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常磐線・・・「みと鉄道ふれあいまつり」撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2013.11.23
常磐線
豪華!歴代「ひたち」が勢揃い!!
「みと鉄道ふれあいまつり」撮影
  

 

季節は晩秋から初冬となり、紅葉の見頃も終盤を迎えています。本来なら紅葉と列車を絡めたシーンを撮影しに、中央本線や秩父鉄道あたりへと繰り出したかったところなのですが、私にはこの週末にどうしても外せないイベントがありました(なので、ちょっとムリをしてでも、平日に紅葉と山スカを撮っておきたかったんです ^^;)。それは常磐線の特急「ひたち」運転開始50周年を記念して行われる「みと鉄道ふれあいまつり」。JR東日本水戸支社が力を入れている「ひたち」の50周年記念行事としては、先月にも懐かしい国鉄特急形の485系を使用した「ひたち50周年記念号」が常磐線で運転されていますが、今回は車両基地(電留線)を解放しての車両展示会です。ここで展示される車両のラインナップは事前に公表されており、それがなんと、過去に特急「ひたち」として活躍し、今も現存する4形式を一同に並べるという豪華さ w(゚o゚)w オオー!。これは「ひたち」に愛着のある私にとっては、たまらないイベント内容です (*゚∀゚)=3ハァハァ! 。今春のダイヤ改正以降、基本的にはE657系に車種が統一されてしまった常磐線の特急「スーパーひたち」、「フレッシュひたち」(ただし現在ではE657系の小改造工事(*PDF注意)により、一部の列車が651系で代走中。また臨時列車としてはE653系も使用されます)。過去に活躍した車両がいっせいに集う機会はこれが最初で最後かと思われ、紅葉撮影を蹴ってでも私はこのイベントへ出向く価値があると思いました。期待に胸を躍らせて、週末は茨城へ (/*´∀`)o レッツラゴー♪。

11月23日(土・祝)

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上野に停車中の常磐線普通列車。
今回も取手以北へ向かうため、
交直両用のE531系が使用される列車へ乗ります。
東北本線 上野

上野から下りの普通列車(取手まで快速運転)へ乗り込み、常磐線を北上。今回のイベント会場は、常磐線の友部と内原の間にある「内原電留線(電留線とは電車留置線の略)」で、内原が最寄り駅。私がこの内原で降りるのは、今年の2月に引退間近の651系「スーパーひたち」やE653系「フレッシュひたち」を撮りに訪れて以来のこととなります。そのときは、インカーブから迫力ある651系を狙おうとしたものの、引きつけすぎてフレームアウトさせてしまうと言う大撃沈。結局リベンジも果たせず、内原インカーブでの651系は撮れずじまいだったんだよなぁ・・・(´・ω・`)ショボーン。今回、到着して内原の駅舎を出ると、そのときの苦い思い出が蘇ってきてしまいました (^^;)ゞポリポリ。

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今年の2月以来となる内原で下車。
この駅がイベント会場の最寄り駅です。
近くには大型ショッピングモール(イ◯ン)があり、
駅前では「イベント会場は左へ、イ◯ンは右へお進みください」と
誘導係の方が声を上げていました。
常磐線 内原

上野0703-(常磐1331M)-内原0855

駅を背にして、前回の内原カーブとは逆の西側へと歩みを進めます ε=ε=ε=┌(・ω・)┘テクテク。常磐線の線路は、友部とこの内原の間で上下線が大きく分かれる、いわゆるセパレート区間となっていて、その上下線の間にあるのが内原電留線。電留線は車両が所属する正式な車両基地ではなく、主に夜間滞泊の列車などを留置するのに使用されます。内原電留線の設置は2005年と歴史が浅いものの、かつて同地には1948年まで内原操車場という貨物ヤードがあり、蒸気機関車が頻繁に入換え作業をしていたのだとか。さらに周囲にはセメント生成工場の専用線なども伸びていたことから(こちらは2000年に用途廃止)、意外にもここは鉄道との関わりが深い地域といえるかもしれません。ちなみに、内原には太平洋戦争終戦まで満蒙開拓青少年義勇軍の訓練所があり、訓練後に満州へ出発する隊員を乗車させるための開拓義勇軍専用ホームが存在したという歴史もあるらしい。

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内原駅の西側には、かつて存在していた
セメント工場への専用線跡が残っていました。
ススキに埋もれた荷役設備や踏切跡には
哀愁が漂います・・・。

そんなセメント工場への専用線跡地などを眺めながら線路沿いに歩き続けると、やがて「最後部」とプラカードが掲げられた行列の尻尾が見えてきました。そう、これが内原電留線で行われる「みと鉄道ふれあいまつり」への入場列。私は開門の約一時間前となる9時過ぎに到着しましたが、すでに多くの方が集まっています。先日開催された「東京メトロ ファミリーパーク」の記事内でもちょこっと触れたように、近年の鉄道イベントではコアな鉄道ファンからファミリーまで多くの方が駆けつけて、もはや混雑するのは必至。とくに今回は入場制限無しの開放イベントなので、混雑覚悟で少し早めに来たのですが、正門付近の先頭から私のところまでは、四人ずつの並列でざっと100メートル程度と、思ったほどではない感じ。ただし、その後も列は伸び続け、気がつけば私の位置からは最後部が見えないくらいの長さになっていました (´Д`;)人大杉…

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線路沿いに並んで開門を待つ、
「みと鉄道ふれあいまつり」への入場者。
一見、整然と並んでいるように見えますが・・・
λλλλλλλλλλ ピシ━━━(・ω・)

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脇の線路上に展示車両の回送が現れると、
線路へ寄って写真を撮ったり、見学したりで、
一気に列が崩れます(笑)。
    λ λ   λ λ       Σ(゚д゚)
 λ λλ λ  λ ワラワラ
ゴ━━━━━【EF510】━━━━━━━ッ
常磐線 内原付近

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列に並んでいる間に配布された、会場案内図。
展示車両は予定通りのラインナップ。
各車の編成両数によって、
長さが異なるのがちょっと気になるところ。
頭揃えの並列じゃないのかな・・・?

開門が近づくと、展示車両の詳細が記された会場案内図が配られ、徐々に私を含めた皆さんのテンションも上がってきます (゚∀゚;)ドキドキ。ゆっくりと前の方から列が動き出し、ふだんは立ち入ることができない電留線の場内へ。ゲートをくぐると、そこに見えてきたのは、まさに期待通りのこの光景!

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内原電留線にズラリと顔を揃えた
歴代の特急「ひたち」ラインナップ。
使用されていた年代順の並べ方ではありませんが、
右からE657系(2012~)
651系(1989~)
485系(1972~1998)
E653系(1997~2013)
そして左奥は「カシオペア色」のEF510-510。
常磐線 内原電留線(撮影優先時間帯に撮影)

特急「ひたち」の歴史を繋いできた車両が勢揃い~!ヽ(´▽`*)ノワーイ! 実際はこれに初代「ひたち」こと、運転開始時に使用されていたキハ80系(キハ81形)特急形気動車(1969~72)が加われば完璧なラインナップなのですが、キハ81はすでに全車がとっくの昔に引退し、現存する先頭車は大阪の交通科学館にある展示物のみ。さすがにそれはムリってものです。それでも、わざわざ新潟から国鉄色485系を呼び寄せてでも実現させた、この豪華な4車種並びは称賛に値し、特急「ひたち」に愛着のある元・常磐線沿線民の私からすると、感動すら覚えます *.+゚★☆感d(≧▽≦)b激☆★゚+.* 。ただ残念だったのは、運転席乗車体験に並ぶ人たちをいったん捌けて作られる、撮影優先時間帯(10:30~50)の光線状態があまり良くなかったところ。でもこれは仕方が無いか・・・(´∀`;)。

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東西方向に線路が敷かれている内原電留線。
上写真の並びを撮った東側に対し、
時間が進むにつれて西側の日当りが良くなるのですが、
こちらは架線柱が林立していて、
スッキリと並びを撮ることができません (゚ペ)ウーン…。

