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スイスⅡ 01・・・SBB ちょこっと乗車記 [あおたけ的 SWISS紀行]

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2011.01.23~29 スイスⅡ 01
再びジュネーヴへ・・・。SBB ちょこっと乗車記

また仕事でスイスへ行くことになりました。私の仕事はスイスに関わるものが多いので、何度か足を運ばねばならないのですが、それにしても昨年9月に行ったばかり。半年も経たずに同じ国へ行くことになると、さすがにちょっとウンザリしてしまいます。何よりもヒコーキ嫌いの私にとって、片道12時間ものフライトはとても辛いもの。でもその一方で、欧州のカッコイイ列車たちにまた会えるのは、正直嬉しい。その楽しみを糧にして、拷問に近いロングフライトを耐えることにしましょう・・・ ε=( ̄。 ̄;)フゥ。 今回も成田からチューリッヒ経由でジュネーヴへと飛びます。

1月23日(日)
NRT1110-(LX161)-ZRH1550
ZRH1735-(LX2810)-GVA1825

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今回お世話になるのも、スイスインターナショナル・エア。
成田-チュリッヒのLX161便はエアバスのA340-300。
飛行機には詳しくないけれど、今回はシートポケットの案内に
書いてあった機種をメモってきました(合ってますよね?)。

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チューリッヒ-ジュネーヴのLX2810便。
こちらの機種はわかりません・・・。
バス移動だったので、タラップを上がる前に一枚。

ジュネーヴまでの行程は、昨年9月とほぼ同じなので省略。今回はジュネーヴ・コアントロン空港に到着したところからはじめましょう。前回は空港から市内までタクシーを使ってしまいましたが、今回は鉄道を利用することにします。鉄道へ乗るには当然きっぷを買わなくてはならないのですが、ジュネーヴにはちょっと親切でオトクなシステムがあるのです。

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空港内、バゲージクレームエリアの出口横にあるのはこんな機械。
きっぷの券売機? でも、お金を入れるところがありません。

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ボタンを押すとチケットが出てきました。

実はコレ、ジュネーヴ市内までのフリーチケット。発券から80分間は空港から市内への鉄道(二等)やバス・トラムに無料で乗れるのです。観光客などの飛行機利用者に、公共交通機関でスムーズに市内へ移動してもらおうという配慮らしいのですが、とてもいいシステムですよね。このシステムはジュネーヴでしか見たこと無いけれど、他の都市の空港にもあるのかな? 発券機はバゲージクレーム(荷物受け取り台)エリアにあって飛行機利用者しか手に入らず、一旦外へ出てしまうと後戻りはできないので、取り忘れに注意しなくてはなりません。そのチケットを片手に空港と隣接しているスイス国鉄(SBB)の駅へ。ロングフライトと時差ボケで疲れていても、鉄はやはり列車の姿を見るとテンションが上がります!

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地下にあるSBBジュネーヴ空港駅。
ここから市内中心部のジュネーヴ(コルナヴァン)駅へ向かいます。
次の列車はシオン行きのIR(InterRegio=急行)。
古いタイプの客車列車は味があっていい感じ♪
スイス国鉄 ジュネーヴ空港 (Geneve-Aeroport)

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でも、古い客車はステップが高くて、重いスーツケースを上げるのに
一苦労。バリアフリーなんて、まるで関係なし?(^^;)

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牽引機は大好きなRe460。う~ん、カッコイイ!

空港駅から市内のコルナヴァン駅までは一駅・5~6分ほどで、車窓風景もトンネルや掘割部分が多くてつまらないもの。ですが、今回の出張はクルマ移動がメインで、列車に乗れる機会はこの空港往復くらい。ほんのわずかな時間でも貴重な列車旅を楽しみます。

ジュネーヴ空港(Geneve-Aeroport)1927-(IR1743)-ジュネーヴ(Geneve)1933

あっという間の「乗り鉄タイム」を終えてコルナヴァンで下車。名残惜しいけど、ニヨン・ローザンヌ方面へ向かうシオン行きを見送ってから、予約しているホテルへ。今回のホテルも駅前ですが、前回とは逆になる駅の正面側にあります。

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宿泊した部屋の窓から見える景色。
駅の正面口はよく見えますが、構内の列車を見ることはできません。
一応トラムが見えるので、これも「トレイン・ビュー」なのかな・・・。
スイス国鉄 ジュネーヴ・コルナヴァン(Geneve・cornavin)

前回のような「TGVが見える部屋」ではないけれど、駅とトラムが眺められる、なかなかいいお部屋でした。この部屋を基点に、ジュネーヴではこの日から三泊します。

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ちなみにジュネーヴ市内の主なホテルに宿泊すると、
滞在期間中有効の市内交通フリーパスが貰えます。
ということは、帰りの空港までもタダで行けることに。


・・・続きます



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ONE-shot 46 瑞の雪景色。 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 46 瑞の雪景色。

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たしかに
冬休みにはどこも行かなかったので、
遠出の出張があれば喜んで受けると言ったさ。
たしかに
あわよくばその出張で、
雪景色と列車が撮れたらいいなと思ったさ。
でもね・・・
まさか、こーんな遠くへ行く事になってしまうとは!
    
雪を纏った家々を背景に走る、見慣れない赤い電車。
ここはスイス北部・フランス国境近くの田舎町「ル・ノワールモン」。
実は今週、突如言い渡された仕事で、またスイスへ行っていました。
スイスの雪景色をこんなカワイイ電車から眺められるとは、
なんて楽しそうな出張!
と、お思いでしょうが、私はこの電車には乗っていません。
仕事で訪れたスイス、そのほとんどがクルマ移動でした・・・(涙)。
  
11.01.25 スイス ジュラ鉄道 (CJ) ル・ノワールモン(Le Noirmont)
 
  
そんなワケで、今回の 出張ではあまり鉄道に乗る機会はありませんでしたが、
次回からまた少しずつ、スイス旅をお伝えしていこうと思っています。

タグ:スイス 鉄道

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懐かしの撮影記・・・485系「雷鳥」雪中撮影編 [あおたけ的 懐かしの撮影記]

