉

草野0822-(常磐220M)-いわき0828

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220Mは701系(右)でした。ちょっと東北気分。
常磐線 いわき

目的のナナゴ撮影は達成できましたが、まだ9時前。このまま東京へ帰るのはもったいない。そこでもう一本、この付近で狙ってみたいものがありました。ナナゴではありませんがこちらも貨物列車。以前にも紹介したEF81牽引の東邦亜鉛専用貨物、通称「安中貨物」です。安中貨物なら首都圏でも撮影できる被写体ですが、一度その特殊な編成がしっかり解るような引き絵を撮ってみたいと思っていたのです。そんな写真を撮るのに絶好の撮影地が磯原にあるので、ちょっと寄ってみることにしました。
ところで今回、東京都区内~草野の往復に使用したきっぷは普通乗車券。単純ないわき往復なら「ひたち往復きっぷ」がオトクだと窓口氏には薦められたのですが、これは企画きっぷで途中下車ができません。今回は帰りにどこかで安中貨物を撮り、さらに常磐線沿いの柏にある実家へも顔を出そうと思っていたので、途中下車が出来る普通乗車券にしました(ちなみに、いわきまでの乗車券だと東京近郊区間に含まれていて途中下車ができませんが、草野までの往復乗車券ならば途中下車が可能になります)。それに「ひたち往復きっぷ」が得になるのは、その名のとおり往復に特急「ひたち」を利用したときで、私のように「帰りはのんびり鈍行でいいや」なんて考えている人には、普通乗車券の方が安くて都合がいい。

いわき0909-(常磐544M)-磯原0951

磯原の撮影地は、お立ち台とも称される有名なポイント。お立ち台と言えば聞こえがいいけど、実際は産業廃棄物と思われる、盛り土で形成された人工の小高い山。ここから俯瞰気味に列車を狙います

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山のてっぺんから撮った「スーパーひたち」。
見晴らしはいいけど、顔にケーブルがかかります・・・。
常磐線 磯原-南中郷
 
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珍しいモノクラス10連(5+5)のE531系。
斜面を少し下った、この辺りがベストかな?
 
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青空と緑の水田の中を行く安中貨物。タキ12、トキ5の長編成。


トップライトの光線ですが、このアングルなら特徴的な安中貨物の編成が解りやすいと思います。牽引機は先週の「北斗星」撮影に続き、またもヒサシ付きの133号機。このカマとは相性がいいのかな?
これで撮影終了。磯原から普通列車を乗り継いで、実家のある柏へ向かいました。

磯原1252-(常磐558M)-水戸13571401-(560M)-土浦14441500-(3398M)-柏1533
 

東北本線や奥羽本線では何度か撮影したことがあったED75ですが、常磐線は今回が初撮影。置き換え間際の駆け込み撮影でしたが、なんとか最低限の記録はできたと思います。でももう少し余裕があれば、末続あたりの海バックや原ノ町の有名撮影地などにも行ってみたかったですね。

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水戸の機関車溜まりにいた、ナナゴと「金太郎」。
水戸で見るEH500は新鮮だけど、やはり衝撃的・・・。
常磐線 水戸 (車内より撮影)



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東北本線・・・EF81「北斗星」 さいたま界隈撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2010.06.04・05・07 東北本線
EF81北斗星 さいたま界隈撮影
  

EF81からEF510への牽引機交代を目前に控えている「北斗星」。そんな「北斗星」を集中的に撮影だ!・・・ってわけではないのですが、たまたま金・土・月の三日間、仕事で大宮へ通うことになりました。大宮での仕事は10時からで、現地直行の許可も得ています。ならばちょっと早めに行って、大宮を9時12分に通る「北斗星」を撮らないテはありません。しかも、できれば三日間それぞれ違う場所で撮りたいところ。私にはそれほど撮影地のバリエーションは思い浮かばないのですが、なんとか無理やりに三箇所での「北斗星」撮影を試みてみました。