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そこでE657系を入れるのは諦めて、
651系、485系、E653系の三並びをクローズアップ。
この並びだって今や貴重です。
でも、できれば651系は通電して、
LEDマークを点灯させてほしかったな・・・。

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ふつうの並びカットが撮りにくいのならば、
こんなカットで歴代「ひたち」を記録してみました。
背中越しに見てもそれぞれに特徴のある各車です(^^)。

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ラインナップのなかでも、
個人的に思い入れがあるのはこの二種。
485系「ひたち」と651系「スーパーひたち」です。
澄み切った青空のもと、紅葉した木々とともに、
国鉄特急色とタキシードホワイトがきれいに映えます。
☆。*゚+.*.(´▽`*)カコイイ+..。*゚+☆

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国鉄形好きとしては、
やはり「ひたち」のマークを掲げた485系は
単独で撮っておきたいところ。
先月に上越線の石打まで追いかけたことを思い出します・・・。

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実はいちばん撮りやすいところに置かれていたのが、
カシオペアカラーのEF510-510。
パンタを下げて展示されているのが、ちょっと残念。

快晴となったこの日、撮影条件的にキビシいのは逆光だけではありません。架線柱が林立する電留線構内で、なおかつ頭揃えの並列ではない今回のような状況では、常にいずれかの車両に架線柱の影がかかってしまいます δ(´`;)ウーン…。そこをウマくかわして撮影するのは、なかなか至難の業。いつもの沿線撮影では流れ雲などで苦しませられるクセに、こういう時に限って雲ひとつないピーカンだなんて・・・ホント、天気は思うようにいかないものです ε-(ーωー;)フゥ…。でも、撮影条件としては厳しくても、この日の小春日和は気持ちよくて過ごしやすい。まあ、細かいことはこだわらずに、イベントを楽しみましょ (○´∇`○)ネ♪。

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E657系をモチーフにしたというニャンコさんは、
水戸支社のゆるキャラ「ムコナ(657)くん」。
485系、E653系とともに、記念撮影~ (^_[◎]oパチリ
ここでもゆるキャラは人気者で、
常に人垣ができていました。

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車両展示以外のお楽しみと言えば、
地元の「茨城グルメ」販売コーナー。
「那珂湊焼きそば」や「里美バーガー」、
「水戸納豆ケバブ」など、数々の屋台が並びます。(゜¬゜*)ジュル
最近のイベントでは、ゆるキャラとともに、
こういったB級グルメも欠かせなくなっていますね。

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そんななかで私が選んだのは、
地元・茨城LOVEのソネブロガー「まー坊さん」が、
以前におススメされていた、高萩市・五浦ハムの「ハム焼き」。
炭火で焼いたブロック状のハムは、
噛むと肉汁が溢れ出すほどのジューシーさ!
これは超ウマいっす! チョー(゚д゚)ウマー!

展示車両の撮影以外にも、ゆるキャラを撮影したり、飲食ブースで茨城グルメに舌鼓を打ったりしながら、しばらくイベントを楽しんできましたが、開場から一時間半ほどが経過してお昼に近づくと、入場者の数は一気にふくれあがって、場内は超カオス状態に・・・ (´□`;)ハゥ…。こうなると車両の撮影をするのも一苦労だし、いつの間にか飲食の屋台にも長蛇の列ができています。そろそろ潮時かな・・・。お目当ての歴代「ひたち」並びカットが撮れたことだし、これ以上はとくに変化が無さそうなので、私は正午のチャイムが鳴り響くころ、会場をあとにしました (* ̄▽ ̄)ノ バイチャ。

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大盛況となった「みと鉄道ふれあいまつり」。
私が帰る頃には、ゲートへ辿り着くのも
大変な状態となっていました。

現・「ひたち」の主力車両であるE657系。第一線からは退いたものの、未だに代走や臨時の「ひたち」として活躍を続ける651系、E653系。そして先月に続いて「ひたち」のマークを掲げて常磐線へと帰ってきてくれた国鉄色485系。まさに今回のイベントは「ひたち」の歴史が凝縮された、運転開始50周年を祝うのにふさわしい内容のものでした。先月の「リバイバル ひたち (ひたち50周年記念号)」といい、今回の車両展示会といい、節目の記念日をここまで祝う在来線特急があったでしょうか?(多少、個人的な愛着により、贔屓目で見ています・・・^^;)。新幹線の開業と言う歴史にあまり左右されることが無く、在来線特急としての歴史を重ねてきた特急「ひたち」。この先も東日本を代表する特急列車として走り続け、いつの日か再び常磐線経由で原ノ町や仙台へと到達できる日が来ることを願っています。

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この日、偉大な先輩たちと顔を合わせた、
現在の主力、E657系。
その側面には「ひたち50周年」を記念して、
かつてのイラストマークをイメージした
ステッカーが掲出されていました。

 


さて、この日は茨城でもう一カ所、寄ってみたいと思っていたところがありました。ここからは非鉄ネタ、さらにちょっとしたソネブロ(so-netブロガー)の内輪ネタとなってしまう感じなのですが、もう少しだけおつきあいいただけたらと思います。イベント会場から内原の駅へと戻って常磐線の上り列車へ乗り、私がやってきたのは内原から二つ目の岩間。

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常磐線を岩間で下車。
常磐線沿線育ちの私ですが、
おそらくこの駅で降りたのは初めてだと思います。
常磐線 岩間

内原1211-(1384M)-岩間1220

実はたまたま「みと鉄道ふれあいまつり」と同じ日に、しかもわずか二駅ほどしか離れていない場所で、ソネブロ仲間のsonicさん「花屋台カフェ&似車絵+(にくるまえプラス)」と題した、一日限りのイベントを行なうというではありませんか (゚∀゚)オオッ!。せっかく内原まで来たことだし、これは顔を出さないわけにはいきません。私のブログの読者さまならば、もうご存知の方も多いと思われますが、イラストレーターであり、画家であり、さらに「鉄」でもあるsonicさん。作品に鉄道風景や車両を描かれることも多く、私も過去に何度か絵画の作品展にお邪魔したことがあります。しかし今回のイベントでは作品の展示だけでなく、実際にその場で絵を描かれるところが拝見できるとのこと。それは楽しみです(^^)。しかし、ここで本来ならば、その会場風景やイベントの様子などを撮影すべきだったのですが・・・私はその会場にいらっしゃったソネブロ仲間さんとのお話に夢中になってしまい、写真を撮ることをすっかり忘れてしまいました~(・ω≦) テヘ☆  んで、かろうじて撮ってあったのは、このカット・・・え?自転車?? ( ̄△ ̄;)エ…?

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流れるような手さばきで、
「愛車姉銀麗号Ⅱ(折りたたみ自転車)」を
セッティングしているのは・・・
なんと弊ブログでは「飲み鉄」の師匠でお馴染みの
hanamuraさん!
今回初めてお会いすることができました~!
もう、感謝、感激、大感動!:*:・(゚ノ∀`゚)゚・:*:・
この感激度合いは「ひたち」並びを超えたぁぁぁ!

