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秩父鉄道・・・「ELみつみね」号 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2011.10.29
秩父鉄道
「ELみつみね」号 撮影
  

最近はなぜか週末になると天気が崩れることが多く、しばらく非鉄が続いていました。そろそろ鉄分を補給したい、列車に乗ってどこかへ行きたいな・・・などと考えていた先週末の土曜日は、久々の秋晴れ。待っていましたとばかりにカメラを引っさげて、列車へと飛び乗りました。
今回の目的地は関東近郊。比較的、乗り継ぐ列車の運転本数が多いので、時刻表などを調べずに自宅最寄り駅から適当に目的地を目指したところ、ツイているのか、いないのか、乗る列車がどれもタイミングよく接続し、トントン拍子に目的の路線まで来てしまいました。おかげで乗ってきた列車の写真を撮る余裕も無く、ようやく落ち着いて最初にシャッターを切ったのはこのカット。

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最後部から眺めた車窓風景は、長閑な風景を走る電化された単線。
乗っているこの電車のサウンドはちょっと懐かしい響きを奏でています。

さて問題。私が乗っているこの路線はどこでしょう・・・って、このブログの場合、既にタイトルに答えが出ているのでクイズになりませんね。そう、私が乗っているのは、埼玉の羽生から熊谷、秩父を経て三峰口までを結ぶ「秩父鉄道」。東京から二時間弱の所要時間で、朝起きて晴天を確認してから出ても、午前中には着くことができる手軽なローカル線です。しかもここには旧・国鉄の101系(現・秩父鉄道1000系)が今でも現役で走っていて、国鉄型好きには堪りません。個人的にはその101系・・・もとい、1000系狙いで訪れた09年の秋以来、二年ぶりの訪問となります。

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懐かしい響きを奏でていたのはこの電車。
寄居から接続した電車は運よく旧・国鉄101系の1000系でした。
秩父鉄道 野上

西国分寺0802-(武蔵野713E)-北朝霞0821...朝霞台0827-(東上線急行1009)-小川町0923~0924-(東上線Y997)-寄居0940~0942-(秩父1515)-野上0955

都心から秩父鉄道へのアクセスを大雑把に分けると、1.東武伊勢崎線で羽生 2.JR高崎線(上越新幹線)で熊谷 3.東武東上線で寄居 4.西武秩父線で秩父(御花畑接続)の4通り。今回の目的地は寄居から秩父の間を予定していたので、行きを東上線、帰りを西武線とルートを変えて楽しむつもりです。しかし前述したように、接続が良すぎて東上線の写真は撮れず。しかも寄居では慌てて乗り換えたので「Suica」のまま秩父鉄道線内へ入ってしまうという「乗り鉄」としてあるまじき事をしてしまい、下車駅ではちょっと面倒なことになってしまいました。秩父線ではIC乗車券「Suica・PASMO」の範囲外なので、乗車の際には注意が必要です。(´o` *)″ヽ(○`ε´○) オマエガイウナ でも、一旦改札を出て切符を買いなおしていたら次の列車は30分後だったので、大目に見てください(^^;) ・・・そんなこんなで、寄居から秩父鉄道へと入り、野上で下車。歩いて10分ほどで目的の撮影地に着きました。

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素朴な小駅、秩父鉄道・野上駅。下車したのは私ひとりでした。
秩父鉄道 野上

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線路脇の民家にはたわわに実をつけた柿の木が。
列車とうまく絡ませたいところですが、どうもこういう画作りは下手で・・・。
傍らを行くのは、元・都営三田線6000系の現・5000系。
秩父鉄道 野上付近

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撮影地に着いて最初に来たのは、スカイブルーの1000系!
JR東日本では101系はおろか、103系、201系も引退してしまったので、
関東で一色塗りの国電はもうここでしか見ることができません。
秩父鉄道 樋口-野上(後追い)

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続いて、旧・秩父鉄道カラーの1000系。
国鉄色ではありませんが、この色も1000系によく似合います。
前に訪れたときは見られなかったこの編成が撮れたのは嬉しい!
秩父鉄道 樋口-野上

リバイバルカラーの1000系が二本も撮れるとはラッキーです。先ほどから苦も無く乗ったり撮ったりしているように見える1000系ですが、最近では東急からの譲渡車両(後出)などに置き換えられて、徐々に活躍の場を狭めつつあります。二年前には走っていた、カナリアやウグイスのリバイバルカラー車も既に引退してしまいました(一時オレンジも引退しましたが、その後に別編成で復活)。まあ車齢や老朽化を考えると、101系がいまだに現役バリバリなのは奇跡的ともいえるのですが。
そんな1000系が今回の目的・・・ではありません。秩父鉄道といえばもうひとつ、やはり忘れてならないのがC58 363が牽引するSL列車「パレオエクスプレス」の存在。週末や観光シーズンを中心に運転されている「パレオエクスプレス」。しかし今秋はC58が検査に入る関係で、SL列車は運休。その変わりに普段はSLの補機や貨物列車を牽引しているEL、つまり電気機関車(デキ)が臨時で客車列車を牽引することになったのです。今回のターゲットはそのデキが牽引する「ELみつみね」号。本来のSLでは足が向かないのに、代役のELだと目の色が変わるなんて、我ながらひねくれていますよね・・・(^^;)

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沿線に石灰石の採石場を有する秩父鉄道では、
貨物列車も頻繁に運転されています。
今回の待機中にも貨物列車がやってきました。
先頭に立つのは一灯ライトのデキ100(102)。

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思いっきり逆光ですが、こちらは二灯ライトのデキ300(302)
秩父鉄道の貨物列車は走る向きに関わらず、
上り方(羽生側)のみのパンタを上げるようです。
秩父鉄道 野上-樋口

ところでこの撮影地、着いたときはサイドまで日がまわる完全順光だったのですが、徐々に正面から左方向へと日の向きが変わってきました。地図を見ながら撮影地を決める際に、ここならば「ELみつみね」を順光で撮れると踏んでいたのですが、考えが甘かったようです。上のデキ貨物の頃からサイドへの光が弱くなり、お目当ての「ELみつみね」は・・・

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イベント列車仕様の茶色いデキ505が牽引する「ELみつみね」号。
小振りながらも前面にデッキを有する、精悍なスタイルのデキが
両パンを上げて客車を牽く様はシビレるものがあります!
秩父鉄道 樋口-野上

やはり、サイドが潰れてしまった・・・(´・ω・`)。せっかく晴天に恵まれても、その好条件をを生かせないようじゃ意味が無い。これだったら編成写真ではなく、アウトカーブから望遠で正面気味に狙った方が良かったか・・・とは言え、途中で日が当たらないと解ってもすぐに撮影地を変更できないのが「徒歩鉄」の辛いところなんだけど。おっと、ちょっと愚痴っぽくなってしまいましたが、客車の先頭に立ったデキの姿は文句ナシにカッコよかった。同じ中小私鉄のデキでも、以前に紹介した上信電鉄の凸形デキとは、また違った魅力がこの秩父のデキにはありますね。写真のデキには不満が残ったけれど、デキの力強い走りが見られたのには満足でした  (殴===◯)゜O゜)
午前中の往路撮影を終え、時刻はちょうどお昼時。野上駅近辺には目ぼしい飲食店類が無かったので、とりあえず秩父鉄道に乗って、秩父へと出てみることにしました。

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地元のJKと電車を待っていると、
ホームに入ってきたのは元・東急8090系の現・7500系。
昨年に導入された、秩父鉄道では最新の車両です。
秩父鉄道 野上

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上長瀞~親鼻で渡る荒川橋梁は、車窓のハイライト。
天気が良くて気持ちいい!
木々の紅葉にはまだちょっと早いかな。。。
秩父鉄道 上長瀞-親鼻(車窓から)

ところで、秩父の名物ってなんだっけ・・・? などと考えているうちに乗っていた列車は秩父に到着。すると、なんと反対のホームには先行していた「ELみつみね」の姿があるではありませんか! 「ELみつみね」のダイヤは本来はSLが走るスジなのでゆったり目に引いてあり、途中駅で続行の普通列車に抜かれるのは知っていました。しかし野上でその続行には間に合わずに乗れなかったので、追いつくとは思っていなかったのです。しかしよく見ると、このSLスジは長瀞と秩父で二回も後続に先を譲ることになっており、私の乗った普通列車は秩父で追いついたのでした。普通列車に二回も抜かれるなんて、ずいぶん鈍足だなぁ・・・と思われるかもしれませんが、本来は観光目的のSL列車ですから、少しでも長く乗車できる粋な計らいと考えるべきなのでしょう。とにかく、ここからは私の乗っている普通列車が先行するので、もう一度「ELみつみね」を撮影できるチャンスが巡ってきたということになります。秩父で下車の予定を変更して先へ進むことにしました。ただし先行しているとはいえ、その差はわずか数分。そんな状況で撮影地など見つかるのか? 実は私には一箇所だけ駅近くで撮れる撮影地に心当たりがありました。そこは二年前に訪れた、浦山口のキャンプ場。あそこなら駅から5分もかからない・・・。

野上1149-(1521)-浦山口1222

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浦山口駅のすぐ脇には立派な鉄橋が架かります。
走ってゆくのは私が野上から乗ってきた7500系。
秩父鉄道 浦山口付近(後追い)

駅前の急な階段(タイトル写真)を転がるように下り、鉄橋下のキャンプ場へ。何とか「ELみつみね」の通過前に辿り着けました。ここは編成写真どころか機関車と客車一両程度しか入らない撮影ポイントですが、山あいに架かる高い鉄橋を情景写真的に撮る事ができます。荒い息を落ち着かせつつカメラを構えると、程なくして茶色い機関車がゆっくりと鉄橋上に姿を現しました。

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川面に姿を映し、鉄橋を渡る「ELみつみね」号。
まるで鉄道模型のような情景です。
秩父鉄道 浦山口-武州中川

急遽、慌てて見繕ったにしては、なかなかイイ感じに撮れたのではないでしょうか。青空に茶色いデキがきれいに抜けてくれました
列車が通り過ぎると、シーズンオフで人気のないキャンプ場には静寂が戻り、ようやくここでホッと一息。河原に腰掛け、i-Phoneでお気に入りの音楽を聴きながら、しばしの休憩です。お弁当を持ってくればよかったな・・・。