あおたけ的、懐かしの撮影記
485系「雷鳥雪中撮影


北陸本線の485系 特急「雷鳥」。今年三月での引退が決定している同列車にとって、最後の冬は記録的な大雪が続き、とても厳しいものになりました。しかしそんな大雪に負けじと走る「雷鳥」の力強い写真をいろいろなHPやブログで拝見し、これは無理をしてでも冬休みに北陸へ「雷鳥」撮影に行くべきだったかなぁ・・・と、今さらながら後悔しています。結局、今冬は時間的にも経済的にも余裕が無くて、北陸への遠征は叶いませんでした。そこで今回は二年前の冬に撮影した、雪中での「雷鳥」撮影記をプレイバックしたいと思います。「懐かしの」と言うほど昔の話ではないのですが、私がまだこのブログを始める前の撮影だったので、このカテゴリーに入れさせていただきました。


2008年の年末。東京は快晴が続いていましたが、北陸地方には大雪警報が出されていました。そう、ちょうど今年最近(2011年1月)のような天気だったのですね。雪国の人には申し訳ないけれど、北陸地方が大雪と聞くと「雷鳥」を撮りたくてウズウズしてしまいます。国鉄時代からの名車485系が引退してしまう前に一度、北陸本線らしい雪景色で「雷鳥」を撮ってみたかったのです。そこで大雪警報が出されたこの日、退勤後にそのまま米原経由で福井県の敦賀まで行き一泊。翌日は早朝から「雷鳥」と寝台特急「日本海」狙いで、南今庄へとやってきました。敦賀の雪は路面にうっすらと積もる程度で拍子抜けでしたが、北陸トンネルを抜けた南今庄では期待通りの積雪。さっそく今庄寄りの直線ポイントでカメラを構えて列車を待ちます。

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4004M 特急「雷鳥4号」 08.12.27 北陸本線 今庄-南今庄

初っ端から雪煙を巻き上げる485系の「雷鳥」が撮れました。しかしパノラマグリーン車が先頭の「4号」は狙いの本命ではありません。今考えるとなんとも贅沢な話ですが、どちらかというと朝の本命は、この「4号」の30分後に来る「日本海」の方。ところがその「日本海」の姿は通過時刻を過ぎてもいっこうに見えてきません。しかも次第に雪は強くなり、あっという間に猛吹雪。寒さでレリーズを持つ手の感覚が失われはじめた頃、降りしきる雪の向こうにようやくカマ(機関車)らしき二灯の光が見えてきました。・・・「日本海」か?

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列番不明 EF81453牽引高速貨物

確かにカマでしたが、「日本海」ではなくEF81453牽引の貨物列車でした。果たして「日本海」はどのくらい遅れているのだろう・・・? 雪はさらに強さを増してゆきますが、大本命の非パノラマ車先頭「雷鳥8号」まで、二時間はここで粘るつもりです。

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316M 419系普通列車

普通列車の419系もご覧の通り。通過する列車を雪でグショグショになった時刻表と照らし合わせてみると、普通列車にも遅れが出始めています。この雪じゃ無理も無いかな・・・。それにしても寒くてツライ。他に同業者は無く、ジッとひとりで耐え続けてきましたが、もはや限界。まさに「なんだかとても眠いんだ・・・パトラッシュ・・・(-ω-`) 」状態になりかけたとき、不意にぱたっと吹雪がやみました。「(゚Д゚;) ・・・!?」

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4006M 特急「サンダーバード6号」

それと同時に通過したのは681系「サンダーバード6号」。上の419系からわずか15分後の光景で、まさに狐につままれたような気分。しかし、雪煙を豪快にまき散らす姿は迫力ありますが、画的にちょっと面白みがない。次が本命の「雷鳥8号」なのに、もう雪は完全にやんでしまったのか? 実際「8号」の定時通過時刻に雪は降っていませんでした。しかし「8号」は現れません。やはり遅れが生じている様子。すると再び空は暗転し、白いものが降り出しました。先ほどの419系のときほど強くはなく、適度な降雪状態。そこへタイミング良く飛び出してきたのは、遅れていた「雷鳥8号」!

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4008M 特急「雷鳥8号」

雪景色の国鉄色485系、これこそが私が撮りたかった「雷鳥」の勇姿でした。この一枚が撮れたことで、雪のなか待った努力が報われた気がします。それにしても、今度は681系から20分後の光景。ホント雪雲って予測が難しいですね。
まだ通過していない「日本海」は気がかりですが、上り列車を撮影するこのポイントは以上で撤収して、次は南今庄のホームで下り列車を狙います。

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4005M 特急「雷鳥5号」 08.12.27 北陸本線 南今庄

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4009M 特急「雷鳥9号」

ここでは「5号」と「9号」の二本を撮影。「8号」から一時間後の撮影ですが、すっかり雪はやんでしまいました。そう考えると、「8号」のときはよくぞ雪が降ってくれたと、天に感謝したほど。ちなみに南今庄のホームには何人かの同業者がいらっしゃったので、「日本海」の状況を尋ねてみると「あつみ温泉で抑止中」とのこと。あつみ温泉って、山形県じゃん・・・。撮影できないのは残念だけど、これでキッパリ「日本海」は諦めることができました。(最終的にこの日の「日本海」は金沢まで回送され、下りは金沢始発に変更。大阪~金沢には489系の代走が走ったらしい。もちろんマークは無く、代走でおなじみの「蛍光灯」)。

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4013M 特急「雷鳥13号」

ラストは再び朝と同じ場所の下りアングルで、「13号」を撮影。直前に日が出て、光線が厳しいかと思われましたが、雪の照り返しのおかげでなかなかいい色合いで撮影することができました。それにしても、さっきまで吹雪いていたとは思えない天気です。これで「雷鳥」撮影は終了。
・・・って、実はまだお昼前。本来なら午後は上りの光線状態が良くなる細呂木あたりに転戦して、もう一丁「雷鳥」撮影へ行くのがバリバリの「撮り鉄」なのでしょうが、私的に雪中の「8号」が撮れたことで満足してしまい、午後は今庄で名物の「今庄そば」を食べた後、鈍行で北陸線を南下。米原から大垣へ出て、経営移管後に初乗車となる養老鉄道を完乗してから東京へと帰ったのでした。