ソネブロ仲間でお会いできたのは、ブログ「恐怖!縞猫の襲撃」のhanamuraさんと、ブログ「我々ハ 宇宙人ダ…(ブリザドの部屋)」のブリザドさん。そしてもちろん、ブログ「絵画・文筆『人の生活がある風景』」のsonicさんです。さらに、この会場となった板金塗装工房「CLAP SHOT」のオーナーさんなどが集って行なわれたこの日のメインイベントは、sonicさんを囲んだおはなし会 「メカと乗り物の話をしよう!」(午後の部)・・・だったハズなのですが、なぜか皆さんの話題はhanamura師匠の折りたたみ自転車に・・・(^^;)。でも、おはなし会の方は脱線(?)してしまいましたが、私にはもうひとつの目的があります。それはsonicさんにその場で絵を描いてもらうこと。sonicさんは似顔絵ならぬ「似車絵(にくるまえ)」と称して、その場の即興で個人の愛車などを描くお仕事をされています。hanamura師匠は私が来る前に、すでに愛車を描いてもらったとのこと。では私もさっそくお願いを・・・といきたいのですが、「徒歩鉄」の私は愛車と呼べるようなクルマを持っていません。実際にこの日も岩間駅から会場まで、40分かけて歩いてきていますし(みんなに驚かれたよ・・・(´∀`;) )。「クルマじゃなくても、愛用のものなら何でも描きますよ」と、sonicさん。では、私が愛用していて、今持っているものと言えば・・・(゚ペ)ウーン… そうだ、ふだんから鉄道写真を撮っている、カメラ(デジタル一眼レフ)があるじゃないか!m9(・∀・)ソレダ!

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私の愛機(カメラ)を描いているsonicさんの横顔。
そのまなざしは真剣なので、
話しかけちゃいけないものかと思っていましたが、
sonicさんは気軽にお話をされながら、筆を進ませていました。
う~ん、さすが。(´▽`*)スゴイネ

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こちらが完成した「似カメラ絵(にかめらえ)」。
いちおうテーマは、
「ローカル線の撮影で列車を待つ間、無造作に置かれたカメラ」
・・・といった感じでお願いしてみました(笑)。
カメラを大事に扱っている方からはお叱りを受けそうですが、
私はけっこう、のんびりムードのローカル線では、
こんな感じで半開きのバッグにカメラを置いて、
列車が来るのをぼーっと待っていたりします(^^)。

手のひらよりもひとまわり小さなサイズのキャンバス上で、サラサラと筆を動かすたびに、浮かび上がってくる私の愛機。思わずじっと見入っていると、あっという間に作品は完成 w(゚o゚)w オオー!。導入してからかなりの時が経って、もう今ではスペックの古い型落ち品に成り下がってしまった愛機ですが、この作品を機にますます愛情が深くなったように思いました。買い替えは・・・もう少し先延ばしかな? (^^;)ゞ

楽しい「おはなし会」や、似車絵・・・もとい、「似カメラ絵」を描いていただいているうちに日は傾き、気がつけば三時間近くもの長居。名残惜しいところですが、ここで私は失礼させていただくことにいたしました。この日お会いした皆様、楽しい時間をありがとうございました。またお会いできることを楽しみにしています(^^)。

茨城で過ごした晩秋の日。午前と午後で大きく内容が異なる二つのイベント参戦でしたが、とても充実した一日となりました。

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hanamura師匠の「愛車妹ブラック・パール号」で
岩間の駅まで送っていただき、
(師匠、ありがとうございましたm(__)m)
そこから常磐線の上り列車で帰ります。
たまには沿線の実家へ顔を出すかな・・・。
常磐線 岩間

岩間1550-(常磐1428M)-柏1702

 

☆オマケの追記♪(11/28up)☆

今回のイベントでは、特急「ひたち」で活躍した歴代の車両たちが並べられましたが、同列車で活躍した歴代の車両を集めた展示会というものは、過去にも行われたことがあります。それは今から9年前の2005年6月に東京の三鷹電車区(現・三鷹車両センター)で開催された「三鷹電車区開設75周年記念」イベント。今回の「ひたち」の記事に対して、ゆるキャラさんから「歴代中央線特急を並べ撮影会をしている妄想・・・」というコメントをいただきましたが、実はそのとき一堂に会したのが歴代の中央線特急「あずさ」で活躍した車両たちでした。

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開設75周年を記念して、三鷹電車区に揃えられた展示車両たち。
左から485系(訓練車)、183系、E351系、E257系、
そしてオレンジ色の103系。
05.6.25 中央本線 三鷹電車区(当時)

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特急「あずさ」として活躍していた・・・というより、
臨時を含めれば今でも「あずさ」での活躍が見られる三車両。

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してこの撮影会の目玉と言えば、
特急「あずさ」の誕生時に使用されていた181系を
485系ボンネット車(訓練車)で再現したこと。
屋根上のライトがちょっと気になるけれど、
わざわざ「ヒゲ」と呼ばれる赤帯をまで消したこだわりで、
じゅうぶんに181系の雰囲気を味わえました(^^)。

早くも中央線特急に新型車両導入なんて話も出てきているので、現行のE351系「スーパーあずさ」やE257系「あずさ」・「かいじ」、そして多客期の臨時「あずさ」などに使われている183(189)系も、機会があればしっかりと記録しておいた方がいいのかもしれませんね。。。



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ONE-shot 138 秋深し。 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 138 秋深し。

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先週、警視庁から私宛に一通のハガキが届きました。
それは「出頭命令!」 Σ(゚Д゚*)ナニッ!!
・・・ではなく、
「運転免許更新」のお知らせ。 (´∀`;)ナーンダ
12月に誕生日を迎える私。
ああ、もうそんな時期なのね・・・。
このブログだと徒歩鉄のイメージが強い私ですが、
いちおうクルマの免許(普通免許)は持っており、
仕事ではちょくちょく運転することがあるので、
この更新にかかる時間は、会社の半休が適用されます。
つまり、少なくとも午前中いっぱいは休みになるというコト・・・。
免許の更新など二時間もあれば終わるはずなので、
その前にちょっくら、撮影へと向かってしまいました。

錦秋に彩られた山あいをゆく、スカ色の115系。
私が狙いたかったのは、この一枚です。

ここは中央本線・四方津付近にある、俯瞰撮影の名所。
とくに紅葉の色づきが最盛期を迎えた今、
週末などは多くの同業者で混み合うと聞いています。
そこで私は、この「免許更新」という機会を利用して、
平日に訪れてみたのでした。

それにしても・・・
朝5時起きで、6時に地元駅からの下り電車に乗り、
7時過ぎに四方津着。
7時45分の528Mと8時10分の1453M、
二本の山スカを撮って、
8時半には四方津を出ます。
9時半に武蔵小金井へ着いて、
そこからバスで府中の免許センターへ。
各種手続きをしたのち、11時からの講習を受け、
12時前に免許の更新完了。
武蔵小金井へ戻って中央線の上り電車に乗り、
途中でホームの立ち食いそばを食べてから、
13時に出社。
ε=ε=ε=┏(;゚ロ゚)┛ヒィハァ

う~ん、さすがに慌ただしかったなぁ・・・(^^;)

13.11.19 中央本線 梁川-四方津



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磐越西線・・・485系「あいづライナー」撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2013.11.16
磐越西線
一寸先は・・・まっ白け!? Σ(゚□゚*)
485系「あいづライナー」 撮影
  

 

このブログで何度も取り上げているように、私は国鉄時代から活躍している懐かしい形の車両、いわゆる「国鉄形」好き。とりわけ特急形の485系や583系への憧れが強く、今までに同形を使用したいろいろな列車を撮影してきました。しかしそのなかで、どうも撮影がウマく行かずに再履修が必要だと思い続けていた列車があります。それは磐越西線を走る、485系国鉄色の「あいづライナー」。

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真っ赤なヘッドマークが特徴の
磐越西線の快速「あいづライナー」。
快速列車ながら特急形の485系が使用されている、
おトクな列車です(^^)
11.9.17 磐越西線 磐梯熱海-安子ケ島 (再掲)