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せっかく浦山口まで来たので、少し撮影を続けていると、
次にやってきたのは先ほどの1000系 旧・秩父色!
これはラッキー (^o^)

結局、浦山口に行ったことで秩父でのお昼ゴハンは断念。駅へ戻ると、キャンプ場とは反対方向にコンビニを発見したので、そこでオニギリとお茶を買い、今度は上り列車へと乗り込みます。

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浦山口から乗った電車は、元・東急8500系の現・7000系。
車内には東急時代に受賞したローレル賞(1976年)プレートが
そのまま残されていました。
秩父鉄道 上長瀞(下)

浦山口1307-(1536)-上長瀞1339

三峰口から折り返してくる「ELみつみね」の上り撮影地に選んだのは、先ほど列車で通った際に車窓から眺めた、荒川橋梁。言わずと知れた秩父鉄道屈指の有名撮影地です。メジャーポイントなだけに撮り尽くされた感はありますが、ここは午後の光線状態が良く、キャパも広いので撮りやすい。はじめから復路はここで引き画を撮ろうと考えていたので、往路を線路際からの寄り画を選んだのです。結果的に往路では引きの画も撮ることができたのですが・・・。

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立派なガーダー橋の荒川橋梁。
まずはシンメトリーっぽく、秩父色の1000系を。
背景に露出を合わせると、白い車体は飛び気味になってしまうのが難点。
秩父鉄道 親鼻-上長瀞

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川沿いの木々は紅葉のピークには早いものの、
少しだけ色づいていました。鉄橋を渡るのは、7500系。

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長瀞と言えば、荒川のライン下り。
舟が鉄橋の下をすり抜けて行くのですが、
なかなか列車とのタイミングは合いません・・・。

河原で少しずつ場所を変えながらアングルを模索。雄大で立派な鉄橋なので、つい鉄橋をメインにして撮りたくなってしまうところですが、1000系のような撮り方じゃちょっと面白味がありません。せっかく木々が色づき始めていたので、「ELみつみね」は紅葉と澄んだ荒川の流れを大きく入れたアングルで狙ってみることにしました。

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傾きかけた午後の陽が、
鉄橋を渡る客車列車を美しく照らしてくれました。
今秋の荒川にSLの姿はないけれど、
小さな電気機関車が立派に代役を務めています。
(WB曇天モード)

まだ紅葉の色づきが浅かったので、ホワイトバランスを曇天モードにして少し赤みを強調しています(ちなみに7500系の写真が晴天モード)。ちょっと引きすぎて列車が小さいかな・・・とも思いましたが、ウマい具合に列車がテカってくれたおかげで、風景のなかでもじゅうぶんに存在を主張してくれました。この時期の荒川橋梁、上りSLスジは本当にいい光が当たります。これから紅葉真っ盛りを迎えるのに今年はSLの運転がないとは、SLファンにとっては本当に残念なことでしょう。ちなみに私は決してSLを毛嫌いしているワケではなく、以前にはここで「パレオエクスプレス」の撮影にもトライしています。

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紅葉真っ盛りの荒川橋梁を行く
C58 363牽引の正調「パレオエクスプレス」。
今から五年ほど前の撮影です。
06.12.3 秩父鉄道 親鼻-上長瀞

このときはファンの数がものすごく多くて、いいアングルが確保できず、上の枝がクリアできませんでした。来年こそは代走ではなく、もう一度紅葉バックのSL「パレオエクスプレス」を狙いに、荒川橋梁を訪れてみたいところです。

これで「ELみつみね」号の撮影は終了。撤収して上長瀞駅から列車に乗ろうとすると、見えてきた電車は・・・

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上長瀞に入ってきたオレンジカラーの1000系。
やはり101系はこの色がいちばん似合います!
秩父鉄道 上長瀞

なんと、オレンジ色の1000系。これが来るのが解っていたら、もう少し荒川での撮影を続けていたのになぁ・・・いい光が当たっていただけに残念。なんて悔やんでいても仕方ないので、ここは気持ちを切り替えて、懐かしいオレンジ101系の「乗り鉄」を楽しむことにしましょう。

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秩父鉄道1000系の室内はほぼ101系当時のまま。
薄緑色の化粧板やブルーモケットのロングシートが懐かしい。
車内には秋の柔らかい西日が差し込みます。

上長瀞1524-(1535)-御花畑1545

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西武秩父駅との連絡駅・御花畑で下車。
次に訪れるときにも、まだ1000系が走り続けていますように・・・。
秩父鉄道 御花畑

御花畑で1000系に別れを告げ、西武秩父駅へ。御花畑から西武秩父までは商店街を抜け、徒歩で5分ほど。ここから西武秩父線に乗って秩父を後にします。ちょっと紅葉には早かったけど、一日いいお天気で「撮り鉄」を満喫できた、秩父鉄道へのショートトリップとなりました。

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最近よく聞くアニメによる町おこし。
ここ秩父もアニメのロケーションに使われたらしく、
あちこちでポスターやグッズ類を見かけました。
そういえば、最近ウチの近くの駅でも
「とあるアニメ」のポスターをよく見ます (^^;)

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西武秩父線の車両はクロスシート装備の4000系。
クロスシート車だと、車内でビールを飲んでも
後ろめたさが無いのがいいですね・・・(笑)
西武秩父線 西武秩父

御花畑…西武秩父1600-(西武秩父線5044)-飯能1648~1649-(池袋線2170)-所沢1713~1717-(国分寺線5776)-国分寺1734

 

PS...コメント欄にもありますが、私が訪れた三日後の11月1日、最初の撮影地(樋口~野上)近くの踏切で秩父鉄道の普通列車とダンプが衝突する事故が起きてしまいました。幸い、乗客・乗員、さらにダンプの運転手ともに無事。数人の軽傷者を出したのみで済みましたが、事故に遭遇して大破した当該車両は、私が柿の木アングルで撮った5000系(元・三田線6000系)の5004Fだったようです。まさか撮影した電車が三日後、あんな姿になってしまうとは・・・なんとも言えない、悲しい気分です。(;_;)



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PICK UP・・・惜別、203系。 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP・・・惜別、203系。

長年、常磐緩行・千代田線の「顔」として活躍してきた203系。既報の通り9月26日をもって営業運転を終了。10月15日には最後の一本が海外譲渡のため川崎貨物へ輸送され、ついに203系は形式消滅となりました。関西出張編や新潟遠征編などが続いたために、ちょっと鮮度落ちとなってしまいましたが、ここでは私が残せた203系の勇姿を少し振り返ってみたいと思います。

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まずは定番、きれいな順光で撮ることができる金町駅先端から。まだ背景にマンションが建つ前で、今よりさらにスッキリと撮ることができました。この頃はE233系への置き換えが発表されたばかりで、同業者はほとんどおらず、のんびりとトップナンバー車のマト51を押さえられました。
07.12.20 常磐線 金町

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203系が走る区間は地下や高架が多く、なかなか季節の色が出しにくい。そんななか、サイクリングで訪れた北柏の大堀川土手に見事な川津桜を発見。私が残せた203系の中で、数少ない季節感のある一枚になりました。今年の春も狙おうと思っていたものの、同時期に行ったらすでに散り際。花の満開期を読むのは難しい・・・。
09.03.22 常磐線 北柏-柏

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203系に与えられた任務は、地下鉄・千代田線直通。一枚くらいは地下鉄区間での記録を残しておきたいと思い、壁が曲線を描く国会議事堂前駅へ。入線シーンは以前に紹介した16000系と画が被るので、ここでは出発してゆくシーンを後追いで・・・。
11.05.29 東京メトロ千代田線 国会議事堂前

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多彩な車種が走る常磐緩行・千代田線で、203系は様々な車両と顔を合わせてきました。そのなかでもいちばん面白いと思って私が選んだのは、ほんの一時期だけ千代田線で運転された東西線用・青帯07系との顔合わせ。07系の運転は平日のラッシュ時限定といことで、出勤前に無理して撮ってきました。
08.09.18 東京メトロ千代田線 代々木上原

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普段、常磐緩行・千代田線の運用に従事している203系。都心の地上へ顔を出す数少ない機会が、大崎にある東京総合車両センター(旧・大井工場)への入出場。しかし私が記録したのは、編成写真重視で新大久保や池袋先端などで撮ったものばかり。せっかくなら都心部の新宿大ガードや渋谷付近で撮ればよかったと今さらながら後悔しています。写真は山手貨物線から常磐線への短絡線(貨物線)で撮った203系。EF65との並びや、踏切を行く203系の姿に違和感を感じます。
08.03.19 常磐(貨物)線 田端操(上)/田端操-三河島(後追い・下)

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E233系が増備されて行くにつれ、続々と廃車や海外譲渡で疎開されていった203系。私もその配給輸送を記録しましたが、いざ、JRマークを剥がされ、方向幕を抜かれ、無動力で機関車に牽かれて行く姿を目の当たりにすると、切なくなってしまうもの。そんなわけで、撮影機会はあったのですが、203系の配給輸送は最初期のEF64とEF81牽引のそれぞれ一回ずつを記録したのみに留まってしまいました。写真は長野へ帰らぬ旅に出る、マト56編成・・・。
10.12.27 武蔵野線 新秋津

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惜別マークが掲げられた、ラスト一本のマト55編成。最後は好条件で撮影したいと思い、平日に半休を取って北小金の有名撮影ポイントへ。しかし平日にも関わらず、同業者は10人も・・・。ヘッドマークを掲げた期間は、生涯地下鉄直通という地味な運用に就き続けてきた203系が、最も注目を浴びたひと月でした。
11.09.08 常磐線 南柏-北小金