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08.12.27 養老鉄道 大垣


翌年冬、「日本海」のリベンジに同じ撮影地を訪れたところ、付近には「立入禁止」のロープと立て札が立てられていました。撮影当時は雑誌の撮影地ガイドにも掲載されていた南今庄の有名撮影ポイント。もうこのアングルで撮れなくなってしまったのが惜しまれます・・・。

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今庄名物の今庄そば。
皿に盛られ、大根おろしと一緒に食べるのが越前流。
手打ちの蕎麦は平たく堅めで、歯ごたえがあります。☆☆☆・・



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京王・・・「ありがとう6000系」 競馬場線 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2011.01.17 京王線
ありがとう6000系」 競馬場線 撮影記

1972年から39年間、第一線で走り続けてきた京王6000系。今年の3月を持って引退することが公式に発表され、先週の14日から競馬場線で使用されている二両編成の6000系に、惜別のヘッドマークが取り付けられているとのこと。ならば、さっそく週末を利用して撮影に行こうと思っていました。ところがHPのリリースをよ~く見てみると、競馬場線でのヘッドマーク掲出期間は1月14日~1月下旬なのですが、なんと「土日祝は除く」と書かれているではありませんか。「ありがとうイベント」と銘打っておきながら土日には走らせないとは、嫌がらせか!・・・などということではなく、これは競馬場線特有の運転事情によるもの。東府中と府中競馬正門前を結ぶ京王の支線・競馬場線は、その名の通り「東京競馬場」へのアクセスをメインとした路線。平日は6000系二連で運転されている同線ですが、競馬が開催される土日祝は輸送力増強のために8連の8000系や都営10-000系などで運転されるのです。なので、土日祝は二連の6000系は出番ナシというワケ。それにしても、事情は解ったにせよ「平日限定」とは何とも撮りづらい。そこで、半ば無理矢理に平日で京王沿線の外回り仕事を探し、そのついでに撮影できないかと目論んでみると、何とか一件、千歳烏山に行く用事を見つけました・・・ホントカヨ(^^;)。 烏山でのアポは午後なので、その前にちょこっと東府中へ。着いてみると、競馬場線ホームにはマークを掲げた6000系が停まっていました。

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「ありがとう6000系」マークを付けた6417F
京王線 東府中

たしかに惜別マーク付きの6000系。でも、私が撮りたかった「旧塗装」の6416編成ではありませんでした・・・(´・ω・`)。 実は、焦らなくてもマーク付きの6000系は2月1日から3月上旬に動物園線(高幡不動~多摩動物公園)でも運転される予定で、こちらなら土日祝に撮影ができるのです。しかし私がどうしても競馬場線で撮りたかったのは、旧塗装・「リバイバルカラー車」の存在があったから。てっきりこのイベントは競馬場線が二連の旧塗装(6416F)、動物園線が四連の新塗装(6722F)と、二つのパターンで撮れるものだと思っていましたが、競馬場線の二連にも新塗装の6000系(6417F)があったのですね・・・ホント、勉強不足でした。この日旧塗装が微笑まなかったのは、やっぱり仕事をサボって来たからかなぁ・・・。

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こちらが以前に撮影した旧塗装の6000系「リバイバルカラー」車
10.05.05 京王線 高幡不動(再掲)

それでも、わざわざ平日に都合をつけてまでココへ来たのだから、撮らないわけにはいかない。新塗装であっても引退してしまう6000系には変わりないわけだし・・・と、落ちかけたテンションを再び上げ、とりあえずこの6000系で正門前まで行ってみることに。

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平日の正門前駅は、人影まばらでとても静か。
6000系を撮るテツの姿も見られず・・・。
京王競馬場線 府中競馬正門前

東府中~府中競馬正門前、わずか0.9キロの競馬場線。車窓から眺めていましたが線路際まで住宅が密集していて、私が訪れた時間帯はきれいに陽の当たる撮影地が少ない。唯一と言っていい影落ちの目立たなかった場所は、正門前駅近くのカーブ。同業者もそこに集中していたようでした。私もそれに加わえていただき、まずは光線状態優先で後追いから撮影。

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東府中寄りの6417には青いマーク。
この先頭車には増結時に対応したスカートが取り付けられています。
京王競馬場線 府中競馬正門前-東府中(後追い)

マークを掲げた車両はそのマークが目立つように、一枚は正面からの顔アップで撮りたかったので、後追いですがこれは狙い通り。ちょっと光線がサイド気味でしたが、何とかマークまで当たってくれました。続いてはその折り返し。

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今度はサイドも入れて編成撮り。青空にクリームの車体が映えます。
京王競馬場線 府中競馬正門前-東府中

短区間の支線ながら全線複線の競馬場線は、カブリ付きのアングルが撮りやすい。晴天順光に恵まれたので、少し低めに構えて青空を多めに入れてみました。架線柱の影がちょっとウザいけど、スパンが短いから仕方ないかな・・・。ちなみにこの場所は午前順光。徐々にサイドへ光が回って、午後は反対側が順光になるもよう。次はその反対側を狙ってみます。

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再び東府中からの折り返し。正門前寄りの6867には赤いマーク。
増結時に連結面となるこちら側には、スカートがありません。
京王競馬場線 東府中-府中競馬正門前

スカートの無い6867の方が私的には好みなのですが、やはり光線が厳しかった・・・(>_<)。もう二・三本待てばきれいに光が当たりそうですが、私はここでタイムリミット。そろそろ千歳烏山へ向かわなくてはなりません。せめてもの悪あがきに東府中まで沿線を歩き、途中で上の折り返しも撮ってみました。

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最後の一本、後追いながらなんとか非スカート側を
順光で撮ることができました。(^^)
京王競馬場線 東府中-府中競馬正門前(後追い)