磐越西線は福島の郡山を起点に、会津若松を経て、新潟県の新津へと至る路線で、そのうちの郡山と会津若松の間を結んでいる快速列車が「あいづライナー」です。通常、この「あいづライナー」には、485系を外装、内装ともにリニューアルした専用の編成(仙台に所属する元東武直通車のA3/A4編成)が使用されていますが、一編成しか無いこの専用車が検査などで使用できない時に限り、代走として同じ車両基地に所属する国鉄色の485系(A1/A2編成)に出番がまわってきます。一般の乗客にとっては、きれいにリニューアルされた専用編成の方が好ましいのでしょうが、国鉄形好きの撮り鉄としては、国鉄色485系を狙いたいのは言わずもがなです (*゚∀゚)=3ハァハァ! 。しかし、この国鉄色が登板するのはあくまでも代走ですから、そうそう機会があるわけではありません。私も過去に一度、そのチャンスを狙って撮影に訪れたことがあるのですが、残念ながら当日は見事なまでのドン曇り (´・ω・`)ショボン 。やはり磐越西線を走る「あいづライナー」を撮るならば、会津のシンボルである名峰・磐梯山と組み合わせたいと考えていた私にとって、なんとも不完全燃焼な撮影となったのでした。

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二年前の前回は天気に恵まれなかった
485系国鉄色の「あいづライナー」。
仕方なく、ちょうど刈り入れ直前だった
黄金色の稲穂を絡めて撮影したのでした。
11.9.17 磐越西線 猪苗代-翁島 (再掲)

あれから二年。その後もちょくちょく国鉄色編成は「あいづライナー」の代走運用に就くものの、代走日が平日だったり、休日でも自分の都合がつかなかったり、もしくは休日で自分の都合とも合うけれど、天気予報がイマイチだったりして、なかなか撮影できずにいました。そんななか、雑誌の情報によると今月(11月)にもリニューアル編成の入場による国鉄色の代走が組まれ、しかも今回は約一ヶ月にも及ぶ長い期間だというではありませんか (゚∀゚)オッ!。ひと月も代走期間があれば、自分の都合などいくらでもつきます。いちばんの問題は空模様なのですが、直前に発表された週末土曜日の会津地方の天気は「晴れ」! (゚∀゚*)オオッ!!

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直前・・・というか、
当日朝5時に発表された福島県の天気。
見事にお日様マークが並びました。
ちなみに地図の中央付近にある「穴」は、
猪苗代湖を表していて、
今回の目的地はそのあたりになる予定。

「晴れ時々曇り」や「晴れのち曇り」ではなく、ズバリ「晴れ」とくれば、多いに期待が持てる予報です。これは二年前のリベンジを果たす絶好の機会だと思い、私は迷わず出撃を決定!(`・ω・´)┘ヨッシャァ!
ところが・・・( ̄△ ̄;)エ…?


11月16日(土)

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まだ夜が開け切らぬ早朝。
朝イチの東北新幹線で出発です。
最近の東北新幹線というと、
だいぶE5系が幅を利かせてきましたが、
E2系もまだまだ活躍しています。
東北新幹線 東京

東京駅から乗るのは、もちろん東北新幹線。最近は同じ東日本の新幹線でも、上越や長野新幹線への乗車が多くて、東北新幹線に乗るのは久しぶり。たまに仕事の出張などで乗る機会はありますが、趣味で乗るのはなんと昨年秋の青森旅以来一年ぶり。ずいぶんとご無沙汰だったんだなぁ・・・ヾ(o´∀`o)オヒサァ♪ 。そう思うと、なんだか東京から一時間半の郡山で降りてしまうのが惜しくて、思わずこのまま仙台や盛岡まで乗り続けたい衝動に駆られます。でも、今回は何としても国鉄色「あいづライナー」の再履修を済ませなくてはなりませんので、予定通り磐越西線との接続駅、郡山で下車。

東京0604-(東北新幹線 やまびこ51号)-郡山0723

郡山には7時23分着。次の磐越西線・会津若松行き快速列車(3231M)の発車時刻は8時32分ですから、まだ一時間以上の余裕があります。ならば、もう少しあとの新幹線(やまびこ201号や203号)でもじゅうぶんに間に合ったのですが、実は二年前の前回に磐越西線を訪れた時、たまたま磐梯熱海で行われた野外コンサートの開催日と重なってしまい、磐越西線の列車が首都圏の通勤電車並みに大混雑して座れなかったという苦い経験がありました w(;゚ロ゚)w ヌォオッ!。それがなんだかトラウマとして残っていて、今回はなるべく接続に余裕を持ち、できれば座席にありつきたいという思いがあったのです。でも、さすがに一時間前じゃ、ちょっと早すぎたかな・・・(^^;)

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折り返し、快速・会津若松行きとなる列車は、
7時51分に郡山へ入線。
左が黒い帯に「赤べこ(あかべぇ)」のイラストが描かれた
磐越西線用719系で、
右は東北本線などに使用される緑帯の719系。
東北本線 郡山

コンサートの会期に重なるなんて言うのは希有なケースで、今回はもちろんそんなことは無く、座席がほぼ埋まるものの、立ち客はいないといった車内状況で、磐越西線の快速列車は定刻に郡山を発車。余裕で座れたボックス席から車窓越しに空を見上げると、真っ青に澄んだ、まさに期待通りの晴天・・・でした。少なくとも郡山から三つ目の磐梯熱海までは。 (゚∇゚;)エッ!?

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山にかかる雲がやや気がかりではあるものの、
見事に晴れ渡った、郡山市内の空。
磐越西線 喜久田-安子ケ島(車窓から)

ところが、サミットとなる中山宿のあたりから、次第に雲行きが怪しくなり・・・Σ(゚□゚*)ナニッ!

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山深い中山峠を越える列車。
うっすらと靄がかかってきました・・・。
磐越西線 中山宿-上戸(車窓から)

峠を越えて猪苗代町へ入ると・・・(´・ω・|||)ハラハラ…

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晴れていれば、このあたりから車窓に
磐梯山を臨むことができるのですが・・・。
磐越西線 川桁-猪苗代(車窓から)

どーんぐーもりー il||li _| ̄|〇 il||lii

郡山で見た青空はどこへやら。日差しは無く、湿った雲が低く立ちこめていて、完全なドン曇り状態です・・・ガ━━(゚д゚;)━━ン!! 。気象庁よ、いったいこれのどこが「晴れ」なんだー!ヽ(`Д´#)ノムキーッ!・・・って、気象庁に八つ当たりしたって、天候が変わるはずもありません。こんなことならば、晴れていた安子ケ島か磐梯熱海で降りればよかった・・・と思っても、あとの祭り。そもそも磐梯熱海の時点で、猪苗代のこの状況はまったく予想できませんでしたし。その点、クルマならばすぐに戻ることができますが、列車利用ではそう簡単にいかないのがツラいところ ε-(-ω-;)ハァ…。ならば後戻りせずに、もっと先の磐梯町方面へ進めば、ひょっとしたら天気が好転しているかも・・・との期待もありますが、あいにく次の撮影ターゲットとなる「あいづライナー2号」は、その磐梯町で今私が乗っている3231Mと交換してしまいます。つまり、現時点で私が「あいづライナー2号」を撮ろうとするならば、後に戻ることも、先へ進むこともできず、たとえ悪天候でも猪苗代で降りる意外に選択肢は残されていないのです (´д`;)トホホ…。

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とりあえず、予定通り猪苗代で下車。
磐越西線 猪苗代

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二年ぶりに訪れた、猪苗代。
駅舎の入り口はログハウス風です。
磐越西線 猪苗代

郡山0832-(磐越西3231M)-猪苗代0911

「あいづライナー2号」の通過まで、あと20分とあまり時間はありませんが、まず私が向かったのは駅前にある自転車屋さん。そう、猪苗代で私の足となってくれるのが、このブログではすっかりお馴染みのレンタサイクル。今回もそれをお借りして撮影地へ向かいます。しかし残念ながら前述した通りの曇り空で、期待していた磐梯山の姿はまったく見えません。仕方なく磐梯山と「あいづライナー」を絡めるのは諦めて、猪苗代駅近くの跨線橋上から俯瞰気味に編成写真を狙うこととしました。ところが、自転車を借りていざ走り出すと、見る見るうちに霧が濃くなってきて、視界を遮ってゆくではありませんか! エエッ?(゚Д゚;≡;゚д゚)ナニコレ?