私は元々、常磐線沿線で育ち、実家は今でも同線の南柏にあります。現在の中央線沿線へ引っ越すまで、30年近く常磐線の各駅停車しか停まらない駅を利用していた私にとって、203系はもっとも身近にあった電車と言えるでしょう。でも私はこの電車が大嫌いでした。国鉄・JRを代表して都心部の地下鉄へ乗り入れる車両のわりにあか抜けず、どうも野暮ったい。そう見えるのは車両デザインのせいではありません。同車の特徴である難燃性や軽量化を追求したアルミ車体はいくら洗浄してもきれいにならないのか、いつも薄汚れている印象が強い。もはや銀色というよりも灰色の電車。しかも、軽いアルミの車体はよく揺れて乗り心地が悪いし、側扉や貫通扉までアルミにしたせいで走行中は各扉がバタバタと大きな音を立て、乗車中はとても耳障り。加えて言うならば、座席は狭くて、冷房の効きも悪い。ひどい言い様ですが、身近な電車だっただけについ辛口になってしまうのかな・・・。
これでも登場時は眩しかった。中央線の201系に続いて誕生した最先端のチョッパ制御車が、山手線や京浜東北線よりも先に、わが常磐緩行線へ投入されたのはとても誇らしく、営業初日の量産先行車(第一編成)を羨望のまなざしで出迎えた覚えがあります。私の記憶のなかで、初めて営業初日の「新車らしき新車」に乗ったのがこの203系でした。

実はもっと早く、203系への惜別記事を組むつもりでした。しかしいざ書き始めると、言いたいことはたくさんあるのに、どうもうまくまとまらない。そう、ちょうど小学生が自分の家族のことを書きなさいと言われたときのように、良く書けば腑に落ちないし、悪く書けば心が痛む・・・。嫌いと言いつつも、いつのまにか同車に愛着を感じていたのかも知れません。

あの汚くて、うるさい電車とも、もうお別れ。大嫌いだったはずなのに・・・なんだか寂しい。
おつかれさま、203系。いつの日か、譲渡された異国の地で再会を果たしてみたいものです。

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11.09.24 常磐線 北小金-南柏



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ONE-shot 74 「大鉄道時代展」にて。 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 74 「大鉄道時代展」にて。
  
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8月に博多で開催されて好評だった「水戸岡鋭治の大鉄道時代展」が、
今月の8日から東京・六本木のAXISギャラリーでも開かれています。
本当は天気が悪い今週末に訪れようと考えていたのですが、
たまたま仕事で青山界隈を回ることになり、一時間くらいなら余裕ができそう。
きっと平日の方が空いているだろうと思って、今日覗いてみました。

水戸岡鋭治氏はJR九州をはじめとした
鉄道や建築物のデザインを手がけるインダストリアルデザイナー。
会場には水戸岡氏が手がけた九州新幹線の座席のモックアップや
デザイン画、車両模型などが所狭しと並べられています。
会場内は資料やパネルのアップでなければ撮影可とのことだったので、
座席が並べられた辺りを一枚パチリ・・・。
おや?よくみると、
座席の説明をされている、白髪のダンディーな方はもしかして・・・!

お手すきのときを見計らって声をかけ、
購入したばかりの会場カタログにサインをお願いすると、
快く了解し、丁寧に書いていただけました。
しかも「展示の方はいかがでしたか?」と先生の方から話しかけてくださり、
わずかな時間ですが、いろんなお話を伺うこともできました。
ただし、舞い上がってしまって、
ほとんど何を話したのか覚えていないのですが・・・(^^;)
 
11.10.21 六本木・AXISギャラリー
 
 
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思いがけず手に入った「宝物」。
帰りの大江戸線車内では、カタログに書いていただいたサインを
ニヤニヤしながら眺めてしまいました。
(左上がカタログで、右に写っている787系と800系は、
会場内でのみ数量限定で販売されている直筆サイン入りイラスト。
コレ、一枚500円は安すぎます!!)。

「水戸岡鋭治の大鉄道時代展・駅弁から新幹線まで」は
10月23日(日)まで、六本木・AXISギャラリーで開催中。

タグ:鉄道 JR JR九州

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羽越本線・・・絶景!「笹川流れ」俯瞰 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2011.10.08~09
新潟03
羽越本線 絶景!笹川流れ」俯瞰 撮影
  

先日の連休に行った新潟遠征。前回からの続きです。
早朝から「銀ガマ」臨貨を撮影できたことで、もうオナカいっぱい、胸いっぱい。今旅の目的はほぼ達成したようなものなのですが、時刻はまだ午前8時前。もちろんこのまま東京へ帰るのはもったいない。なんと言ってもこの日は「降水確率0パーセント、県内は気持ちのよい秋晴れが広がり、絶好の行楽日和!」と、NST(新潟総合テレビ)のお天気おねーさんが太鼓判を押すほどの快晴。予報どおり朝の「銀ガマ」にも、眩しいくらいの朝日が当たってくれました(おかげで面つぶれの半逆光だったけど・・・^^;)。晴天の新潟ということならば、私にはかねてから一度行ってみたいと思っていた鉄道撮影地がありました。「銀ガマ」を月岡で見送った後、これからその場所を目指してみたいと思います。

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新発田で羽越線を乗り継ぎ。
今度はディーゼルではなく、115系電車でした。
11.10.9 羽越本線 新発田

月岡0809-(羽越123M)-新発田0818~0823-(1925M)-村上0859

月岡から新発田へ戻り、村上行きに乗り継いで羽越線を北上。稲刈り真っ只中の越後平野を115系の普通列車は快調に飛ばし、新発田から40分ほどで終点の村上に到着。この村上が目的地ではありませんが、羽越線普通列車の大半はここ村上で運転系統が分けられるので、さらに先へ進むには乗り換えねばなりません。しかし、次の列車まではまだ一時間半もの待ち時間があります。

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一時間に一本程度だった羽越線の普通列車ですが、
村上以北は交直転換のデッドセクションがあるために本数が激減。
日中は三時間も間が空くことも・・・。
次の普通列車は10時34分酒田行き。
ちなみに私の行きたい目的地に特急は停まりません。
11.10.9 羽越本線 村上

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ロータリーに櫓が立つ村上駅。
村上駅ではレンタサイクルの貸し出しも行われているとの事。
今回は借りませんが、「レンタサイクル鉄」としては要チェックです。
11.10.9 羽越本線 村上

駅でぼーっとしていたってつまらない・・・。そこでこの待ち時間を利用して、少し村上の街を散策してみたいと思います。新潟県北部の中心地として栄えてきた村上。かつては越後国村上藩の城(村上城)が築かれ、現在でも城跡・武家町・町人町・寺町が残る古い城下町です。伝統的な造りの家屋を一般に公開しているところも多く、そのあたりが村上散策の見所となっています。駅から古い町家などが残る観光地区へは徒歩で20分ほど。往復で40分なら、いい時間潰しになりそう。

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古い町家が見られる村上の市街地。酒屋さんもいい雰囲気~。

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観光スポットのひとつ、重要文化財の若林家住宅へ寄ってみました。
「村上城三の丸の現在地に二百数十年前に建築された若林家住宅(復元)は、
曲屋(まがりや)造りの茅葺平屋建で内部の部屋割りも細かく、典型的な
中級武家住宅」(案内パンフより抜粋)

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私は建築にそれほど興味があるわけではないので、
若林家の造りや部屋割りなどの特徴に対して特に感想はないのですが、
村上の古民家らしいと思ったのが、この「塩引き鮭」。
ここでは展示物のひとつに過ぎませんが、今でも11月下旬になると
民家の軒先には、こうやって鮭が吊るされるのだそうな。

若林家住宅や町家などを眺めながら散策していると、案外あっというまに時間が過ぎてゆきました。残念だったのは時間帯が早かったので、名物の鮭料理や村上牛を味わえなかったこと。せめて名物の駅弁でもあるかなと駅の売店(というかコンビニ)を覗くも、駅弁は無し。村上は特急「いなほ」や観光列車「きらきらうえつ」(後出)の停車駅なのだから、名物駅弁のひとつくらい欲しいところです。仕方なくオニギリとお茶を買って、酒田行きに乗車。

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村上で待機していた酒田行き825Dはキハ47の四連。
先頭はタラコ色の復刻車でした。もちろんこの車両に乗ります。
11.10.9 羽越本線 村上

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タラコ色キハから眺める、日本海の青い海~。
今回は「撮り鉄」メインの旅ですが、「乗り鉄」も満喫!
11.10.9 羽越本線 間島-越後早川(車窓から)

羽越線は村上を発車してしばらくすると、車窓に日本海の雄大な景色が広がります。この付近は「笹川流れ」と呼ばれる、名勝天然記念物にも指定された景勝地で、透明度の高い美しい海と海岸にそびえ立つ奇岩の数々は、日本海沿いを走る羽越線のなかでも屈指の車窓風景。ちなみに笹川流れという名の由来は「岩の間を盛り上がるように流れる美しい潮流を、当時の集落名・笹川村(現在は村上市)にちなんで付けられた」とのこと。そして今回私が目指していた最終目的地こそ、この笹川流れと羽越線を望む撮影地なのでした。南北11キロにわたる笹川流れのほぼ真ん中にある小駅・今川で下車。

村上1034-(825D)-今川1101

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今川は、海と山に囲まれた小さな無人駅。
こういう素朴な情景にはタラコ色のキハがよく似合います
(タイトル写真も同駅)。
11.10.9 羽越本線 今川

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駅前の国道を渡ると、すぐに笹川流れの海岸へ出られます。
♪今は~もう秋~ 誰も~いない海~♪

この笹川流れは昔からの鉄道撮影名所で、所々に好撮影地が点在。いろいろな角度から日本海と列車の組み合わせを撮ることができます。そのなかでもいちばん雄大で美しいとされているのが、笹川流れのハイライト「蓬莱山」を望む俯瞰ポイント。切り立った岩山のてっぺんから見る絶景を、私も一度は撮影してみたいと思い続けてきました。しかし海バックの俯瞰写真をきれいに撮るのなら、晴天が必須条件。天候の読みづらい日本海側では、なかなか撮影に踏み切ることができませんでした。でも今日の天気なら大丈夫。まさに絶好の俯瞰撮影日和です。事前情報では、撮影地となる岩山の麓まで駅から徒歩20分。さらに急な傾斜が続く登山道・・・というか、獣道を分け入って登らなくてはならず、てっぺんまで上るにはかなり大変らしい。ここは焦らずにマイペースで進みたいところ・・・なのですが、実はあまり時間がありません。私が乗ってきた825Dの30分続行で、最初のターゲットがやってくるのです。慌てて登って怪我でもしたら元も子もないので無理はしませんが、できることなら間に合いたい。幸い、道に迷うことなく順調に進み、あと一歩でてっぺん・・・というとき、列車の警笛音が聞こえました。遠景から線路の先を眺めると・・・あ!来てる!!