これで撮影終了。念願の旧塗装では無かったけど、しっかりと6000系最後の勇姿を記録できたのだから、満足とするべきでしょうか。
    
は私にとって京王線はそれほど馴染み深い路線ではなく、比較的近い所に住んでいながら利用するのは年に数回程度。同じ京王でも、井の頭線の方が利用する機会が多くて馴染み深い。そんな私がマークが付いたからと言って6000系を追い回すとは、まさに典型的な「葬式鉄」です。でもこの6000系にはちょっとした思い出があって、私が初めて鉄道雑誌の読者投稿で写真を採用されたのが、何を隠そうこの京王6000系だったのです。正月恒例の「迎光号」マークを付けた6000系。小さな小さな写真だったけど、そのページを開いたときはとても嬉しかった覚えがあります。まもなく最期の時を迎える6000系に、私はそのときのお礼を言いに来たのかも知れません。「ありがとう 京王6000系」。

 

☆おまけ☆
正門前から東府中へ向かう途中で通り抜けた公園に、こんな懐かしい空き缶が転がっていました。

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昔の「ドクターペッパー」の空き缶。
デザインもさることながら、プルトップの形状が懐かしい!

ひょっとすると、これが飲まれた頃の京王線はまさに6000系の全盛時だったのではないでしょうか・・・。



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成田線・・・183系「成田臨」 撮影記 2011 [鉄道写真撮影記]

 
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2011.01.09 成田線
183系「成田臨」 撮影記 2011

成田山新勝寺への初詣参拝客を輸送する団体列車、通称「成田臨」。昨年に続き今年も成田線へ撮影に行くことにしました。やはり毎年この成田臨を撮らないと、年が明けた気がしないんですよね・・・。
今年の使用車種もメインは国鉄色の183(189)系。と言うことは、もちろん期待するのは大宮車の「初詣」絵幕。絵幕の詳細については昨年の記事を見ていただくことにして今回は省略しますが、昨年は二本の183系が絵幕を掲出してきて、2010年は上々の出だしでした。さあ今年も新春の運試しへ、今回も二本の大宮車が設定された9日の日曜日に、成田臨・我孫子口の定番撮影地となっている木下~小林の田園地帯へと向かいます。ところが、昨年同様に通過の一時間くらい前に現地へ到着してみると、既に先客が20~30人も。場所はちょっとだけ違いますが、昨年は到着時に2~3人、最終的にも10人くらいしか集まらなかったのに、今年はずいぶんと多い。これは国鉄色183系と「初詣」絵幕の貴重さが、広く浸透してきたって事なのでしょうか・・・。もう昨年のようなかぶりつきアングルは定員いっぱいだったので、今回は少し引き気味の場所にセッティング。まあ、これも昨年とは変化がついていいかな・・・。

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昨年は紹介しなかった成田線・我孫子成田のローカル。
昔はマリの113系やマトの103系が使われていましたが、
今はマトのE231系のみで運転されています。
成田線 木下-小林


最終的には50人ほどが集まり(三脚の数を数えていた方がいらっしゃって、全部で42・3基あったそうな)、皆一様に固唾を呑んで一本目の183系が現れるのを待ちます。果たして183系が掲出してくるのは絵幕か、それとも・・・

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ああ~、「団体」幕・・・(´・ω・`)
一本目は下がり眉の変顔、OM103編成でした。

まさかの「団体」幕 orz...。撮影後、列車を見送った現場にはいっせいに溜息が漏れます(動画を録っている方がいるので、通過直後は皆静かなのが面白い)。運試しとは言いながらも、私はここ数年で絵幕を外したことが無く、さらに他の方のHPやブログで見た今年の状況も絵幕掲出が多かったので、絵幕で来るのはもはや必然のような気持ちになっていました。ところが、ここにきての「団体」・・・。晴天で光線状態も良く、しかも検査上がりでピカピカのOM103だったのに・・・残念。絵幕が期待できる大宮車は一時間後にもう一本。今年の運試しはその二本目に託されることになりました。でもその前に、箸休めの一本。

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次にやってきた臨時列車は、四つ目が特徴の水カツK60。

これは宇都宮からの多客臨「早春成田初詣号」で、昨年は田町の183系でしたが、今年はこの週末(8・9日)のみ、勝田の485系K60編成で運転されています。K60の先頭車は両端とも貴重な四つ目の1500番台。これが国鉄色だったらなぁ~と、見るたびにいつも思っちゃいます。国鉄色に塗りなおしたら、新潟のT18以上の人気者になりそうなのですが・・・。このK60ともう一本のK40も、勝田に651系置き換え用のE657系が投入されると、何かしらの変化があるかもしれませんね。
さて、大宮車183系二本目の運試しが近づいてきました。しかし一本目の結果が頭から離れず、次も「団体」で来るのではないかと不安になります。せめて一本くらいは絵幕が撮りたいもの。踏切が鳴って再び現れた国鉄色183系は・・・

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二本目のOM101編成が掲出してきたのは、
お目当ての「初詣」絵幕~ \(^o^)/

今年も何とか「初詣」絵幕をゲット。やっぱりこの絵幕はお正月っぽくってイイですね。これで一勝一敗ということは、今年の運勢は「中吉」ってところでしょうか。(^^;)

さて、次の狙いは今の折り返し列車(復路)なのですが、三時間ほど時間があります。その待ち時間を利用して、成田へ昼食を採りに行くことにしました。今年の昼食も成田駅構内の「新春大海老天そば」。

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「新春大海老天そば」。
昨年は伊達巻が入っていましたが、今年は蒲鉾二枚に。
私的には伊達巻が好ポイントだっただけに残念。
☆・・・・

二本の海老で一見豪華に見えますが、所詮駅そばレベルなので、味はそれほどでもありません(失礼!)。でも、何となく縁起モノっぽくって、毎年食べてしまうんですよね。それにしても伊達巻と蒲鉾の変化に気づいてしまう自分が、何となく虚しい・・・。

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成田には田町の183系(H61) が停車中でした。
これは総武線経由で運転された「成田山初詣横須賀号」の回送。
H61がこれに使用されたので、K60の出番があったのですね。
成田線 成田

昼食を終えて、再び朝に撮影した小林の撮影地へ戻ってきました。考えてみたらここまで一年前とまったく同じ行動で、これから撮影する復路も昨年と同じ場所。我ながらホントに芸が無い。ここで思い返してみると、昨年撮った復路の写真は、後ろ一両に山の影が落ちてしまっているのです。それでも一年越しに再び同じ場所へとやってきたのは、ここは列車の顔に最高の光線が当たるから。昨年はオーソドックスな編成写真で後部の影落ちを目立たせてしまいましたが、今年は長玉で正面気味に列車の顔を狙ってみることにします。でも問題は「幕」。顔重視で撮る以上、絵幕じゃないとカッコがつかない。しかし光線状態が良好な15時過ぎに通過する一本目は、往路が「団体」幕だったOM103。やはり復路も同じ「団体」幕で来てしまうのか・・・? 一縷の望みに賭け、線路際に長玉をセッティング。祈るような気持ちでファインダーを覗くと、見えてきた183系に掲げられていたのは、絵幕!