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撮影地に考えていた跨線橋はご覧の通り。
この上から磐越西線を狙おうと思っていたのですが・・・。

なんと、出発してからものの数分程度で、あたりは数十メートルの視界さえ利かない、真っ白な世界になってしまいました
工工エエェェ(°◇°;)ェェエエ工工!!!! 。
どうやら曇りだと思っていたこの天候は、霧によるものだったみたい。それにしても、単なる曇り空でもテンションがだだ下がりなのに、さらに追い討ちをかけるような濃霧・・・。これでは跨線橋上からの俯瞰だと、列車の姿が見えそうにありません。ここはなるべく線路に近い位置からの接近戦以外に撮る方法は無さそうです。やむを得ず、跨線橋下の線路脇にカメラをセッティング。なんだか、どんどん撮影条件が狭められていっているような気がする・・・(´Д`;)。

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線路に並行する農道でカメラを構えます。
しばらくすると数十メートル先に同業者が現れて、
何かしらジェスチャーをしているようですが、
こちらからはまったく解りません。??(・_・*)ハテ?
どうやら、この位置で撮影してもイイかと尋ねているみたい。
フレームに入らないことを確認して、
手で大きく丸印を示したけれど、向こうは見えているのかな?
ちなみにこの場所、背景には先ほどの跨線橋が
でーんと横切っているのですが、その存在すら解らないほどの濃霧。

「あいづライナー2号」の通過時刻が近づき、霧は晴れるどころかますます濃くなってゆきます。フレームに入ってしまわないかと確認してきた前方の同業者も、結局は見えなくなるくらいに・・・。こういう場合、カメラ任せのオートフォーカスだと、迷ってピントを外してしまいがちなので、ここは手堅くマニュアルフォーカスの置きピンで対応。もっともこの状況では、置きピンすら合っているのかどうか、よく解らないんだけれど・・・(´∀`;)ハハ…。やがて、真っ白に包まれた世界の遠くの方から「ぷほおおおおおん・・・」という警笛がかすかに耳へと入ってきました。しかし、まだ列車の姿は確認できません。しばらくして踏切が鳴りだしましたが、その警報機の赤ランプもほとんど見えません。何も見えないのに、音だけが聞こえる不気味な感覚・・・ここは「精神と時の部屋」か!? (゚∀゚)アヒャヒャヒャヒャ。さらにもう一度、「ぷほおおおおおん!!」と鳴り響いた警笛の音。今度はかなり近いぞ! (*゚ロ゚)ハッ!!

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白いベールの向こうから
うっすらと見てきた三つの光・・・。
48・・・5?(-"-;)ウーン…?

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深い霧のなかから姿を現した、
国鉄色485系の「あいづライナー」。
視界が利かないなか、低速で慎重に歩みを進めてゆきます。
磐越西線 翁島-猪苗代

濃霧の影響で速度制限がかけられているらしく、20分ほど遅れてやってきた国鉄特急色の「あいづライナー2号」。ゆっくりと通過してくれたおかげで、視界が悪くてもピントを外すことなく撮影できました。それにしても、二年越しのリベンジに挑んだ485系「あいづライナー」ですが、一発目は思わぬ結果に・・・まさに返り討ちにあったって感じです (-ω-;)ムネン…。そもそも「あいづライナー」だけでなく、思い返してみると私は、この国鉄色A1/A2編成との相性がすこぶる悪い気がします。国鉄色復刻後に初めて撮影に臨んだ11年8月の「リバイバル ひばり」は、モロカブり orz 。翌月の「リバイバル やまびこ」は、台風による大雨 orz orz 。そして昨年の7月に運転された「リバイバル やまばと」は、ゲリラ豪雨+信号機故障で約三時間遅れ orz orz orz・・・といった感じで、未だ晴天下でA1/A2編成を撮ったことが無いのです。実は先月に運転された「リバイバル ひたち」も、当初はこの仙台のA1/A2編成が使用される予定で、雑誌等にもそのように記載されていました。しかし何らかの都合により、同じ国鉄色485系でも新潟のK2編成に変更となり、その結果、私は無事に晴天下で「ひたち」を撮ることができています。こんなの単なる偶然・・・と思いたいのですが、もし「ひたち」にこのA1/A2編成が使われていたとしたら、ひょっとすると違う結果になっていたかも・・・などと、つい思ってしまうほど。なので、今回こそは、その相性の悪さを払拭したかったんだけれどなぁ・・・(´Д`;)。いや、待て。まだ今日の撮影は始まったばかり。「あいづライナー」は一日三往復、上下6本の列車(1号~6号)が設定されており、撮影可能時間帯(日中)に走るのは4本。まだそのうちの一本が終わったばかりじゃないか。あと残りの三本で、相性の悪さを払拭するような結果を出せばいいこと。霧は朝方に濃く出ていても、気温が上がればそのうち晴れていくハズ。そう信じて、私は次に折り返してくる「あいづライナー1号」の撮影へ向かうべく、自転車のペダルを漕ぎはじめました。(`・ω・´)-3 フンス!

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途中の県道沿いにある磐梯山の眺望スポット。
う~ん、絶景だなぁ・・・(´∀`;)スンバラスィ…ネ。

視界がままならないなか、磐越西線に並行する県道を西へ。本来、自転車はクルマと同じ左側通行で車道の隅を走らなければならないのですが、この状況で交通量の多い車道を走るのは危険だと自己判断し、ここはしっかりと区分けされた歩道の方を走らせていただきます。まあ、歩行者はほとんど・・・というか、まったくいないし。
濃霧のなか自転車を走らせ、次に目指したのは、磐越西線のなかでも有名なお立ち台的スポットで、アウトカーブを走る列車を高台から俯瞰するポイント。山深いところを走る雰囲気が手軽に撮れ、今の時期は紅葉した木々と絡めることができそうだと期待していた撮影地です。この状況で俯瞰撮影を試みるとは、アホかと思われるかもしれませんが、「あいづライナー1号」の通過時刻はお昼近い11時半。その頃には気温が上がって、霧も晴れるのではないかと考えていたのです。撮影地となる神社の裏山へは、通過の一時間前に到着。

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撮影地の目印となる稲荷神社。
まずはここでお参りしてから裏山へ登ります。
どうか、霧が晴れますように。。。(-人-;)パンパン

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でも、願いむなしく、
お立ち台へ上がってみるとこの景色。
線路はどこ!?(´Д`;)ダミダコリャ

しかし、相変わらず霧は濃いままで、俯瞰ポイントからの視界はまったく利きません。しばらく状況を観察していましたが、いっこうに晴れる気配はなく、時間ばかりが無駄に経過。有名ポイントだけに、その間にも何人かの同業者がクルマでやってきて、裏山へ上がって来られましたが、皆一様に苦笑いしてすぐに立ち去ってゆきます。そりゃそうだよね・・・(^^;)。結局、列車の通過15分前になっても状況は変わらず、俯瞰撮影は断念(この日、何度目の断念だ!?)。またしても接近戦を強いられることとなりました ヤレヤレ ┐(´~`;)┌ マイッタネ 。いちおう、こんなこともあろうかと、あらかじめ考えていた撮影ポイントへと急行します。この「1号」も、濃霧の影響からか若干遅れて姿を見せました。

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霧が晴れぬなか、
三つのライトを輝かせて現れた国鉄色485系。
こんな状況で国鉄色を記録するのも、貴重な経験!?
磐越西線 翁島-磐梯町

アウトカーブからの望遠レンズを用いた力技で、なんとか「あいづライナー1号」を撮影。迫力が出て、決して嫌いなアングルではないけれど、やはり文字通りモヤモヤした気分のなかで撮った一枚となりました ε-(≡"≡;*)モヤモヤ…。お昼になっても霧が晴れない。もう今日は一日中こんな感じなのでしょうか。485系自体は撮れても、接近戦ばかりじゃ磐越西線らしさが出せなくて、全然面白くありません。次の「あいづライナー4号」は二時間半後。でも、この濃霧では撮影地が定まらずに、ふらふらと自転車を漕ぐだけ・・・。晴れていれば光線状態の良好な「4号」を、磐梯山バックの有名ポイントで撮りたかったんだけれどなぁ・・・(・ε・`。)チェッ。