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景勝地・笹川流れの青い海を見ながら走るのは、
色鮮やかなパッチワーク柄が特徴の観光列車「きらきらうえつ」。
11.10.9 羽越本線 越後寒川-今川(後追い)

てっぺんからではありませんが、抜けの良い場所でなんとか撮ることができました。この撮影地で最初のターゲットは観光列車の快速「きらきらうえつ」(新潟~酒田)。パッチワーク柄の車体はあまり好きではなかったのですが、こうやって見ると景色に映えて、案外悪くないかも。今回は撮影する方でしたが、いつかは乗車して大きな窓から笹川流れの景色をビール片手に楽しみたいものです。しかし、駅から30分でここまで来るのはキツかった~。撮影後にドッと汗が噴き出してきました。さらにもう少し頑張って、てっぺんへ。

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こちらがてっぺんから撮影した、特急「いなほ8号」。
ホワイトとブルーのカラーリングですが、
国鉄特急型の485系をこの絶景ポイントで撮れるのは嬉しい(^▽^)
11.10.9 羽越本線 越後寒川-今川

この高さまで上がると、もはや先ほどの「きらきらうえつ」を撮った場所とあまり大差ないけれど、とにかくてっぺん到達は気分がイイ! 青い空、青い海、丸い蓬莱山、そして羽越線を走る485系「いなほ」がきれいに見渡せます。まさに息を呑むような絶景に、ここまでの苦労がすべて吹き飛んだ思いでした。

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「いなほ3号」は、海を大きく入れたヨコ位置で。
奇岩の蓬莱山に目が行きがちですが、ここは海の透明度も特筆モノです。

午前の遅い時間からお昼にかけて順光となるこの場所は、「きらきら」から「いなほ3・8号」がベスト。ラッキーなことに、この日の「いなほ」は両列車とも485系原形スタイルのT編成でした(「いなほ」には大幅リニューアルの485系3000番台・R編成も使われています)。これが国鉄色485系だったら・・・などというのは贅沢な願いか。でも、なんとこの日はそれが実現するのです。私がこの場所で撮りたかった本当の狙いはこの列車でした。

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ちょっと望遠系で先の方を眺めていると、
トンネルを抜けて現れたのは・・・国鉄色の485系!!

笹川流れを行く国鉄色485系、これは「いなほ」ではありません。この列車は団体列車の「つなげよう・日本」号。あれ?この列車名、たしか前々回に撮影を見送ったと言っていた583系では・・・と思われる方も多いでしょう。実は「つなげよう・日本」号の運転区間は首都圏(横浜)から東北本線経由で青森、さらに奥羽・羽越本線へ入って酒田までが秋田の583系、そして酒田から新潟までの羽越本線は新潟の国鉄色485系で運転される豪華スケジュールだったのです。前々回の「上越線開通80周年号」と583系の掛け持ちは無理だと判断しましたが、この485系のほうは新潟で捕まえられると踏んでいたのです。当初は白新線の直線区間などでオーソドックスに撮るつもりでしたが、願ってもいない快晴に恵まれたので、思い切ってこの笹川流れ俯瞰まで来ちゃいました。しかもこの485系はT18編成。遠景では解りづらいけど、先頭車は四つ目の1500番台です。

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引き付けて、タテ位置でもう一枚。
快晴の笹川流れを行く国鉄色485系・・・。
最高の舞台に最高の役者が踊り出ました!

狙い通り・・・いや、それ以上の結果に大・大満足~ヾ(≧∇≦*)〃 この好条件で唯一不安だったのは、国道を走るクルマとのカブりでした(「いなほ8号」のときは、ベスト位置で軽トラが先頭車とカブった)。しかしそれも無くて一安心。この眼福の光景を味わえたのは私を含めて三人。お二方とも撮影後は満面の笑みで下山してゆかれました。

ところで、この「つなげよう・日本」号。583系の方は「みちのく」のヘッドマークを掲出して運転されたとのこと。では485系は何のヘッドマークだったかというと・・・

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上写真をクローズアップ。
ヘッドマークは・・・快速「ムーンライトえちご」!?
(超トリミング済み ^^)

なぜか「ムーンライトえちご」幕。たしかにT18の「ムーンライトえちご」は今では運転されていなくて貴重だけれど(現在の「ムーンライトえちご」は幕張・大宮の183系で運転)、日中の羽越線で「ムーンライト」っていうのも何だかなぁ・・・(^^;)。まあ、遠景で撮影している時点でマークは度外視していたから何でもいいのだけれど (ちなみに、この485系で運転された「つなげよう・日本」号は、所々でマークチェンジして、「ムーンライト」の他に「みのり」や「いなほ」、「はくたか(赤)」なども掲出されたらしい)。

以上で撮影を終了。私もホクホク顔で岩山を下山して、今川駅へと戻ってきました。これから東京へと帰るのに、まずは今川から羽越線の上り普通列車へと乗るわけですが、時刻は午後二時前。次の上り・村上行き(826D)は14時51分発で、まだ一時間ほど時間があります。一方、下りの普通列車・酒田行き(827D)は14時09分発。この上りと下りは途中、府屋と鼠ヶ関の間ですれ違うので、府屋まで下り列車に乗って、もう少し車窓から笹川流れの景色を楽しむことにしました。

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今川に入ってきた下りの827D。
この列車は、私が今川まで乗ってきた11時着825Dの次の普通列車。
実に三時間ぶりに今川へ停車する列車です。
11.10.9 羽越本線 今川

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乗ったキハ40はロングシート車でした。
キハ40はラッシュ時の新潟へ乗り入れる運用もあるので、
一部の車両はロングシート化されていますが、
羽越線の車窓はクロスシートで楽しみたいところです・・・。
でも、こんな感じに撮れば、少しは旅情感が出るかしら?
11.10.9 羽越本線 越後寒川-勝木(車窓から)

今川1409-(827D)-府屋1432

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日本海に面した駅、府屋で下車して折り返し。
こちらの列車はクロス車とロング車が混在していました。
11.10.9 羽越本線 府屋

府屋は新潟県最北の駅で、隣駅の鼠ヶ関からは山形県となります。前日に越後湯沢で上越新幹線を降り、上越国際スキー場前、長岡、長鳥、東光寺、新津、月岡、新発田、村上、今川を経て府屋まで、二日かけて鈍行列車で新潟県を縦断してしまいました。最後に新潟県の県庁所在地・新潟にちょこっと顔を出して、今旅は終了です。二日間とも晴天に恵まれて、「上越線開通80周年号」、「北越」、「銀ガマ」、そして笹川流れでの「T18」と貴重な列車の数々を撮影。存分に満喫することができた秋の新潟遠征となりました。

府屋1434-(826D)-村上1517~1544-(いなほ10号)-新潟1633

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村上から乗った特急「いなほ10号」(右)は3000番台の「R編成」。
撮りが原形の「T編成」で、乗りがリニューアルの「R編成」とは・・・
最後まで理想的な旅でした(^^)
11.10.9 羽越本線 村上

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今旅、最初で最後の駅弁は、新潟の「焼漬 鮭ほぐし弁当」。
村上で吊るされていた「塩引き鮭」が忘れられずに
この弁当を選びましたが
焼いてから特製ダレに漬け込んだ鮭は、
ちょっとしょっぱさが強かったかな・・・。
☆☆・・・

新潟1813-(Maxとき 344号)-東京2012



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羽越本線・・・EF81「銀ガマ」 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2011.10.08~09
新潟02
羽越本線 EF81「銀ガマ」 撮影
  

先日の連休に行った新潟遠征。前回からの続きです。
東光寺で183系の「上越線開通80周年号」を撮影後、程なくして日が西の彼方へと沈みました。薄暗くなった田園地帯。本来ならもう列車の走行写真など撮れる状態ではないのですが、実はもう一本だけこの東光寺で撮りたい・・・というよりも、見てみたい列車がありました。「北越」や「80周年号」を撮影した上り列車の撮影ポイントから踏切を渡り、反対側の下りポイントで待つことしばし。ファインダー越しの肉眼ではヘッドライトの明かりしか見えませんでしたが、何とか無理矢理にシャッターを切って撮影した列車がコレ。

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日没後の薄明かりの中、走ってきたのは貨物列車。
その先頭に立つカマは・・・EF81 302!
11.10.8 信越本線 帯織-東光寺

感度をISO5000まで引き上げて撮影したために、ザラッザラの画質でお見苦しいのですが、かろうじてナンバープレートの文字が読み取れるかと思います。この貨物列車を牽引してきたのは、なんとEF81の302号機。まさかこのカマを信越線で見ることができようとは・・・。

非鉄の人には解りづらい、ちょっとマニアックな話になりますが(いつものことか・・・^^;)、数あるEF81形電気機関車の中でも、300番台はわずか4機しか製造されなかった希少車種。関門トンネル通過用の塩害対策として、車体がステンレス製となっているのが最大の特徴で(通常のEF81は普通鋼製)、本来は門司(北九州)に所属して九州地区を中心に運転されている機関車なのです。

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今回撮った写真では暗くて特徴が解りづらいと思うので、
以前に門司で撮った301号機の写真も載せてみました。
車体に補強用のコルゲート板、つまりギザギザが
つけられているのが、ステンレス機の証。
06.5.1 鹿児島本線 門司

そんな九州でしか見られないはずの300番台・302号機が、なぜ信越線に現れたのか?・・・貨物オンチの私に詳しいことは解らないのですが、毎年秋に北海道で収穫されるジャガイモを首都圏へと輸送する臨時貨物列車・通称「ジャガイモ臨」。その臨時貨物の応援になぜか門司区の300番台が抜擢され、「ジャガイモ臨」の日本海縦貫線区間(青森~長岡)を担う富山区へと貸し出されたとのこと。わざわざ門司から富山へカマを貸し出さなくては臨貨のやりくりできなかったのか? なんて疑問はこの際置いておいて、とにかくこの「ジャガイモ臨」のおかげで、希少な300番台を新潟で見ることができたのは素直に嬉しい。前回の冒頭で書いた「ホットな話題を提供している、気になる列車」というのは、この「ジャガイモ臨」貨物のことでした。