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西日に照らされた国鉄色183系。
その顔には堂々と「初詣」絵幕が輝いていました。
成田線 小林-木下

往路と復路で幕を操作する車掌さんが変わったのかどうかは解りませんが、何はともあれ、きれいな光線の中で特急シンボルマーク付きOM103の「初詣」絵幕が撮れたのは嬉しい。これで今年は二勝一敗。「中吉」が「吉」くらいになったかな? 写真的にはやはり編成後部の影落ちはあるものの、正面気味なのでそれほど目立た無くなったのではないかと思っています。顔重視のタテ位置写真はなかなか迫力があってキライじゃなく、個人的には大満足の結果でした。

日没が迫ってきたので、このあとOM101の復路は撮らずに撤収。この行動パターンも昨年同様・・・。来年も同じ行動で183系の運試しに一喜一憂することになるのでしょうか?



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常磐緩行線・・・203系撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2010.12.30~11.01.01
常磐緩行
撮り納め&撮り初めは「鉄神社」で・・・!?
203系撮影記
  

今期の冬休みは遠出をせず、年越しは柏の実家で過ごすことにしました。もちろん帰省にはカメラ持参で、この機会に常磐緩行・千代田線の203系を少しでも記録するつもりです。E233系2000番台への置き換えにより徐々に数を減らしつつある203。残り数本なんて状況になってから焦るより、なるべく撮れるときに撮っておきたいもの。年末にも書いたように、すでに何本かは廃車されてしまいましたが、今ならまだ233より203の方が数的には多く、運用など調べなくても簡単に203を撮影することができるだろう・・・と、安易な気持ちで沿線に立ってみました。しかし、実際は思ったよりも苦労することになったのです。

12月30日(木)
この日から帰省で、実家側からは適当な時間にくればよいと言われていました。私がいつも実家へ帰る「適当な時間」の目安としているのが、15時前に柏を通過する「安中貨物(5388レ)」。これを沿線で撮ってから向かうことが多いのですが、今回はいつもよりちょっと早めに行って、203系などのJR車で運転されている通称「K運用」から撮影してみることにします。しかし、狙っていたK運用は二本立て続けに233。それでも三本目には203が来たので、233の連続はたまたまだとこの時は思っていました。ちなみに日中12分間隔の常磐緩行線、そのうち約半数はメトロ車で運転される「S運用」なので、203系が来るまでに一時間も待たされたことになります。

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一時間待って現れた203系。
カブりギリギリに焦って、車体に影を落としてしまいましたが、
6000系(幕車)との並びはちょっと嬉しい。
10.12.30 常磐線 北小金-南柏(1319K マト53)

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場所を移動して折り返しも撮影。
このポイントは207系の「さよなら運転」を見送った場所。
あれからもう一年か・・・。
10.12.30 常磐線 南柏-北小金(1418K)

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上と同ポイントから「安中」を。
EF510になってから初めて撮影しました。

予定通り「安中」まで撮って撤収。しかし、結局この日私が見かけた203はこの19Kだけでした。これは思っていたよりも203は捕まえづらくなっているのかも・・・。

12月31日(金)
大晦日ですが、朝からちょこっと線路端へ。光線状態はあまり良くありませんが、まずは本数の多い時間帯に203の運用をチェックしておきたかったのです。しかし・・・

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一本目・・・05K・E233系  (;-"-)
10.12.31 常磐線 南柏付近(905K マト6)

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二本目・・・25K・203系!  (゚∀゚)
でもこの25Kは朝一往復のみの運用で、
このあと我孫子で入庫してしまいます・・・日中は出番無し。
(925K マト69)

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三本目・・・01K・E233系(901K マト3) (;´Д`)

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四本目・・・27K・209系(927K マト81) (´;ω;`)

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五本目・・・07K・E233系(907K マト1) (T□T)

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六本目・・・再び203系~  (^o^)
しかしまたしても、我孫子入庫運用の09K。
これも日中の運転はナシ・・・orz
(909K マト52)

せっかく203が来ても、入庫してしまう運用ばかりで、折り返しを狙うことができません。ここでよく考えてみたら、いくら現時点で233より203の方が多いといっても、全編成がフルに動くのは平日のラッシュ時くらい。実はこの日のような休日ダイヤでは、入庫せずに日中も動き続けるK運用はわずかに9運用しかないのです。9運用ということは・・・233・7本と209・2本の現時点で既に賄えてしまうではありませんか! 233はまだ7本・・・ではなく、もう7本も揃い、しかもここにきて209の存在がかなり大きい・・・。もちろんこの日の運用が実際にそうだったというワケではないのですが、これからは実際に日中は203の出番が全くないということもあり得るのです。しかもせっかく日中運用に就いても、地下鉄区間(綾瀬~代々木上原)を折り返してばかりの05Kという運用もありますし・・・。これは着実に203系は撮りにくくなっていると実感させられました。
実家へいる間に203を撮り溜めしておこうと思っていたのに、これでは不完全燃焼。そこで、再び本数が増える夕方に今度は自転車で北小金駅近くの撮影地へ出直してみました。まずは15時に我孫子から出区してくる13Kから。朝確認できなかった13Kには203が入っている可能性大なのです。