6月4日(金)
まず初日に向かったのは、ご存知「ヒガハス(東大宮-蓮田)」。この日は天気が良く、さらに初日でテンションも上がっていたせいか、こんな所まで来てしまいました。もちろん今回も徒歩鉄。仕事前なのに蓮田駅から撮影地までの約1.5キロを往復歩くって、もう「ついで」の域を超えていますよね・・・(^_^;)。時間的には9時05分頃に通過する「北斗星」、さらに同15分頃の5582レまで撮ってから、
蓮田9時35分発の1180Yに乗れば10時に大宮は問題ナシ。「北斗星」が20分以上遅れたらアウトですが、今の時季なら突発的な事故でもない限り、大幅に遅れることはないでしょう。前回ヒガハスを訪れたときには、95号機をサイドから流し撮りしましたが、今回は短玉ズーム(24~105)しか持ってきてないこともあり、オーソドックスな「お立ち台アングル」からの撮影。この付近には約20人ほどが集まっていました。平日なのにテツが多いなぁ・・・ひょっとして今日の「北斗星」はネタガマか? ちなみに今回はカマ番指定で撮影に来たわけではないので、あえてカマ番を調べずに現地入りすることにしました。星ガマなのか、カシガマなのか、ひょっとして虹ガマ・・・? 何が来るのかは撮影時までのお楽しみ。ネットなどで調べればすぐにわかる時代ですが、たまにはこんな楽しみ方もアリでしょう。さて、通過時刻にに見えてきたカマは・・・赤い。どうやら星ガマのようです。

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EF81星ガマ牽引の「北斗星」。ヒサシ付きの133号機!
10.6.4 東北本線 蓮田-東大宮

あちゃ~裏カブリ orz...。ヒガハスで「北斗星」を裏カブリされたのは初めて。複々線など線路密集区間での裏カブリは気にしない方ですが、さすがにヒガハスでの裏カブリはちょっとショックだなぁ・・・。定刻だと思っていたけど、若干遅れ気味だったのかな? 気になっていたカマは、田端区パーイチで唯一のヒサシつきである133号機。でも、この時季のヒガハスは面に光が当たらないので、あまりその特徴がわかりませんね。
続いてロクヨン牽引の5582レ。これも来るまでカマ番は解りませんでしたが・・・

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5582レは、原色の1006号機!

原色、しかもピカピカの1006号機の登場に、「北斗星」の裏カブリで落ち気味だった気分も少し回復できました。これでヒガハスでの撮影は終了。すぐに蓮田駅へ向かい、無事10時前には待ち合わせ場所である「まめの木」に着くことができました。ところで、仕事の先方が指定してきた待ち合わせ場所の「まめの木」とは何ぞや? と思っていたのですが、このモニュメントのことでした。大宮ではいちばんポピュラーな待ち合わせ場所らしい。

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大宮駅南北改札の真ん中にある「まめの木」。

ここからは金曜日の帰りに撮ったおまけ。東北線・高崎線のジャンクション駅、さらに大宮工場が併設されていることもあって、いろいろな鉄道ネタを提供してくれる大宮駅。とくに下調べしてこなくても、何かしら来るのではないかと期待してしまう駅ですが、この日もこんな列車たちに会えました。

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停車中だったのは京葉線E233系の配給輸送。
機関車側から撮らなければただの回送列車なのですが、
すぐに発車してしまったため、ケツ打ちが精一杯でした。
10.6.4 東北本線 大宮

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大宮工場(車両所)から出場してきたのは、EF641007。
更新色ですが、この日二度目のピカピカなロクヨン。
10.6.4 東北本線 大宮

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同じくロクヨン配給。11番線に転線してきたところでもう一枚。牽引はPF1092
10.6.4 東北本線 大宮


6月5日(土)
土曜日は本来なら休みなのですが、この日は休日出勤。大宮仕事の二日目です。前日は大宮の先にあるヒガハスまで行きましたが、この日は大宮の手前にあたる浦和周辺での撮影を考えていました。南浦和から蕨方向へ線路沿いをの道を歩き、ちょうど京浜東北線・浦和電車区の真横にあたる場所がこの日の撮影ポイント。