ところで、このEF81形300番台という機関車。幣ブログでは以前に一度「憧れの銀ガマ」というタイトルで紹介したことがあります。しかし、そのときに紹介した300番台は無塗装のステンレス地、いわゆる「銀色」をした機関車でした。実は4機の300番台のうち、上の写真で紹介した301・302号機はローズピンク色に塗装されていますが、303・304号機は原形のステンレス無塗装。希少な300番台の中でもさらに人気が高いのは、当然「銀ガマ」と呼ばれる無塗装の二機で、以前にも書いたように、私にとっても憧れの機関車なのです。実は今回の「ジャガイモ臨」応援には先述の302号機の他に、なんと「銀ガマ」の303号機も貸し出されています。じゃあ、東光寺で撮ったのはピンクの302だったからハズレだ・・・って? いいえ、この条件の悪い夕方の下り(9077レ)に302が入ったということは、条件の良い翌日朝の上りには303(9078レ)が入っているということ(それぞれが隔日で交互に限定運用されているため)。これは翌朝が楽しみです。

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302号機を撮影してから東光寺駅へ戻ると、
とっぷりと日が暮れていました。
11.10.8 信越本線 東光寺

それにしても、このブログでしつこいほど言い続けているように、貨物に疎い「貨物オンチ」の私。当然はじめはこの「ジャガイモ臨」の運転区間や運転日、時刻などまったく解るはずもなく、「銀ガマ」が富山に貸し出されたのは知っていても、それを撮影することは難しいと思っていました。しかしそんな私に「助け舟」を出してくれたひとつのブログがありました。それは同じソネブロ仲間、twingo583さんの「青空鉄道日記」。情報通のtwingo583さんは、いち早く「銀ガマ」牽引の「ジャガイモ臨」を撮影されていたのです。その記事を参考にすると、上りの「ジャガイモ臨」9078レは、朝7時頃に羽越本線の月岡付近を通過するということがわかりました(twingo583さん、本当に助かりましたm(_ _)m )。鉄道利用の「徒歩鉄」が朝7時前に羽越線沿線へ行くのは決して容易なことではないけれど、前泊すれば何とかなりそう。そこでこの日は羽越線の新発田で一泊して、翌朝に備えることとしました。

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新津から乗った羽越線普通列車は旧・新潟色のキハ40+47。
電化している羽越線ですが、DCで運転されている列車も多い。
11.10.8 信越本線 新津

東光寺1757-(信越449M)-新津1832~1853-(羽越133D)-新発田1928


10月9日(日)

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早朝6時。この日の「撮り鉄旅」は新発田からスタート。
11.10.9 羽越本線 新発田

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羽越線の初発列車。今度は新・新潟色のキハ47。
11.10.9 羽越本線 新発田

新発田始発の羽越線上り120Dは月岡に6時13分着。徒歩鉄が月岡付近で9078レを撮ろうとするならば、この列車か逆の新津始発下り823D(月岡6時40分着)でないと、間に合いません。宿泊地を新津か新発田かで悩んだのですが、少しでも早く月岡へ着く120Dの方に乗れる新発田を選びました。きっと同じような考えの同業者が多いんだろうな・・・と思いながら120Dへ乗り込むと、一見して鉄と判断できるのは2、3人程度 (この初発列車の乗客全体でも10人弱だったのですが)。さすがに「臨時貨物」なんてネタ、撮影する人は少ないのか・・・と思いきや、月岡へ着くとその認識が甘かったことを知らしめられる光景が、そこにありました。

新発田0606-(120D)-月岡0617

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撮影地へと向かうと、
朝もやの向こうに見えてきたのはクルマの列・・・。

線路に向かって並ぶ車列、決して踏切待ちで渋滞しているわけではありません。これ、みーんな9078レ狙いの同業者。このクルマで来た先客たちが既に30人ほど撮影地で待機しています。早朝に通過する列車の撮影なのでクルマ利用が多いだろうとは思っていましたが、ここまでとはスゴいなぁ・・・って、感心している場合ではありません。まだ撮影できる場所があるのか不安になります。幸い、大型脚立に乗った方の前へ低めに入れてもらって場所を確保。大勢の皆さんとともに銀ガマの登場を待ちます。

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待機中に唯一通過していったのは、前述の下り初発823D。
キハ110の二連でした。
11.10.9 羽越本線 中浦-月岡

これだけの同業者が集結しているのだから「銀ガマ」が来るのは間違いないはず。それでもまだ心の中では半信半疑。本当にあの「銀ガマ」がここに来るのか? 撮影できるのか? それほど私にとって「憧れの銀ガマ」を羽越線で撮れるのは信じがたいことなのです。しかし、その疑念を払拭するかのように、時刻表には無い時間に鳴りだす踏切・・・直線上に見えてきたのは、紛れも無くなく銀色の機体!

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コンテナ満載の臨時貨物を、朝日を浴びた「銀ガマ」が牽引!
これぞ、夢にまで見た光景です・・・゚+。*・感。゚(゚ノД`゚)゚。激・*。+゚

今まさに目の前を「銀ガマ」が通過してゆく・・・嬉しいというよりも、感動すら覚えます。顔に光が当たらなかったのは残念ですが、この9078レは、日の出地点から機関車を交換する南長岡までの区間に、順光となる場所はほぼ皆無。機体をハッキリ見せるには曇り空がベストなのかも知れません。でも、朝日に照らされたサイドのコルゲートは美しかった・・・じゅうぶんに大満足です。
撮影後もしばし感動の余韻に浸っていると、いつのまにか撮影地に残されたのは私一人だけに。実はこの9078レ、次の月岡で20分もの停車時間があります。クルマ組はその間に先回りしてもう一発狙おうと考え、早々に撤収していったのです。徒歩鉄の私は先回りすることなどできませんが、撮影地から月岡駅までは10分ほど。もう一度、停車している姿くらいは拝むことができそうです。

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月岡に停車中の9078レ。
きれいな走行写真ではありませんが、案外スッキリと撮影できました。
11.10.9 羽越本線 月岡

畑仕事をしている地主のおばさんに許可をいただいて駅横の畑で停車中の「銀ガマ」を撮影していると、「これのどこが珍しいんだい?」と尋ねられます。ここで「銀ガマ」云々を説明したって解るはずも無いので、「北海道で採れたジャガイモを輸送する、秋だけの限定列車なんですよ~(^^) 」とだけ、お答えしておきました。

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雲ひとつない青空の下、機体を光らせて「銀ガマ」が行く・・・。
11.10.9 羽越本線 月岡付近

ラストに、月岡出発をローアングルでもう一発撮影。オマケ的なカットとして狙ってみたのですが、ローアンから広角で撮ったことによって朝日を浴びた機体がギラリと光り、案外コレがいちばん「銀ガマ」らしいカットになったのかも知れません。これで早朝の「銀ガマ」撮影は終了です。

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「憧れの銀ガマ」EF81 303・・・。
再び出会える日が来ることを願って、見送りました。


・・・続きます



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上越・信越線・・・「上越線開通80周年号」撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2011.10.08~09
新潟01
上越信越線上越線開通80周年号」撮影
  

晴れの特異日だとされている「体育の日」(だから東京オリンピックの開会日に選ばれたというのは有名なハナシですね)。今年の連休もそのウワサに違わないような秋晴れ予報が発表されました。晴天が約束された連休とあらば、もちろんどこかで「撮り鉄」を楽しみたい。しかもこの連休は、面白いネタとなりそうな列車の運転計画が目白押し。そのなかでもとくに私が注目したのは、583系で東北方面へと向かう団体臨時列車「つなげよう・日本」号と、183系の多客臨で上越線を走る「上越線開通80周年号」。どちらも私の好きな国鉄型特急車両で運転されます。しかし、この両方を撮ろうとするならば、撮影地は首都圏近郊。せっかくの秋晴れなのに首都圏で撮るのもなぁ・・・(´~`;)。「二兎を追う者は一兎をも得ず」の諺もあるように、ここはどちらかに絞った方が良さそうです。東北方面へは先月に「やまびこ」「あいづライナー」の撮影で行ったばかり。ならば今回は「上越線80周年号」を撮りに新潟へと向かうことにしました。ついでに新潟では今、ホットな話題を提供している、別の「気になる列車」もあることですし・・・。
(ちなみに、私が撮影を見送った方の583系「つなげよう・日本」号は、ソネブロ仲間の「やまびこさん」が参戦されています。てっきりヘッドマークは「つなげよう・日本」の特製幕だと思っていたら、なんと往年の「みちのく」を掲出されて運転されたそうな。う~ん、そちらを撮りに行けばよかったかな・・・と、ちょっと後悔 ^^;)

10月8日(土)

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東京駅から、上越新幹線の「たにがわ401号」へ乗車。
11.10.8 東北新幹線 東京

旅のスタートは上越新幹線。上尾~新潟で運転される「上越線開通80周年号」は、今年の二月に撮影した「シーハイル上越」同様、今回も上尾発が7時11分と早く、私は新幹線を使わないと上越区間まで先回りできません。それにしても上尾とは、また中途半端な始発駅ですね・・・せめて大宮とかにはならなかったのかしら? どうせ大宮から回送されてくるわけだし。しかもこの列車、列車名や運転区間からして団臨か快速の多客臨だと思われがちですが、なんと種別は「特急」(全席指定)。乗車するには指定席特急料金が必要となります。乗らずに撮る側からしてみれば、特急でも快速でもあまり関係ないのですが、何とも不思議な設定の列車です。果たしてどんなヘッドマークを掲げて走ってくるのでしょうか。

東京0632-(たにがわ401号)-越後湯沢0806

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越後湯沢で上越線に乗り換え。
今度の下り列車は、ほくほく線直通列車。
11.10.8 上越線 越後湯沢

越後湯沢で新幹線を下車。最近の上越線撮影というと、昨年の「リバイバル・とき」、前述の「シーハイル上越」を同じ土樽の清水トンネル出口で撮影しています。両方とも降雪期だったので足回りが隠れない無難な場所として、俯瞰気味に撮れる同所を選んでいたのですが、今回はもちろん雪などありません。毎回同じ場所ではツマラナイので、越後湯沢からはいつもの上り列車ではなく、下り列車へ乗車。目指すは湯沢の三つ先、上越国際スキー場前駅です。ところがこの上越国際スキー場前はちょっと厄介な駅で、次に発車するほくほく線直通の普通列車は停車しないのです。上越国際に停車する下りの上越線普通列車は約一時間後。この列車でも何とか「80周年号」の通過時刻には間に合うのですが、余裕がほとんどありません。そこで、いったんこのほくほく線直通に乗って上越国際より先の塩沢まで行き、すぐに来る上りの上越線普通列車へ乗り換えて、一駅戻る方法をとりました。こうすることで、30分も早く上越国際に着くことができるのです。ちなみに今回もきっぷは乗り降り自由の「ウィークエンド・パス」。改札を出ずに下りから上りへ戻っても問題はありません。