2011.jpg

傾きかけた西日を浴びて、築堤上を走る203系。
10.12.31 常磐線 北小金-南柏(後追い)
(1512K マト69)

予想通り13K運用に就いた、203を無事捕獲。初めはきれいな順光ポイントで撮るつもりだったのですが、自転車で走っていると、半逆光に照らされてギラっと光った233の車体が目についたので、203もここで狙ってみました。でもアルミ車体の203は233ほどキレイには光りませんね・・・。次の列車も朝確認できなかった15K。こちらにも203が入っていました。短時間で二本の203、夕方はなかなか効率がいい。

2012.jpg

今度は跨線橋上から、サイドに夕日が当たる203系を。
10.12.31 常磐線 北小金-南柏
(1415K マト66)

2013.jpg

上の折り返し。背後にある跨線橋の影が迫ってきて厳しいかと思いましたが、
なんとかギリギリ光が当たってくれて、なかなかいい感じになりました。
10.12.31 常磐線 南柏-北小金(1514K)

203系マト66編成を2010年最後の夕日が照らします。果たして来年(2011年)は何本の203が年を越せるのでしょうか・・・。この写真が私の2010年ラストショットになりました。

1月1日(土)
元日。この日も前日と同じ北小金の撮影地へ。同じ撮影地じゃ面白みが無かろうとお思いでしょうが、実はこの撮影地のすぐ横には神社があり、前日に緩行線を撮影した場所はまさにその神社の境内なのです。

2014.jpg

北小金の有名撮影地横にある「東雷神社」の正月風景。
(70~200のズームレンズしか持ってきていなかったので、
こんなカットしか撮れず、スミマセン・・・。)

そこで、この「東雷神社」で初詣の参拝を済ませてから、そのままの流れで新年の撮り初めをすることにしたのです。有名鉄道撮影地のすぐ横の神社ですから、ひょっとしたら鉄道写真のウデがあがるというご利益があるかもしれません(そんなワケ無いか・・・ ^^;)。いつもはひっそりと静かにたたずむ東雷神社ですが、さすがに元旦は初詣客で賑やか。といっても、某大神社のような行列ができることは無く、ゆっくりと参拝することができました。境内では普段は見かけない神主さんが甘酒を振る舞っていらっしゃったので、この機会に挨拶をし、境内での写真撮影の許可をいただいてから、さっそく撮り初め。新年一発目の列車は・・・お、06!

2015.jpg

今年最初の撮影は、なんと一編成しかないメトロ06系。
さっそくご利益があったかな? (^▽^)
11.01.01 常磐線 南柏-北小金(1072S)

「レア車」の06系からスタートとは、なかなか悪くない2011年の幕開けです。さらに続行のK運用、見えてきたのは203!

2016.jpg

今度は203系、しかもトップナンバーのマト51編成!
(1000K マト51)

06に続いてマト51とは・・・これは本当に新年からツイているかも。短時間ながら満足のいく撮り初めを終えて、次に向かったのは綾瀬。都内の自宅へと戻るついでの撮影ですが、ここでもちょっと203系絡みで狙ってみたいカットがありました。それは千代田線・北綾瀬支線との並び。以前に同線を走る5000系との並びは撮影できたのですが、もうひとつの顔である6000系第一次試作車・通称「ハイフン車」との並びがまだ未撮影だったのです。北小金の撮影地で下ってゆく15Kに203が入っているのを確認したので、その折り返しを待っていると、ちょうど「ハイフン車」と同時に入線して来ました。

2017.jpg

6000系「ハイフン車」と並んだマト54。
こういう「並び」写真は、数が減ってしまうと本当に狙いづらくなります。
まさに撮るなら今のうち・・・。
11.01.01 常磐線 綾瀬(1114K マト54)

一見ただの並びに見えますが、ゆっくりと入線中なので「ハイフン車」の前灯が点いているのがポイント☆ 通常ここで折り返す北綾瀬線は尾灯を点けて待機しているので、前灯を点けた状態での並びが撮れたのはちょっとしたラッキーでした。

以上、年末から年始にかけて203系を撮影してみましたが、車両数だけでなく運用に入る率も減っている様な気がします。新車のE233系が優先的に運用へ就いているのかどうかは解りませんが、ラッシュ時以外で203系を確実に狙えるのは、今年の前半が山になるのかな・・・。



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烏山線・・・国鉄標準色キハ40 撮影記 [鉄道写真撮影記]

1001.jpg
2010.12.29
烏山
リバイバル・カラー!?
国鉄標準色キハ40 撮影記
  

年末年始は一週間ほどの休みが取れました。そこで本来なら泊りがけの鉄道旅や遠征撮影に出掛けたいところだったのですが、私は先月上旬に「あけぼの」&東北新幹線を使った青森旅へ出たばかりで、冬休みは懐具合がかなり寂しい・・・。九州の485や福知山の183など、引退が予想される春に向けて撮っておきたい列車はいろいろあったのですが、ビンボーには勝てず今冬の遠征は断念。休み中は東京近郊で京葉線の201や常磐線の203などを撮って過ごしていました。しかしさすがに一週間も休みがあるのに、通勤電車ばかり撮っているのはツマラナイ・・・。そんなとき、ネットの鉄道情報系サイトにちょっとキニナル車両が出ていました。それは烏山線の「国鉄標準色キハ40」。
JR烏山線は東北本線の宝積寺から分岐し、烏山までの20.4キロを結ぶ単線・非電化のローカル線。その烏山線が開業88周年の「米寿」を迎える記念として、同線を走るキハ40に懐かしい赤&ベージュのツートンカラー、いわゆる「国鉄標準色」を施した車両がお目見えしたらしい。これは国鉄型・国鉄色好きには堪らない、新たなリバイバルカラー車の登場です。
栃木の烏山線なら懐が痛むほどの遠征ではないし、手軽に国鉄型ディーゼルカーの鉄道旅が楽しめそう。さっそく年末の29日、標準色キハ40を求めて烏山線へと行ってみることにしました。もちろん情弱の私が一両しかない標準色車の動きなど掴んでいるはず無いのですが、動いていなければ純粋に烏山線の乗り鉄旅を楽しめばいいだけ。とにかく「休み中にどこかへ行きたかった」というのが、正直な動機だったのかも。