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まずは183系の集約臨が通過。解りづらいですが、6X2の12両編成です。
10.6.5 東北本線 南浦和-蕨

本来この周辺には、南浦和駅近くのローアングルや蕨寄りのS字などが有名なポイントに挙げられるのですが、どちらも線路沿いに高い柵があり、脚立が必須の撮影地。さすがに仕事先へ脚立持参で行くわけにはいかないので、脚立不要の撮影地を考えると、ここくらいしか思い浮かびませんでした。もちろんこの場所にも高い柵はあるのですが、ここは柵沿いにガードレールが併設されており、あまり大きい声では言えませんが、そのガードレールによじ登ることによって柵をクリアすることが出来るのです。足回りのホチキスや編成後方にかかる架線柱など、あまりいいポイントとはいえないのですが、先頭車の首振り具合がちょっとお気に入りの場所。前日同様にカマ番は調べてきませんでしたが、やってきたのはこの日も赤。

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本命の「北斗星」は、この日も星ガマの88号機。

天気予報では晴れだったのに、日が差すことなくドン曇り。まあ、晴れれば面にしか日が当たらない場所なので、これでよかったのかも。
最近は走行距離調整などで「北斗星」にカシガマが入ることが多いと聞いていたのですが、二日連続の星ガマ。やはり「北斗星」には正調専用機の星ガマがいちばん似合うとは思いながらも、撮影する三日のうち一回くらいはカシガマが入らないかな・・・な~んて思っていたら、オフだった日曜日がカシガマの99号機だったみたい。ツイているのか、いないのか・・・。

6月7日(月)
週明けの月曜日も大宮仕事のついでに「北斗星」撮影。向かった撮影地は、北浦和~浦和にある通称「新浦和橋」アングル。もちろんこの日も脚立は持ってきていません。この撮影地から脚立不要で撮れる場所は一人か二人限定。先客がいたら諦めて大宮の駅先端でもいいやと思っていたのですが、北浦和へ向かう京浜東北線の車内から撮影地を覗くと、先客は脚立を使用したハイアングルの方が一人だけ。脚立不要アングルは空いていました。さすがに月曜から撮影に来る人も少ないか。しかもネタガマではないし・・・っと、実はこの日のカマ番は知っていました。前日に何気なく閲覧した鉄道系ブログで、土曜日の1レ(下り・北斗星)を牽引する星ガマ96号機の写真を見てしまったのです。カマ番を知ってしまったことで、何となく楽しみが半減した気分。これで私が通った三日はすべて星ガマということになりました。
さて、無事に場所を確保できた新浦和橋での撮影、最初に狙うのは、土曜日にもやってきた183系の集約臨。

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「修学旅行」の絵幕を掲げる183系。この日も6X2の12両編成です。
10.6.7 東北本線 北浦和-浦和


国鉄特急全盛時を思い起こさせる、迫力の特急色12連! しかも「修学旅行」の絵幕!! これは以前紹介した「初詣」絵幕同様、表示されるのは運次第とも言われています(現に土曜日は「団体」表示でしたし)。光線状態も良好で、嬉しい一枚が撮れました
以前この新浦和橋では、「北斗星」撮影を試みるも大幅な遅れが生じ、一時間半待ったあげく京浜東北線にカブられたという苦い経験があります。でも、今日は絵幕の183が撮れたからきっとツイているはず。そんな心構えで臨んだ本命「北斗星」。今回は定時で、京浜東北線とのカブリも回避できたのですが・・・

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予定通り、星ガマ96号機で現れた北斗星。順光に赤が映えます。


上の写真、183系のと比べると、早切りで若干ピントも甘い。実はこれ、連写で狙った置きピン位置の一枚前の写真。ピントのあったベスト位置は見事に影落ちしてしまいました・・・。置きピン付近にイヤな影が落ちているなと思いながらも、単焦点では大きく動かすこともできず、一本前の普電では大丈夫だったので、そのまま撮影したのですが、見事に撃沈・・・。良好な撮影条件だけにもったいないことしたなぁ・・・(´・ω・`)