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塩沢まで行って、上り普通列車に乗車。
11.10.8 上越線 塩沢

越後湯沢0824-(上越828M)-塩沢0836~0842-(1728M)-上越国際スキー場前0845

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ようやく着いた上越国際スキー場前駅。
仮名書き17文字は、JRの駅で最も長い駅名です。
私鉄も含めると、全国第8位の長さ。
11.10.8 上越線 上越国際スキー場前

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上越国際スキー場前駅は、
元々スキーシーズンの冬季のみ開設だった臨時駅でした。
03年に常設駅へ格上げされましたが、設備は簡素なまま。

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シーズンオフのスキー場は、ゴーストタウン。
人影は無く、何とも不気味な雰囲気。。。(´Д`lll)

シーズンオフのペンション街を抜けて、駅から徒歩5分ほどでお目当ての撮影地到着。列車の便は悪いけれど、駅から至近距離にあるこのポイントは徒歩鉄に助かります。有名な撮影地なので先客がいるかと思ったのですが、一人もおらずに拍子抜け。やはりみんな583系の「つなげよう・日本」号の方へ行ったのかな・・・。

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着いてすぐに来たのはEH200-4牽引のコンテナ貨物。
同色のコンテナが長~く連なっていたので、
これがウワサの「ジャガイモ臨(返空)」かな?
11.10.8 上越線 大沢-上越国際スキー場前

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681系の「はくたか4号」。
ちょうどほくほく線の普通列車と目の前で離合。
カブりはイヤだけど、こういう並びはちょっと嬉しいかも(^^)

アウトカーブから正面気味に列車の顔が狙えるこの撮影地。流線型の681系だときれいな順光に見えますが、本来は顔まで光がまわりません。基本的に北へと進む上越線の下り列車は順光ポイントが少なく、いつも悩まされるところ。イン側の左サイドに光が当たるポイントを選んだだけでもヨシとするべきか。それにしても、この撮影地付近の架線柱は斜めに立てられていて、平衡感覚を惑わされます。水準器で計っているので水平だと思うのですが、手持ちで目測だけだとかなり難しいかも・・・。結局、同業者は通過直前にクルマでいらっしゃった(追っかけかな?)お一人のみで、まったりと「80周年号」を迎えます。

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見覚えのある緑色のマークを掲げて、
カーブを通過する「上越線開通80周年号」。
まさしく往年の「とき」を髣髴とさせる光景です。

気になっていたヘッドマークは、かつて上野~新潟を結んでいた特急「とき」を思わせるデザインでした。これならばいっそのこと、特急「リバイバル・とき」として記念列車を運転した方が良かったのでは・・・?とも思ってしまいますが、そうすると上野発にしなくてはならないなどの細かい事情があったのでしょうね。私的にはちゃんと特急シンボルマークが付いたOM103だったことが嬉しく、満足のいく撮影ができました。(^▽^)
この列車は折り返しの上り列車、復路も当日中に運転されるので、今度はそちらを狙いに上越線を北上。長岡で乗り換えて、さらに先の信越線区間まで行くことにします。復路も同じ上越線で撮れば効率よさそうですが、上りの新潟発は15時57分と遅くて、上越線内では既に日が暮れてしまうのです。

上越国際スキー場前1043-(1733M)-長岡1147

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長岡に着くといきなり土砂降りの雨・・・。
全国的に秋晴れで降水確率0%じゃなかったの??
停車している列車(右)は「NO・DO・KA」使用の臨時列車
「飯山・上越・信越ぐるり一周号」。
11.10.8 信越本線 長岡

長岡まで来ましたが、まだ上りの「80周年号」まではかなり時間があります。そこでちょっと寄り道をすることにしました。ここからの行程は「シーハイル上越」を撮ったときとほぼ同じなので、詳細は省かせていただきますが、つまり空いた時間を利用して、国鉄色で運転されている「北越3号」を撮ろうというもの。撮影地は前回と同じ長鳥付近。せっかくなら撮影地を変えればいいのですが、駅から徒歩圏内で順光ポイントというと、この長鳥くらいしか思い浮かびませんでした。しかも既に撮影地は満員で余裕が無く、アングルも前回とほぼ同じ・・・。

長岡1211-(信越1336M)-長鳥1237

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長鳥を通過する国鉄色485系の「北越3号」。
前回は雪景色でしたが、今回は背景の木々に緑が見られます。
11.10.8 信越本線 長鳥-塚山

冬に来たときは晴天の好条件にもかかわらず、同業者は3人ほどでした。しかし今回は20人近い賑わい。国鉄色「北越」の注目度もかなり上がってきたんだな・・・とも思いましたが、考えてみたら今月号の鉄道雑誌(DJ誌)に、この場所で撮った「北越」がガイドされていたんでしたっけ。
長鳥12時37分着、「北越3号」13時07分通過、長鳥13時27分発という、前回同様に効率の良さで再び長岡へと戻り、今度は信越線を下って東光寺へ。ここで「80周年号」の上りを待つことにします。

長鳥1327-(1335M)-長岡1355~1438-(443M)-東光寺1457

東光寺も前回に「北越8号」の撮影で来た場所。ここまで来ると「シーハイル上越」か「80周年号」の違いだけで、ほとんど同じ行動をとっています。我ながら撮影地情報に乏しいなぁ・・・(´Д`;)。しかし前回「北越」を撮った東光寺の駅先端は既に満員。日没時間を考えると、「80周年号」の撮影はこの界隈が限界かと思われるので、ここに集中したのかもしれません。そこで今回は駅を出て、別の場所で狙うことにしました。東光寺の駅周辺は広大な田園地帯。撮ろうと思えばどこでも撮れそうです。

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長鳥で撮った485系が「北越8号」となって折り返してきました。
西日を浴びた国鉄特急色はやはり美しい・・・。
11.10.8 信越本線 東光寺-帯織

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続いて白帯更新のEF81 125が牽引する貨物列車。
貸し出されている銀ガマをこんな光線下で撮ってみたいものです。

相変わらずこの界隈の夕方は、晴れるとイイ光が当たるなぁ・・・。485系の「北越8号」、EF81 125牽引の貨物列車、「前座」と呼ぶにはあまりに豪華な顔ぶれを経て、いよいよ本命・183系の「上越線開通80周年号」がお出ましです。

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さらに赤みを増した夕日が記念列車の復路を照らします。
上尾まで四時間の道のりは、まだ始まったばかり・・・。

往路では光がまわらなかった記念ヘッドマークも、復路ではバッチリ。わざわざ新潟まで遠征してきた甲斐があったというものです ヽ(´∀`)ノ 。結果的にはどれもいい天気に恵まれ(長岡での土砂降りは、いったい何だったんだ・・・?)、183系「80周年号」の合間に485系「北越」が撮れるという、何とも「国鉄特急型」好きには堪らない一日となりました

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「80周年号」の通過後、西の彼方へと沈む夕日・・・。

 


さて、この後は翌日に備えて新潟県内の某所で一泊する予定。
その続きはまた次回に・・・。



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リニア・鉄道館 見学記 [鉄道写真撮影記]

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2011.10.01
出張ついでに...EX
リニア・鉄道館 見学
  

前回前々回と二回にわたってお伝えした、滋賀・京都への出張。半ば確信犯的に日程を木・金曜にこぎつけたので、そのまま京都に泊まり(もちろんこれは自腹)、週末は関西で「撮り鉄」を楽しもうと考えていました。ところが、翌土曜日の天気は曇り時々雨。残念ながらあまり撮影日和とはいかなさそう。先月の磐越西線でもそうだったように、私の場合天気が悪いと撮影に対する意欲が多少なりとも薄れてしまうようです・・・。そこで今回は撮り鉄を諦め、天候に関係ない「屋内の鉄道スポット」へ行ってみることにしました。

10月1日(土)
京都0830-(東海道3206M)-米原0926~0958-(5302F)-名古屋1113

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新快速を乗り継いで一路名古屋へ・・・。
東海道本線 名古屋

せっかく京都に泊まったのに思いついた目的地が名古屋とは、我ながら無計画で間が抜けていると思いますが、京都~東京の乗車券なら名古屋は途中下車できるので、フトコロ的にはそれほど痛まないのです。しかもセコい私は京都~名古屋を在来線で移動し、自腹で払わなくてはならない新幹線特急券の差額まで浮かしてしまいました(京都~名古屋はたいした距離じゃないしね)。名古屋からはあおなみ線に乗り換えて、終点の金城ふ頭へ・・・。もうおわかりでしょう、今回の目的地はJR東海の「リニア・鉄道館」です。

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久しぶりに乗った、あおなみ線。
リニア・鉄道館があるのはこの線の終点・金城ふ頭。
あおなみ線 名古屋

名古屋1130-(あおなみ線)-金城ふ頭1154

名古屋の臨港地区に今年3月オープンした「リニア・鉄道館」。規模は大宮の「鉄道博物館」ほどではありませんが、リニアモーターカーや歴代の東海道新幹線をと揃えた展示は、まさにJR東海ならでは。在来線車両の方も関西急電の52系やキハ82、ED18など、ここでしか会えない車両が多くあり、かねてから一度は訪れてみたいと思っていました。しかし場所が名古屋だけになかなか行く機会がなく、オープンから半年経ってようやく初訪問です。

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リニアモーターカーを模した外観の「リニア・鉄道館」。
中へ入るのが楽しみ~(^▽^)

入場料金は大人1000円(小中高500円・幼児200円)で、これは鉄道博物館と同額。どうしても私の世代だと交通博物館(東京・閉館)や交通科学館(大阪)の入場料(300~400円)が目安となってしまい、1000円は高く感じます。もちろん展示内容などは比較にならないほど充実しているので、単純に比べるのはおかしいのだけれど、博物館という学習施設なら、もう少し安く設定してもいいのではないでしょうか(子供料金は100~200円が妥当だと思います (`・ω・´) )。でも、もはや「乗り物系」博物館は学習施設というよりもアミューズメントパークと化している感があるので、そう考えると「T◯R」や「U◯J」よりもずっと安いか・・・。購入したチケットを自動改札にかざして入場すると、さっそく最初のエリア「シンボル展示」へ。