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霧に包まれた晩秋の会津路をゆく719系。
何の宛も無く、ふらっと立ち寄ったポイントですが、
意外とこういうカットが良かったりします。
485系もここで撮れば良かったかな?
磐越西線 翁島-磐梯町(後追い)

磐梯山バックの引き画もダメ、俯瞰撮影もダメで、もうすっかり意気消沈 (´Д⊂ モウダメポ。思い描いていたものがまったく撮れないぶん、ショックが大きいのかも。ならば、もうこの霧は晴れないものと考えて、あらかじめ接近戦で撮れる撮影地を選択すればいいのではないだろうか。状況を逆手に取って考えれば、ふだんは逆光となる場所での撮影も可能になるわけだし・・・と、ここまでくれば、なかば開き直りの境地で気持ちを奮い立たせるしかありません。折れかけた心に気合いを入れて、再び西へ自転車を進めます。私が向かったのは磐梯町の集落にあるS字カーブの撮影地。ここは晴れると「あいづライナー4号」は逆光になるポイントですが、この日の天候ならば問題無いハズ。ところがところが、自体はまさに急変!急展開!! Σ( ̄Д ̄;)エ!?

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逆光ポイントで、晴れちまった・・・orz
磐越西線 磐梯町-翁島

先ほどの719系撮影からわずか30分。なんとここへきて、一気に霧が晴れて日が差してきたではありませんか! Σ(゚□゚(゚□゚*)ナナナ、ナニーッ!! 前述したように、このS字ポイントは晴れれば逆光・・・どころか、写真を見ても解るように、木の影で見事にマンダーラです ┛)"0"(┗ オーマイガッ!!! 。晴れを期待すれば霧が出るし、曇りならばと逆光ポイントへ行けば晴れやがる・・・。はあああ、一体この日のツキの無さは何なんだ・・・ズ━━llllll(-_-;)llllll━━ン。でも、いくら霧が晴れて日が差してきたと言っても、さすがに磐梯山までは見えないよね・・・・と、振り返ってみると、そこには・・・(*゚ロ゚)ハッ!!

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流れる雲の合間から、山頂が顔を出した磐梯山。

急速に霧や雲が流れて、見る見るうちに磐梯山がその山容を見せはじめています。
工工工工エエエエエエエエェェェェェェェェ(゚Д゚;ノ)ノェェエエエエ工
ひょっとして、まさかの「磐梯山バック」がいけるのか!? ためしに、S字ポイントから少し戻ったところにある磐梯山が臨めるポイントへと行って、普通列車を一本待ってみます。

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磐梯山の麓を走り行く、719系。
やっと磐越西線らしい一枚が撮れました。
磐越西線 翁島-磐梯町

晴れて、磐梯山がクッキリ見えました~!(゚∀゚;)マジカ!? まだ山頂付近に雲が固まっていますが、これはタイミングの問題で、やがて山頂までしっかりと見えるようになりました。霧はいつか晴れる・・・とは思っていたけれど、こうも急激に回復するとは、まるでキツネにつままれた気分です。そういや、先ほどの神社はお稲荷さんで、キツネが奉られていたな・・・(´∀`;)マサカ…ネ。ともかく、まだ若干の雲はあるものの天気はほぼ回復し、一気に真っ青な空が広がる晴天となりました。これならば念願の磐梯山バックで国鉄色485系の「あいづライナー4号」が撮れるかもしれません。磐梯山を絡めるならば、今の719系を撮ったポイントでもじゅうぶんにいい撮影地なのですが、できれば裾野まで広く入れたアングルで撮りたいと思い、出発前から考えていた磐梯山バックの定番ポイントへ、急いで向かいます。通過まで残された時間はあと30分 ε=ε=ε=ε=ε=┏(;゚ロ゚)┛イソゲッ! 。同じ道を自転車で行ったり来たり・・・でも、この晴天下で漕ぐ磐梯山バックへの道のりは、今日いちばんペダルが軽く感じられました。これって天候状態よりも、きっと気分的なものが大きいのだと思います。到着すると、撮影ポイントにはすでに多くの同業者が集結。どうやら皆さんも、ここでの晴れを心待ちにしていたようです。セッティングしたカメラのファインダー越しに見えるのは、先ほどまでの真っ白な世界がウソのように、穏やかに晴れ渡った磐梯山の裾野。そこへ国鉄色の485系が、今度は定刻通りにやってきました。

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雄大な会津のシンボル・磐梯山を背に、
日の光を浴びて輝きを取り戻した、
国鉄特急色の485系が軽やかに走り抜けてゆきます。
磐越西線 磐梯町-翁島

念願の磐梯山バックで国鉄色485系の「あいづライナー」が撮れました~!
:*.;".* ワ━━━━━━ \(*T▽T*)/━━━━━イ!!*.";.*:
やっと晴天順光下で撮れたA1/A2編成。今回ばかりはホンっトに苦労させられただけに、この喜びはひとしおです。フレームから完全に雲が抜け切れずに残ってしまいましたが、それでも午前中の状況を考えれば贅沢は言えません。もう何度も、途中で撮影を切り上げて帰ろうかと思いましたが、せっかく新幹線を使ってまで来たのだから・・・というセコさだけで粘り続け、結果的に大満足のカットを撮ることができました(^^)。ああ今日初めて、来てヨカッタ・・・と思えた瞬間でした。・:*:・(゚ノ∀`゚)゚・:*:・。

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行きにも立ち寄った、例の磐梯山眺望スポット。
晴れていると、ご覧のような景色が眺められます。
う~ん、これこそまさに絶景!

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ここでようやくお昼ゴハン。
以前にも立ち寄った猪苗代蕎麦のお店、
「いわはし館」さんで、お蕎麦をいただきます。
店名から取ったと思われる、名物の「いわはしそば」は
一般的なそばつゆの代わりに、
大根おろしと焼き味噌をダシに溶いて、つけ汁にします。
県道沿いにある「いわはし館」は道の駅っぽいたたずまいで、
ちょっと風情には欠けるけれど、比較的遅い時間まで営業し、
手軽に打ち立ての蕎麦が食べられることで、
個人的に磐越西線撮影の際には重宝しています(^^)。

「あいづライナー4号」を、なんとか磐梯山バックで撮影できたことで、ちょっと肩の荷が下りたような気分になり、この日最後の撮影となる「あいづライナー3号」にも、気持ちよく臨むことができます。しかし、ここで新たなる問題が・・・それは日照時間。「3号」の猪苗代発車時刻は16時23分で、晩秋から初冬にさしかかった今の時期としては日没ギリギリです。幸い天気は完全に回復して晴天が続いており、日が持ってくれれば夕日に照らされた485系と言う、素晴らしいシーンが拝めそう。しかし日が落ちてしまえば、ふつうに走行写真を撮るのすら、かなりキビシい。果たして、日は持ちこたえてくれるのかというと・・・

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夕日に照らされた、磐梯山を臨む撮影地。
手前の架線柱が並んでいるところが線路です。
ウマく行けば夕日で列車がギラリと輝くハズ・・・(゚∀゚;)ドキドキ
(それにしてもこのズームレンズ、
広角側で撮った時の周辺光量落ちがヒドいね・・・)
磐越西線 翁島-猪苗代

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だが、無情にも日は沈み・・・(´Д`;)アア…

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日は当たらなくなってしまいましたとさ。。。(_ _|||)ガクッ