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北浦和駅前にあった、浦和レッズのマスコット「レディア」像。
記念に一枚撮影。おや?偶然後ろに写った列車は・・・!?
(注・ホンットに偶然なんです ^^;)


これで三日間の「北斗星」撮影は終了です。なんとなくどれも不完全燃焼なカットばかりになってしまいましたが、仕事ついでに限られた時間・機材で撮ったにしては、まあまあの結果が得られたとも思っています。もう間もなくEF510の牽引が開始されると噂されている「北斗星」。私にとって今回の撮影がEF81「北斗星」の撮り納めになってしまうのでしょうか・・・



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East-i D・・・越中島貨物・新金線 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2010.05.29 East-i D
越中島貨物・新金線 撮影
  

前回からの続きです
越中島貨物線に入線する「East-i D(キヤE193系)」を撮影するために、京葉線で潮見へとやってきました。
まずは参考までに、この日の越中島貨物線を中心とした「East-i D」のおおまかな動きを載せておきましょう(DJ誌より抜粋)

『木更津~新小岩(操)1221-(試9287D)-越中島貨物1229~1330-(試9286D)-新小岩(操)1338~1441-(回9847)-金町1452~宇都宮』

最初の狙いは越中島貨物12時29分着の「試9287D」なのですが、海浜幕張から各駅停車しか停まらない潮見まで思ったよりも時間がかかってしまい、潮見に着いたのは12時16分。ここから越中島貨物駅付近の撮影地まで歩くことを考えると、かなり時間がギリギリになってしまいました。早足で運河沿いの倉庫街を抜けて、明治通りをしばらく進むと、左側に非電化の線路が見えてきます。これが「越中島貨物線」。潮見からの道順は単純でしたが、約1.5キロほどの距離があって、撮影地の新砂踏切に着いたときには既に12時半を過ぎてしまいました。12時29分着の列車を撮り逃した・・・!?  いえ、大丈夫。実はまだ通過前なのです。ここからの説明は、ちょっとややこしくて解りづらいと思うので、興味のない方は飛ばしてください・・・(笑)
DJ誌に載っていた越中島貨物駅の時刻は、本来の越中島貨物駅(貨物線の終端)から3.1キロほど亀戸寄りにある、2000年に廃止された「旧・小名木川貨物駅」の時刻。旧・小名木川は現在、交換設備のみが残された言わば信号所状態。しかしここを小名木川信号所とはせずに、廃止と同時に越中島貨物駅の一部へ組み入れてしまったようで、旧・小名木川から越中島貨物駅までの3.1キロは、タテに長いひとつの「越中島貨物駅」となったらしい。そこで、列車は旧・小名木川に着いた時点でダイヤ上は越中島貨物着とみなされるとのこと。では、この旧・小名木川と本来の越中島貨物駅の間を走る列車はどうなるのかというと、なんと越中島貨物駅の「構内入換」という扱いになるのだそうな。そうすると実際の営業キロ数などに変化が出てきそうなのですが、その辺の事情は私にもよくわかりません(そもそも旅客列車が運転されていないから、営業キロなんてあまり関係ないのか・・・)。いずれにせよ、12時29分に旧・小名木川に着いた「East-i D」が、本来の越中島貨物駅近くにあるこの新砂踏切にはまだ現れていないのは確かで、しかも「入換扱い」の列車はいつ来るのかわからない状態。とりあえずカメラをセットして待つこと10分、姿が見えたのは12時43分頃でした。

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越中島貨物駅「構内」にある、新砂踏切を通過する「East-i D」

越中島貨物線 越中島貨物

う~ん・・・越中島貨物線らしいカットが撮りたくて、この永代通りにある新砂踏切で撮ったのですが、あまり越中島貨物線っぽい写真にはなりませんでしたね・・・
続いて今の列車の折り返しを撮影するために、新砂踏切から5分ほど亀戸寄りに歩いたところにある、跨線橋からの俯瞰ポイントへと移動します。返しの列車も先述の説明通り、上記の発車時刻(13:30)は旧・小名木川のものですから、今度はそれよりも早めに本来の越中島貨物駅を発車することになります。アバウトながら、だいたい13時15分頃の通過かな・・・なんて思っていたのですが、跨線橋上から眺めていると、すぐに白い車体が見えてきました。時刻は12時57分。予想よりずっと早かった・・・。