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このエリアに展示されているのは
C62 17、955-6形(300X)、MLX01-1(リニア)。

「世界最速を記録した高速鉄道のシンボル」として並べられた3体ですが、C62蒸気機関車から300X新幹線へは飛躍し過ぎの感がありますね・・・。もしこの両者の間に入る形式があるとするなら、国鉄151系か小田急3000形あたりでしょうか。このシンボル展示エリアを抜けると、メインステージの「車両展示」エリア。

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0系から300系まで、歴代の東海道新幹線がずらり!
100系や0系の食堂車、さらにドクターイエローなども展示されています。
鉄道博物館では見られない、これぞリニア・鉄道館の醍醐味。
300系が二体あるのは、試作車と量産車(手前が量産車)。
せっかくなら試作車の帯を登場時の色に戻してほしかったところ。

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新幹線だけではありません。在来線車両も貴重な形式ばかり。
東海地区で活躍した車両が中心ということで、ちょっとマニアックな
車両が多いのですが、鉄にはそれがまた堪りません(^^)
(ED62あたりの新性能電機が一台くらい見たいかな・・・電機は茶色ばっかり)。
天井が高く広々とした展示スペースは、車両が見やすくていいですね♪

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展示スペースに収まりきらない車両たちは、
車両展示エリア奥の「収蔵車両」エリアへ。
この並べ方もけっこう好きです。
381系に165系・・・まるで往年の神領電車区のような雰囲気。

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前回紹介した117系「新快速」の大先輩に当たる、
関西急電のモハ52004。流線型の車体が美しい・・・。

やれ151系を並べたいだの、300系の帯色を戻せだの、ED62がほしいだの・・・贅沢な願望ばかり述べていますが、もちろん今のままでもじゅうぶんに展示内容はすばらしい。どの車両も漏らすこと無く記録しなきゃ! と、上のモハ52のような形式写真を一両一両撮影し始めましたが、考えてみたらこれは車両撮影会ではありません。あくまでも博物館。撮影するよりも、もっと車両をじっくり眺め、乗って、触れてみようと思い直しました。それに、博物館のカタログのような写真をここで並べてもツマラナイですしね。なので、ここからは形式写真ではなく、もっと軽い気持ちでその車両の個性を切り取った写真を撮ってみました。

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123-1

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322-9001

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922-26(T-3)

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21-86

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キハ181-1

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キハ82 73

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クモハ165-108

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サロ165-106

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クハ111-1

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モハ52004

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クモハ12041

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EF58 157

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168-9001

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クハ381-1

やはりキハ82や165系、イゴナナ(EF58 157)など、個人的に現役時代を知っているものに偏って撮影してしまいますね (^^;)。イゴナナが現役の頃は、わざわざ「大垣夜行」で遠征して撮影したっけなぁ・・・。この実車の車両展示以外にも、運転シュミレーターやマルス端末(発券システム)の操作体験、さらに収蔵品展示なども充実していて、本当に一日中いたって飽きることがありません。気がつけば入館から三時間も経ってしまいました。あんまりのんびりしすぎると東京へ帰る時間が遅くなってしまうので、最後に屋外展示の117系を見て、退館することにしましょう。

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前日に湖西線で走っているところを撮影した国鉄色の117系。
ここでは引退した車両が休憩所代わりに開放されています。

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リニア・鉄道館のエントランスから見た、あおなみ線。
この電車に乗って名古屋へ戻ります。
あおなみ線 金城ふ頭 付近

余裕のある展示の仕方や自然光が入る明るさなどは、鉄道博物館よりもリニア・鉄道館の方が好みかも知れません。何より冒頭にも書いたように新幹線車両の充実ぶりは感激モノ。いっそのこと「新幹線博物館」と銘打って、いずれは500系も・・・なんて思うところですが、やっぱり西日本の500系を展示するのは、ムリなんだろうなぁ・・・。博物館なのだから、もっと会社間も柔軟になればいいのにね。
これで出張ついでに...の旅行記(?)は終了です。

金城ふ頭1514-(あおなみ線)-名古屋1537~1551-(地下鉄東山線)-栄1556

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せっかく名古屋に来たので、地下鉄で栄へ行き、
松坂屋に入っている「あつた蓬莱軒」のひつまぶしを食べてみました。
3100円もする豪勢なひつまぶしは
涙が出るほど美味しゅうございました・・・(*´ω`*)。
でもコスパを考えると
☆☆☆☆・ ってところかな。

-(東山線)-名古屋1730-(のぞみ38号)-東京1913



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湖西線・・・117系&「日本海」撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2011.09.29~30
出張ついでに...02
湖西線 117系「日本海」撮影
  

先週の木・金に仕事で行っていた滋賀・京都。その続きです。
出張二日目。前日は懇親会で酒を飲み、さらに夜遅くまで京阪の併用軌道線を撮影していたので、翌朝は仕事の開始時間までホテルでゆっくり過ごそう・・・などという考えは毛頭なく、仕事前にいっちょ朝練へと出かけてみることにしました。セコいようですが、仕事での出張とはいえ関東人が関西へ来ているのですから、この機会に撮りたい列車はいろいろとあるのです。

9月30日(金)
モーニングサービスの始まったロビーを横目に、チェックアウト。前日撮影した京阪・京津線沿いを歩いて、京阪・浜大津駅へ向かいます。泊まっていたホテルは東海道線の大津駅までも徒歩10分ほどの距離なのですが、今回の目的地へは浜大津から京阪・石山坂本線を利用した方が便利そうです。

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前日は撮影だけだった石山坂本線に乗車。
京都市内へは向かわない電車ですが、けっこう混んでいました。
605+606編成は「まんが 日本昔ばなし」ラッピング。
「竜の子坊や」が懐かしい(^^)
京阪石山坂本線 浜大津

石山坂本線に乗ってスタートしましたが、今回はこの線を撮影するのではありません。浜大津からわずか5分、3駅目の皇子山で石山坂本線を下車。

浜大津0735-(石山坂本線0765)-皇子山0740

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石山坂本線の皇子山駅。
上を通過する高架線はJR湖西線です。
京阪石山坂本線 皇子山

皇子山駅は湖西線の大津京駅にほど近く、乗り換えも容易にできます。そしてこの湖西線こそが今回の目的路線。朝方に来たということは、もちろん寝台特急「日本海」が狙いです。大阪と青森の間を文字通り日本海沿い(北陸・羽越線)に結ぶ「日本海」は、関東人にとってなかなか撮りづらい列車のひとつ。ましてや、いつ消えてもおかしくないのが今の寝台列車がおかれた現状で、こういう列車は「撮れるときに撮っておく」のが撮り鉄の鉄則。「日本海」が撮れるのならば、仕事前の朝練も苦にならないのです。

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大津京に入ってきた湖西線の電車は、抹茶色の113系。
この時間、反対の上りホームは通勤客でいっぱいです。
湖西線 大津京

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おごと温泉で下車。
乗ってきた2804Mは「抹茶」と「カフェオレ」の混結でした。
略して・・・「抹茶オレ」?
湖西線 おごと温泉

大津京0807-(湖西2804M)-おごと温泉0817

撮影ポイントは、おごと温泉駅。本来なら志賀~蓬莱など、琵琶湖が一望できる撮影地で撮りたいところですが、さすがにそこまで行く余裕は無く、手軽な駅撮りで条件が良さそうなところを選んでみました。ここは駅撮りながら障害物が少なく、トンネルを抜けて直線を走るところが狙える、編成写真向けのポイントです。では、さっそくカメラを構えて「日本海」を・・・といきたいところですが、実はまだ通過まで一時間もあります。なぜそんなに早く来たのかと言えば、ついでにこの電車も撮りたかったから。

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湖西線の普通列車運用に就く、117系(1815M)。
国鉄時代と変わらないクリーム地にマルーン帯の美しい姿・・・
うーん、やっぱりカッコイイ! (´∇`*)
湖西線 おごと温泉

元・新快速用の117系。非貫通型の滑らかなボディに関西急電を思わせるシックな塗装、さらに転換クロスシートを装備し、木目調の化粧板が貼られた客室・・・明らかに今までの国鉄近郊形車両とは一線を画したスタイルは衝撃的で、特別料金ナシに117系へ乗れる関西人をとても羨ましく感じたものでした。京阪神を「新快速」マークを掲げてカッ飛ばす117系は本当にカッコよかったなぁ・・・。そんな117系も、時代の流れとともに第一線である東海道運用を離れ、今ではこの湖西線をはじめ、和歌山、岡山、広島へと移り、細々とローカル運用をこなしています。なかには大きく塗装を変えて、新快速時代の面影すら無いような姿になってしまった編成もありますが、幸いこの湖西線で運転されているのは塗装変更されず国鉄時代のまま(福知山色からの再塗装も含む)。マーク、というか方向幕の「普通」表示は物足りないけれど、今でもその勇姿が拝めるのですから贅沢は言えません。

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続く20分後の1817Mも117系。
比叡山の麓を117系の甲高いモーター音がこだまします。
こんな音、関東では185系くらいでしか聞けなくなったなぁ・・・。

湖西線の普通列車には、先ほど大津京から乗ってきた113系や快速用の223系なども走っているのですが、ウマい具合に一本目、二本目と立て続けに117系が来てくれました。ちなみに113系と117系ではドア配置が違うので運用が分けられ、ちょっと調べれば案外簡単に117系の運用は掴めるのだそうな(私は調べずに来てしまいましたが・・・^^;)。

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113系の方も負けじと、湘南色が健在(2811M)。
やっぱり113系の色は「抹茶オレ」よりも「ポンジュース」が
似合います(笑)。

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湖西線と言えば、
もちろん北陸特急の「サンダーバード」も通過して行きます。
485系「雷鳥」が撤退してから、久しぶりに撮った気がするなぁ・・・。

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相変わらず貨物の時刻は調べていませんが、
一本だけEF81牽引の貨物列車が来てくれました。
白帯入りの更新色ですが、EF81が撮れたのは嬉しい(^^)
そういえば、門司の300番台がまた富山に貸し出されたそうですね。

関西圏と北陸のバイパスルートである湖西線。117系以外にも次々にいろんな列車がやってきて、飽きることは無く、あっという間に待ち時間の一時間が過ぎました。通過する「サンダーバード」を時刻表と照らし合わせてみても大きな遅れは無い模様で、いよいよ本命の「日本海」を迎えることになります。やがて、定刻にトンネルから飛び出してきたのは・・・あれ?「トワイライト」?