12月29日(水)
赤羽0709-(東北531M)-蓮田0732

まずは都内から東北線で烏山線の起点駅・宝積寺へ向かいます。でもその前にちょこっと寄り道。この日の天気は朝から快晴で絶好の撮影日和。なので、せっかくですから蓮田で下車してヒガハスで「カシオペア」・「北斗星」を撮影して行くことにしました。ところが、定時を過ぎたのに両列車とも現れません。どうやら遅れている様子。長距離列車の遅延などよくあることなのですが、問題はその遅れ度合い。30分か? 一時間か? 周りの同業者もケータイで情報の収集に動きます。ようやく出てきたネット掲示板の目撃情報は、強風の影響で未だ郡山にも着いていないというもの・・・(-"-;) このままだと、ヒガハスには最低あと三時間は来ないと言うことになります。さすがに三時間も寒空の中で待ち続けるのは辛いし、本来の目的である烏山線の訪問時間が短くなってしまう。仕方なくここは諦めて撤収。

1002.jpg

結局この日ヒガハスで撮ったのは、211系とこのEF210貨物だけでした・・・。
東北本線 蓮田-東大宮

蓮田から再び東北線に乗り、今度こそ宝積寺を目指して北上。いちおう乗車中も掲示板で「北斗星」の動向をチェックし、ひょっとしたら宝積寺で撮れないかな・・・などと考えていたのですが、やはりそんなウマくはいかず、「カシ」は宇都宮付近で、続行の「北斗星」は岡本付近ですれ違ってしまいました。

蓮田0948-(4600E)-宇都宮10501112-(1547M)-宝積寺1124

さて気を取り直して、烏山線です。烏山線の起点は宝積寺ですが、ほとんどの列車は東北線の宇都宮まで直通していて、車庫も宇都宮にあります(宇都宮運転所)。その車庫の様子を東北線の車内から眺めてきましたが、標準色車の姿は見えませんでした。ということは、標準色は運用に入っている可能性が高いということになります(!)。 烏山線で日中運転されている列車は中間駅の大金で上下が交換する二両編成二本。その四両のどれかに標準色が入っているハズ・・・。まずは宇都宮行きの上り332Dを、宝積寺の駅近くで狙ってみることにします。烏山線の撮影地などほとんどわかりませんが、短い二両編成くらい撮れるところはあるだろうと適当に沿線を歩くと、いい感じに撮れそうな跨線橋を見つけました。やがて聞こえてきたディーゼルカーのエンジン音、果たして現れた列車の色は・・・残念、烏山色。

1003.jpg

烏山線のキハ40。白に緑の帯が入るのが烏山色です。
烏山線 下野花岡-宝積寺

写真ではちょっと見にくいですが、後ろも烏山色。どうやら標準色は一本前の下り331Dに入っているようです。ヒガハスに寄らなければそっちに間に合ったなぁ・・・と思っても、後の祭り。とにかくターゲットは331Dの折り返しで、次に上ってくる334Dに決まりました。問題は前後のどちらに標準色が付いているのか解らないということ。この撮影地では後ろ側が撮りにくかったので、下り列車に乗って別の撮影地へ移動することにしました。

1004.jpg

楽しい絵柄の烏山線専用サボ。
「宝」積寺や「大金」など縁起のいい駅名がある烏山線。
さらに沿線7駅を七福神に見立てています。
烏山線 宝積寺

1005.jpg

宝積寺を除く7駅にはそれぞれ七福神のひとりが割り当てられていて、
下野花岡駅は「寿老人」。
烏山線 下野花岡

宝積寺1226-(烏山333D)-下野花岡1232

撮影できそうな場所を探しながら車窓を眺めていたところ、宝積寺の次駅・下野花岡付近に早くも撮りやすそうな田園地帯が広がっていました。わずか一駅で下車して撮影地へ向かうと、先客が一人いらっしゃいます。その方によると、やはり次の334Dの後ろ(烏山方)に標準色付いているとのこと。ヨシ、標準色を捕まえた~という安堵感と共に、ちょっぴり残念な気持ちも。なぜなら後ろでは顔に光が当たらないのです。せっかくなら順光側で撮りたかったな・・・。でも、一両しか無い標準色が動いているだけラッキーだと思うべきなのかも知れません。後追い側にカメラを構えて334Dを待ちます。

1006.jpg

赤白のキハ40キター!
今回国鉄標準色に塗り替えられたのはキハ40 1003
烏山線 宝積寺-下野花岡(後追い)

顔に光は当たらなかったけど、やっぱり国鉄標準色のキハ40は懐かしくて、イイ(・∀・)! ・・・って、あれ? よく考えてみたらキハ40って標準色の時代があったっけ??
実はキハ40が国鉄時代に塗られていたのはオレンジ一色の首都圏色、通称タラコ(先月の青森遠征で見かけた八戸線キハ40に塗られていた色)で、実際にキハ40がツートンの標準色に塗られていたことはありませんでした。なのでこれは正確には「リバイバル」ではないんですよね。言わば以前に紹介した「湘南色185系」のようなものなのかもしれません。でも形式はどうあれ、烏山線がキハ10や20の時代にはこの色で走っていたので「懐かしい色の烏山線」には変わりないですし、キハ40と同じような顔をしていたキユニ28がこの色だったので、185系よりは全然違和感が無いですね。何よりも、のどかなローカル線にはシンプルな国鉄色がいちばん似合います。

とりあえず一発目は無難に撮ることができた標準色。次は場所を変えて、烏山線らしいところで狙うことにします。その撮影ポイントがあるのは終点・烏山のひとつ手前、滝。その滝までは今の標準色車編成が折り返してくる(ハズの)下り335Dに乗って移動し、さらにその折り返しとなる上り338Dを滝の撮影地で撮る計画。これは「乗り」の方でも標準色が楽しめる、なかなかナイスな計画でした。ところが下野花岡で335Dを待っていると、見えてきたのは「烏山色」・・・!?