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折り返してきた「East-i D」。単線の越中島貨物線をゆっくり検測
越中島貨物線 越中島貨物

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同跨線橋から亀戸方を向いて後追い。非電化なので上からの撮影もスッキリ

越中島貨物線 越中島貨物

錆付いた線路、草むした枕木、そして非電化・・・とても都区内の路線とは思えない光景です。今度は越中島貨物線らしいカットになったかな。ちなみに上写真の右側に写っている緑地帯のすぐ先には、メトロ東西線の東陽町と深川車両基地を結ぶ引込み線が走っています。
これで越中島貨物線での撮影は終了・・・のはずでしたが、撮影地近くのバス停(日曹橋)から都バスで亀戸駅に出ると、時刻はまだ13時半前。さっきの列車は13時30分に旧・小名木川を発車するはずなので、もう一回、亀戸駅でも撮影することができそうです。旧・小名木川に停車中の「East-i D」を、都バスで追い抜いちゃったわけですね。

日曹橋1306-(都バス07系統)-亀戸駅通り1324

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総武線・亀戸のホームを横目に越中島貨物線を通過する「East-i D」

総武本線 亀戸

前記事の冒頭で書いた、妹が言っていた亀戸の高架線とはまさにココのこと。なんだか、結局このカットがいちばん越中島貨物線らしいような気がします。でも、まさか都バスで「追っかけ」して、間に合うとは思いませんでした(笑)。

亀戸1345-(総武線)-小岩1348

さて、ラストにもう一丁「East-i D」の回送を撮影するため、今度は総武線で小岩へ。検測を終えた「East-i D」、新小岩からは機関車の牽引で回送されます。これを新小岩と金町を結ぶ貨物線、「新金線(総武本線・新金支線)」で狙ってみることに。なんだか今回は「東東京貨物線巡り」みたいになってきたなぁ・・・。新金線も越中島貨物線同様、定期旅客列車の走らない貨物線ですが、こちらは総武本線と常磐線・武蔵野線方面の重要なバイパス的役割があり、単線ながらも全線電化で、貨物列車や団体臨時列車も頻繁に運転されています。そんな新金線でいちばん有名な撮影地、新中川を渡るトラス橋のポイントへとやってきました。時間に余裕を持って撮影地に着いたはずなのですが、すぐに現れたのは・・・あれ?「East-i」・・・もう来たの!? しかも自走??

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新金貨物線新中川橋梁を渡る「East-i E」。
新金線 新小岩-金町

一瞬ビックリしましたが、よく見るとこれは同じ「East-i」でも、電車タイプの「East-i E(E491系)」。同日に同じ線で一編成ずつしか無い両方の「East-i」を見かけるとは・・・この日は検測日和なのか? 新小岩(操)では、EとDの両者が顔を合わせたらしい。

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EF65PF牽引の72レ。貨物線をゆく貨物列車、日常の光景です。

先日に行われた送り込みには虹ガマことEF8195が使われた「East-i D」の回送、返しとなるこの日も牽引機が気になるところですが、定刻に見えてきた機関車は黄色いパーイチ・・・カシガマ!

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カシオペア色の92号機が牽引する「East-i D」。

似合っているかどうかは別にして、カシガマと「East-i D」とは面白い組み合わせですね。個人的にはあまり好きじゃないカシガマですが、こういうシーンで出会えると嬉しいもの。それにしても、まさか新金線でカシガマが見られるとは思っていませんでした。

検測車というと、昔はマヤ34といろんな機関車の組み合わせが楽しみで、よく撮影に出向いたものですが、今の「East-i」世代になって、ちょっと疎遠になっていたところがありました。でも今回のように貨物線への入線などがあると、「East-i」の撮影もなかなか楽しいですね。カシガマ牽引なんてオマケまでついてきましたし。いずれ機会があれば、京葉臨海などの専用線へ入線している姿なんかも撮影してみたいものです。



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