ダメでした~(^^;)。 惜しくも20分ほど日が沈むのが早かった・・・。ここで夕日ギラリの「あいづライナー3号」を狙うとしたら、10月の終わりぐらいじゃないと撮れないみたいですね。もう日が落ちて暗くなってしまっては、シャッタスピードを稼ぐことができません。そこで「3号」は低速シャッターでも走行列車を写し止めることができる、流し撮りにトライ。考えてみたら「あいづライナー」撮影のラストって、いつもこの辺りでの流し撮りで締めているような気がするなぁ・・・。でもここは、手前の引き具合や背景の感じ、さらに列車の速度など、流し撮りをするのにとても適していて成功率も高いんです。

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残照を浴びて、うっすらと赤みがかった485系。
快速で使用されている同車ですが、
その横顔には国鉄時代から変わらない
特急型車両としての風格が漂います。
☆゚・*:。.:(´▽`*)カコイイ・*:..:☆
磐越西線 猪苗代-翁島

結局最後のカットも、磐越西線らしい情景があまり解らないような、寄りの絵になっちゃったけれど、この日撮った4カットの「あいづライナー」を見比べると、動きのある流し撮りはいいアクセントになったかも知れません。日没を迎えたので、これにて撮影終了。西へと去り行く「あいづライナー」の後ろ姿を見送りながら、私はこの日一日の苦労を思い返すのでした (*´w`*)オツカレサン 。

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今回も私の足となってくれた、
猪苗代駅前にある「塩田輪業」のレンタサイクル。
使用料は一日料金(8時~17時)で、1500円でした。

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暮れなずむ駅のホームに入ってきた719系。
この列車で猪苗代をあとにします。
磐越西線 猪苗代

思いもよらぬ真っ白な濃霧の影響で、一時はどうなるかと思われた、今回の「あいづライナー」撮影。後半になんとか天気が回復して盛り返すことができ、念願の「磐梯山バックで国鉄色」も撮れましたが、それでも全体的に見ればやっぱり不完全燃焼の一日で、A1/A2編成との相性の悪さも払拭したとは言えませんでした。悪天候だけは不可抗力で、どうやっても天気を変えることはできないのですが、ならばもう少しその天候状態に合わせた柔軟な姿勢で撮影に臨みたいもの。今回の場合も、霧が発生して意気消沈するのではなく、むしろその霧という条件を活かした、幻想的なカットなどが撮れなかったものかと、今さらながらに思います (m。_ _)/ ハンセイ 。今回の遠征をJリーグ(サッカー)の試合に例えて言うなら、勝利の勝ち点3を狙いに行ったアウェーで相手の奇策にハマり、かろうじて引き分けの勝ち点1を拾うことができたと言ったところ(余計に解りづらいか・・・^^;)。この国鉄色485系による「あいづライナー」の代走を、また撮れる機会があるかどうかは解りませんが、次こそは納得のいく撮影にしたいものです。

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郡山からは当駅始発の「なすの」(左)に乗車。
「やまびこ」などに比べるとちょっと時間はかかるけれど、
ガラガラの自由席でのんびりと寛ぐことができます。
東北新幹線 郡山

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そんな「なすの」の車内で宴会開始! \(・∀・)カンパーイ
メインの駅弁は、郡山駅の「ばんだい 松茸めし(¥900)」
・・・といっても、当然ながら松茸は国産ではなく中国産。
それでも、やっぱり秋の風物として、
ついつい「松茸」の名に惹かれてしまうんです・・・(^^;)。
副菜はゴボウやニンジン、つくねの煮物。
☆☆・・・
しかし秋限定駅弁に冬限定ビールとは、
つくづく私は「限定」って言葉に弱いなぁ・・・。
考えてみたら今回の国鉄色「あいづライナー」も、
期間限定の代走でしたっけ・・・(^^;)

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こちらはデザートに選んだ、
郡山銘菓の「ままどおる(チョコ味)」
私はこの「ままどおる」が好きなんですよね〜。
とくに「チョコまま」は絶品! (゚д゚)ウマー

猪苗代1651-(磐越西1236M)-郡山1737~1805-(東北新幹線 なすの280号)-東京1944



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千代田線・・・メトロ ファミリーパーク見学記 [鉄道写真撮影記]

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2013.11.10
千代田線
二年ぶりの綾瀬車両基地へ!
「メトロ ファミリーパーク in AYASE」 見学
  

 

毎年恒例、晩秋のこの時期に行われているのが、東京メトロ・千代田線の車庫である綾瀬車両基地の一般公開イベント「メトロ ファミリーパーク in ASYASE」。数ある鉄道路線のなかでも、とくに千代田線への思い入れが強いという私のような者にとっては、たまらないイベントです (*゚∀゚)=3ハァハァ! 。しかしこのイベントは、三年前まで入場無制限の誰もが自由に参加できる形式だったのですが、あまりの混雑ぶりに翌年からは15,000人限定の事前申し込み制へと変更。つまり、現在では抽選に当たらなければ、入場することができません。このブログでも入場制限が無かった三年前、そして抽選制となった翌年(二年前)はなんとか当選して、その様子をお届けすることができましたが、昨年は残念ながら落選・・・ ガ━━━Σ(゚д゚lll)━━━ン! 。一昨年に当選したときは「15,000人も枠があるのだから、申し込みさえすればほぼ確実」なんて楽観視していただけに、昨年の落選はショックが大きかった・・・ (´・ω・`)ショボーン。では今年の運試しはと言うと・・・開催の一週間前になっても通知は来ず、これは今年もダメかと思いかけた五日前、ようやく東京メトロから一通の封書が届きました。キタ・・・(゚∀゚)カ?

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封書で送られてきた、
「メトロ ファミリーパーク」の当選通知と
入場券となるリストバンド。

当選通知、キタ━━━━。゚+.ヽ(´∀`*)ノ ゚+.゚━━━━ッ!!
よかった~、これで二年ぶりに入場することができます ε-(´ο`*)ホッ 。いつものように展示車両などの詳細は事前に知らされておらず、今年はどんな車両に会えるのか楽しみ。個人的には置き換えがウワサされている、北綾瀬支線がらみの車両(ハイフン車とか、05系とか)の展示を期待したいところですが、果たして・・・?


11月10日(日)

イベント会場となる綾瀬車両基地の最寄り駅は、千代田線の綾瀬から支線に乗り変えてひとつ目の北綾瀬。この北綾瀬支線で使用されている車両と言えば、1967年製の5000系と68年製の6000系第一次試作車で、いずれも69年の千代田線第一次開業時から走り続ける「千代田線レジェンド」です(ただし現在使用されている5000系は千代田線生え抜きではなく、東西線からの移籍車)。しかし前述したように、この両形式は経年による老朽化で近い将来の置き換えがウワサされており、すでに代替車両になると思われる三両編成の05系が綾瀬車両基地に運ばれていることから、私も焦って今年の夏に撮影へ訪れたのは記憶に新しいところ。その時には、早ければ秋口には新旧交代が遂行されるのでは・・・と思っていましたが、未だメトロからの正式な置き換え発表は無く、「レジェンド」たちは今でも元気に活躍を続けています。そんな北綾瀬支線ホームで、この日の私を待っていたのは、5000系。

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綾瀬駅0番線の北綾瀬支線ホームで発車を待つ、
1967年製の5000系5951F。
夏に訪れたときに動いていたのも同編成でした。
相性がいいのかな?
東京メトロ千代田線 綾瀬

前回訪れた時にも書きましたが、日中の北綾瀬支線は一本の編成が綾瀬と北綾瀬の一駅間をピストン運行する単純なダイヤで、通常ならば96Sという運用に入った、この5000系・5951Fのみが約15分間隔(毎時4本)で運転されるはず。ところが「ファミリーパーク」が開かれるこの日は、混雑が予想されるために北綾瀬支線の列車を増発。なんと平日ラッシュ時並みの二運用体制、約7分間隔(毎時8本)で運行されることになっているのです。

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綾瀬駅に掲示してあった、
「ファミリーパーク」イベントに備えた臨時の時刻表。

北綾瀬支線用に所属している三連の編成は、5000系が二本(5951F・5952F)と6000系試作車が一本(6000-1F、通称「ハイフン車」)の計三本。となると、今ホームに停まっている96S運用ではない、次の列車が気になります。果たして、この日の北綾瀬支線は二運用とも5000系による運転なのか、それとももう一本の98S運用には、前回の訪問時には撮影できなかった6000系「ハイフン車」が入っているのか・・・。96Sの5951Fが発車したあと、入れ替わるように0番線ホームへ入ってきたのは・・・この車両 (゚∀゚)オッ!