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長駆、青森から夜を徹してやってきた「日本海」。
この日の先頭は「トワイライトエクスプレス」色のEF81 103。

「トワガマ」が牽引する「日本海」。一見、イレギュラーで面白い組み合わせに見えますが、実はあまり珍しいことではありません。むしろ国鉄色のローズピンクEF81に対して、このトワガマはハズレくじのようなもの。ダークグリーンのカマに紺色の「日本海」マークはあまり映えませんしね・・・(´・ω・`)。 でも個人的には、トワガマ「日本海」をあまり撮影した覚えが無いので、これはこれでいい記録になったか・・・(半分本音、半分負け惜しみ)。まあ何より、遅れること無く、仕事前に無事撮れてよかった。
これにて朝練終了。このまま仕事先のある、京都へと向かいます。

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撮影後、「日本海」続行の普通列車を待つことに。
お、次の列車、乗車位置が「黄◎」ということは二扉車・・・。

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京都行き2815Mは、117系!
「撮り」だけでなく「乗り」方でも117系を楽しめます。
湖西線 おごと温泉

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車内は適度に混んでいたので、車端部を撮影。
このシートは固定クロスですが、
茶色いシートと木目調の化粧板が117系の特徴です。

京都市内中心部へは山科から地下鉄東西線に乗る方が便利で早いのですが、117系が名残惜しくなって、終点の京都まで乗車。とくに山科~京都の大カーブでは「新快速」時代の豪快な走りを感じられ、存分に117系の魅力を堪能できました。今回の撮影、「日本海」はトワガマでちょっと残念だったけれど、117系の方は満足のいく結果を得られたかな・・・。

おごと温泉0944-(2815M)-京都1004

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京都に到着した117系。
S2編成の下り方のお顔には、なんだか違和感が・・・と思ったら、
マークまわりの金具が塗装されちゃっているんですね。
東海道本線 京都

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朝ご飯を食べ損なったので、
京都駅の立ち食いで「きざみきつねうどん」を注文。
透明な昆布だしのうどんをすすっていると、
関西へ来たなぁ・・・って気がします。(^^)
もう少しうどんにコシがあるといいのだけれど・・・。
☆☆・・・

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京都駅で見かけたマナーポスター。
このアニメは見たこと無いのですが(ゆるキャラさんゴメンナサイ)、
ダジャレには思わず笑ってしまいました。。。(^▽^)

さーて、うどんも食べたことだし、本職の仕事へと向かいマスカット



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京阪・・・大津線 夜の併用軌道撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2011.09.29~30
出張ついでに...01
京阪大津線 夜の併用軌道撮影
  

木・金曜の一泊二日、仕事の出張で滋賀・京都へと行ってきました。はじめに大津へと入って、初日は琵琶湖に程近い郊外の工場を見学し、翌二日目は京都の本社へ顔を出すスケジュール。そうすると宿泊地は京都の市内が何かと便が良さそうなのですが、今回はあえて滋賀・大津を選んでみました。その理由というのが、宿に選んだビジネスホテル前の道を横切る「この電車」が気になったから。

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道路上を走ってくるのは・・・長~いフツーの電車。
背景に写っているのが今回お世話になったビジネスホテルです。
京阪京津線 上栄町-浜大津

道路上、いわゆる併用軌道を電車が走る姿は、「路面電車」という言葉があるようにそれほど珍しいものではありません。しかし一般的な路面電車は一両の単行か二両編成程度。なかには広島電鉄の「グリーンムーバー」のように5車体の関節式連節車なんていうのもあるけれど、トータルの編成長は一般的な電車の二両分で、いずれにせよトラムの域を出ません。ところがこの大津市内を走る京阪・京津線(御陵~浜大津)には、17メートル級車体が四両編成を組み、地下鉄にも直通する「普通サイズ」の電車が堂々と併用軌道を走っているのです。これは全国的に見ても珍しくて、なかなか面白い光景。
元々京津線は、京都・三条(京津三条)と大津(浜大津)の間を専用・併用軌道を交えて結ぶ、路面電車に毛が生えたような路線でした。しかし京都市内の道路混雑を理由に併用軌道区間の京津三条~御陵を廃止し、同区間を市営地下鉄化。京津線は残された御陵~浜大津の呼称となり、一気に地下鉄直通車両が走る線へと変貌を遂げたのです。しかし地下化されたのは京都市内だけで、大津市内の既存区間は路面電車が走っていた時代のまま。併用軌道区間も残され、結果的に地下鉄直通電車が道路上を走るこの状況になったというワケ。


さて、工場の見学を終えて大津のビジネスホテルに一旦チェックインしたのが、午後3時頃。夜に京都市内で行われる懇親会まで少し時間が空きました。出張先が京都だけだったらあまり気に留めなかったこの京津線ですが、今回はせっかく大津まで来たことだし、同じ大津市内の併用軌道を走る、京阪・石山坂本線(石山寺~坂本)とともに、ちょこっと撮影に繰り出してみましょう。ちなみに京津線・石山坂本線を総称して、京阪・大津線とも呼ぶようです。

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浜大津駅前の交差点で大きくカーブする京津線。
地下鉄や併用軌道などと、特殊な区間が多いこの線には、
専用の800系が使用されています。
京阪京津線 浜大津付近

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奥でカーブする水色の京津線に対して、
手前にまっすぐ走る緑色の電車は石山坂本線。
こちらは二両編成です。
京阪石山坂本線 浜大津付近

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交差点上で離合する石山坂本線の600形。
京津線の800系に比べるとインパクトの薄い600形ですが、
こちらの電車も併用軌道を走る車両としては大きい方です。

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京阪・浜大津駅前のペデストリアンデッキからは琵琶湖が一望。

京津線、石山坂本線の両線を見ることができる浜大津駅前の交差点でしばし撮影。長い編成の京津線800系はもちろん面白いのですが、短い石山坂本線の600・700形もなかなか味のある、いい電車です。ただ、撮りたいポイントがモロに逆光。晴れたり曇ったりの猫の目天気ですが、晴れると車両が暗く沈んでしまいます。今いる場所が逆光なら、交差点の反対側にまわれば順光なのでは? と、お考えの方、それはもちろん正解。しかし午後3時では建物の影が伸びてきて、順光側もマンダーラ状態。唯一バリ順で撮れたのが・・・コレ。

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雲が抜け、影落ちも無くきれいな光で撮れたのは
このド派手な色をした、アニメ「けいおん」のラッピング電車。
一部のマニアな方には人気が高いらしい「けいおん」電車ですが、
鉄的には一般塗装車をバリ順で撮りたかった・・・。
京阪石山坂本線 浜大津付近(後追い)

上の「けいおん」電車は、後追いでかろうじて影落ちを回避していますが、手前の線路は既にマンダーラ。やはり周囲に建物が立ち並ぶ併用軌道区間で晴天の午後3時過ぎは、ちょっと条件が厳しかったか・・・。その後は日が雲に隠れたタイミングで何枚か撮影。

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浜大津駅を出るのは、のっぺりした顔立ちの700形。
個人的には下ぶくれ顔の600形のほうが好きかな。
京阪石山坂本線 浜大津付近

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こちらの611+612編成は「坂本ケーブル80周年記念」ラッピング。
石山坂本線には、いろんなラッピング電車が走っているんですね・・・。

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先ほどの写真とは別アングルで交差点に進入する800系を。
最近見かけなくなった、ゼブラ模様の信号機がここでは健在。
京阪京津線 浜大津付近

一時間ほど撮影してタイムリミット。もう少し時間があれば、この交差点以外の場所でも撮ってみたかったところですが、懇親会のため5時に京都・河原町へと行かなくてはならなかったので、これで撤収。カメラをホテルに置いて、地下鉄に直通する京津線で京都市内中心部へ向かいます。

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懇親会でご馳走になった懐石料理も美味しかったけど、
私的には、飲んだ後に寄る「みよし」のとんこつラーメンが堪らない・・・。
京都でとんこつラーメン? とお思いでしょうが、
独特な甘さのある白濁スープに高菜のトッピングは
思わずクセになります。
☆☆☆☆・ (ケータイで撮影)



懇親会を終えて大津のホテルへと戻ってきました。既に日は暮れて真っ暗なので、もう撮影はできない(と思った)けれど、ちょっと酔い冷ましに併用軌道沿いの道を散歩に出てみることに。すると目に映ったのは、街灯やクルマのライトに照らされた道路上のレールとそれをゆっくり進む長い電車の姿・・・。夜の併用軌道、これは案外面白い写真が撮れるかもしれない。急いでホテルへ戻ってカメラを手に、再び夜の街へ・・・。

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併用軌道上では電車も信号を守ります。青に変わってから出発進行!
京阪京津線 上栄町-浜大津

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クルマのライトが車体を怪しく照らす・・・
昼間では絵にならないこんな撮り方も、夜では全く違った雰囲気に。

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眩しいくらいのヘッドライトを輝かせる800系。
腰部の標識灯もイイ感じです。

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浜大津駅前のカーブから顔を出した姿をクルマと絡めて・・・。

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併用軌道を爆走する長い電車。やはりこの光景はインパクトありますね!

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テールランプに照らされた、道路上のレール・・・。

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ついでに石山坂本線の電車も撮ってみました。
赤信号で停車するタイミングをずっと狙っていたところ、
ようやく信号に引っかかったのは・・・またも「けいおん」電車。
この電車とは相性がいいのかな? (^^;)
京阪石山坂本線 浜大津付近

解ってはいたけど、夜間の鉄道走行撮影って難しいものですね。何枚も何枚も撮ったのに、ほとんどがブレブレやハイビームに惑わされたピンボケばかり。ここに紹介した数枚だけが、かろうじて見られる絵になってくれたかな・・・。それでも、私が感じた夜の併用軌道の魅力が少しでも伝わればと思います。
結局、懇親会の後に二時間も夜間撮影。すっかり酔いも冷めてしまいました(^^;)

 

・・・続きます。



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