1007.jpg

下野花岡に入ってきた烏山行き335D。あれ?標準色じゃないの・・・?
烏山線 下野花岡

車両が変わってしまった・・・orz...。さきほど撮影した標準色334Dの終点・宇都宮着が13時24分で、この335Dの同駅発が13時40分。普通に考えたら運用が繋がっていると思いますよね・・・。この車両変更が運用どおりなのか、イレギュラーなものなのか解りませんが、ナイスな計画はいとも簡単に崩れてしまいました・・・(´;ω;`) 一気に気力が無くなり、もう帰ろうかとも思いましたが、ここまで来たのなら烏山線の乗り鉄を楽しむことにし、この335Dで烏山まで行ってみることにしました。

下野花岡1402-(335D)-烏山1431

1008.jpg

縁起が良い駅名の「大金」。神様は「大黒天」です。
大金駅は烏山線唯一の交換駅。ここで標準色と烏山色の並びを
狙ってみるのも面白いかも。
烏山線 大金

過去にも何度か乗ったことがある烏山線。関東平野を走るので車窓は田園風景ばかりと思われがちですが、案外起伏が激しくて、小塙のあたりはちょっと高原っぽい山林の中なども走ります。さらに先述で撮影に行こうと言っていた滝と烏山の間では、車窓右手にチラッと滝を見ることが出来ます。

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下車する予定だった滝駅。神様は「弁財天」。
その名の通り、近くに滝(龍門の滝)があり、烏山線屈指の撮影地。
烏山線 滝

1010.jpg

その滝を列車から眺めるとこんな感じ。
滝の上を走る列車からではただの川にしか見えませんが・・・
烏山線 滝-烏山(車窓から)

0216.jpg

下から見上げると立派な滝と列車を組み合わせることが出来ます。
これは以前に撮影したものですが、今回はここで標準色を撮りたかった・・・。
08.02.16  烏山線 滝-烏山

でも、この滝は車窓からよりも外から眺めた方がいいですね(^^;)。滝をかすめてしばらく走ると、まもなく終点の烏山。

1011.jpg

烏山に到着したキハ40。
冬休み中だったからか、記念撮影する「乗り潰し派」も多く見られました。
烏山線 烏山

1012.jpg

烏山の神様は「毘沙門天」です。

1013.jpg

趣がある瓦屋根の烏山駅舎。

1014.jpg

ここが烏山線の終端部
私は盲腸線の終点に行くと、線路が消える終端部

見たくなります

久しぶりに訪れた烏山ですが、駅前の商店街はシャッターを閉めた店が多い。これが年末だからなのか、本当に店じまいしてしまったのかは解りませんが、立ち寄れそうなところも見当たらなかったので、駅の待合室で適当に時間を潰し、折り返しの上り列車(338D)で烏山を後にしました。

烏山1529-(338D)-宝積寺16101619-(東北1562M)-宇都宮1630

さて、烏山線の旅を終えて戻ってきたのは宇都宮。宇都宮の名物といえば、もちろん「宇都宮餃子」。時間的にも一杯やるのにいい頃合なので、東京へ帰る前にちょっと寄って「餃子で一杯」を楽しむことにしました。数ある専門店の中でも、やっぱり行きたいのは有名な「みんみん」さん。でも駅からちょっと歩くんだよな・・・なんて思いながら地図を見ていると、なんと東口の駅前にも「みんみん」の文字があります。本店のある繁華街とは逆の東口に、最近新たな店舗が開店したらしい。駅とは目と鼻の先ほどの距離で、これは旅行者には嬉しいですね~。さっそく「新・みんみん」を目指して東口へ向かいます。すると、駅前広場から見える留置線にいたのは・・・標準色キハ40!

1015.jpg

日暮れ間近の宇都宮に留置中の標準色キハ40 1003。
東北本線 宇都宮

宇都宮に行ったっきり、折り返してこなかった標準色。ここでもう一度撮れるとは思いませんでした。しばらく眺めているとキハ40は動き出して、ホームの方に転線していきます。これは再び運用に入るのではないかと思い、急いで駅へ戻って次の烏山線直通列車を待つことに。すると17時15分発の341Dは、標準色を先頭にして入線してきました~ \(^o^)/

1016.jpg

再び本線上に姿を見せたキハ40 1003。
塗り替えられたばかりで、ピカピカの国鉄標準色です。
東北本線 宇都宮

ようやくじっくりと眺めることが出来た国鉄標準色。顔だけ見るとやはりキハ40というより、キユニ28そのもの。これはこれで懐かしいお顔でいい感じ。でも贅沢を言えば、七福神ステッカーはこの色の車両には付けて欲しくなかったな・・・。結局走行写真は一枚しか撮れなかったけど、結果的にしっかりと見ることができた標準色キハ40。まあ初撮影としてはこんなものか。この標準色車は春にもう一両が塗り替えられ、二両が三年間この色で走るそうですので、今度は二両目が出場した頃に訪ねてみることにしましょう。
烏山へと発車してゆく標準色を見送ってから、私はあらためて東口の「みんみん」へと向かうのでした。

1017.jpg

宇都宮餃子「みんみん」の焼餃子と水餃子。
本当はどちらも一皿6ヶなのですが、写真を撮る前に
焼餃子をひとつ食べちゃいました (^^;

美味しいけど、何となく本店とは味が違うような・・・。
☆☆☆・・(ケータイで撮影)

宇都宮1841-(東北3546M)-赤羽1958

 

 

1018.jpg

今年もよろしくお願いいたしま~す^^



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ONE-shot 45 謹賀新年 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 45 謹賀新年

2011.jpg
   
新年あけましておめでとうございます。
   
本年もよろしくお願いいたします。
 
2011年元旦 あおたけ
 
 
 
今年のお年始は、三年前のGWに撮影した
朝日に照らされるED79「北斗星」。 

  

青森~函館の間を深夜・早朝の時間帯に運転されるため、

なかなか走行写真の撮影機会に恵まれない
青函トンネル専用機・ED79の旅客運用。
今年は「北斗星」よりも難易度の高い「はまなす」の
走行撮影にチャレンジしてみたいなぁ・・・)。 

  

08.05.02 江差線 釜谷-渡島当別


 



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