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頭端式ホームにゆっくりと入線してきた、
1968年製の6000系試作車6000−1F、通称・ハイフン車。
世界初のサイリスタチョッパ制御を搭載した、
営団地下鉄(東京メトロの前身)を代表する名車です。
(現在の同車は抵抗制御に変更)。

「ハイフン車」、キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
やはり千代田線と言えばこの顔、6000系。その製造第一号が、この第一次試作車こと「ハイフン車」です。5000系と比べると、最近は稼働率が低いといわれている「ハイフン車」。私も動いているところは久しぶりに見ました。この歴史的に貴重な車両の入線シーンが撮れ、さらにこのあと乗車もできるのは嬉しいのだけれど、ここで運用に就いているということは、「ファミリーパーク」での展示では無かったということか・・・ちょっと残念な思いも (´∀`;)。

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「ハイフン車」の額に掲げられたナンバープレート。
6000系第一次試作車の同車は新製時、
6001、6002、6003の車号を名乗っていましたが、
のちの量産車(二次試作車を含む)と車号が重複するために、
現在の6000-1、-2、-3が与えられ、
"ー(ハイフン)"が付くことから、
通称「ハイフン車」と呼ばれるようになりました。

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6000-1室内の車端部にある、メーカーズプレート(製造銘板)には、
「東京 汽車會社 昭和43年」の文字が。
汽車会社こと汽車製造会社の東京製作所はかつて、
越中島貨物線の小名木川駅(江東区)付近にあった
車両メーカーです。

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支線の終点、北綾瀬に到着。
北綾瀬方先頭車の車号は6000-3です。
東京メトロ千代田線 北綾瀬

そんな「ハイフン車」に乗って、北綾瀬へ。支線の車内も、北綾瀬駅の構内も、一見して「ファミリーパーク」へ向かうと思われる方たちで、そこそこ混雑していましたが、駅から会場へと続く道は至ってスムーズに流れています ♪~( ̄、 ̄ )===3 スイスイ~ 。三年前の入場制限が無かったころは、駅から車両基地までの道を延々と行列が続いていて、入場するのにも一苦労でした。人数制限のある抽選制は当り外れで命運が大きく別れるけれど、やはり並ばずスムーズに入れるのは楽で嬉しい (^^)。

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私が付いたのは開場の10分前。
正門前には早くも多くのファンや家族連れが集まっています。
この日のお天気は、雨が心配される曇り空。
風が強いせいか、いつものバルーン形のゲートは
設置されていませんでした。
東京メトロ 綾瀬車両基地

予定通りの10時ちょうどに開門。手首に巻いた入場券リストバンドを係の方に見せて、私も場内へ入ります。さっそく、車両部品・グッズの販売コーナーへ急ぐ者、ドア操作などの体験コーナーへ並ぶ者、早くも限定の記念弁当を物色している者・・・など、それぞれが目的別に散ってゆきますが、私がはじめに向かったのは、やはり車両展示会場。今年はどんなラインナップなのか気になるし、なるべく空いているうちに展示車両を撮影したい。はやる気持ちを抑えつつ、足下に注意しながら展示会場へ進むと、そこで待っていたのはこの車両たち。

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左から、6000系6101F、06系06-101F、16000系16101F。
現在の千代田線(本線)で使用されている三形式の横並び!
しかもすべてトップナンバー編成です!
東京メトロ 綾瀬車両基地

千代田線のオールラインナップが勢揃い!O(≧▽≦)Oキャー♪ これは「千代田線ファン」にはたまらない顔ぶれです・・・が、あれ?今年はこれだけ? o(゚д゚o≡o゚д゚)oキョロキョロ というのも、ここ綾瀬車両基地は千代田線の車庫ではあるものの、例年の「ファミリーパーク」では千代田線外からも様々なゲスト車両が参加していて、一昨年はJR常磐緩行線のE233系と小田急4000形。そして私が行くことができなかった昨年は、小田急ロマンスカーのMSE(60000形)と埼玉高速鉄道の2000系が並べられたらしい。それに比べると、今年は自社の千代田線車両のみ。さらに思い起こせば、この千代田線三形式の並びは三年前の同イベントでも行われています。これって、原点回帰? でも、たしかに拍子抜け感は否めないのだけれど、決してガッカリしたということは無く、むしろ不自然さを感じないシンプルな組み合わせは、かえって嬉しいもの。しかも三年前の並びでは各車が段違いに置かれていましたが、今回はスッキリとした並列の横並びで、あらためてキッチリと千代田線の主力形式ラインナップをカメラに納めることができました。

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今度は真正面ではなく、ちょっと振り気味に一枚。
ああ、いい並びだなぁ・・・(´▽`*)。

ただ、あえてひとつ贅沢を言わせてもらえるのならば、このラインナップに北綾瀬支線の5000系(この日運用に就いていない5952F)も加えていただきたかったなぁ・・・(´・∀・`)オシイ…。結局、期待していた北綾瀬支線がらみの車両は、新旧ともに展示されておらず、展示会場以外の場内を見渡しても05系の姿などはありませんでした。

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三並びも興奮モノですが、
千代田線ファンとしてさらに嬉しかったのが、
この6000系第二次試作車で、トップナンバーを持つ
6101Fの編成写真が撮れたこと(反対側先頭車の車号は6001)。
二次試作車は一次試作車(先ほどのハイフン車ね)の結果を踏まえ、
量産化を見越して1969年に製造された編成。
先頭車が制御電動車(クモハ)になっていることや
車体側面の裾部が長いことなど量産車との差異があり、
小田急へ直通できないと言った運用上の制限があります。
そのため稼働率が低く、撮影しづらい編成といえるかもしれません。

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そして千代田線の異端児と言えば、
わずか一編成だけの存在である06系(右)。
この06系は、既存車両の置き換えなどではなく
千代田線の輸送力増強(運用数の増加)が目的で、
その運用数に見合った一編成のみが1993年に新製。
特異な編成ではあるものの、現在ではとくに運用の制限などはなく、
JR常磐緩行線や小田急線への直通運用にも充当されます。
前述の6101Fとは逆に、むしろ運用範囲が広いなかでの
一編成となっているため、千代田線ファンの間では、
滅多に乗ることができない「幻の編成」ともいわれているとか(^^;)。

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正式な展示車両ではありませんが、
会場からは車庫に留置されている編成も眺めることができます。
16000系への置き換えで、全盛時に比べると半減してしまった6000系。
三本もの編成が並ぶ姿は今や貴重なのかもしれません。
ちなみに6000系は第一次、第二次試作車の結果を踏まえて量産化され、
1971年の第一次量産車から1990年の第七次量産車まで、
約20年に渡り、353両(10両編成35、3両編成1)が製造されました。

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6000系と言えば、やはりこの後退角の付いた先頭部。
今見ても斬新なスタイルです。゜+.(o´∀`o)カコイイ +.。
いつか、階段となる前面非常扉の開いた姿を
見てみたいなぁ・・・。

ここまでは車両展示のメイン会場、そしてその周囲で見られた千代田線の車両を中心に紹介してきましたが(ちょっと、アツく語りすぎ!? ^^;)、この他にも場内では様々な展示やイベントが行われていました。千代田線撮影の興奮をクールダウンする意味もかねて、少し会場内を回ってみたいと思います ε=ε=ε=┌(・ω・)┘テクテク。

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千代田線以外の車両では、譲渡先の長野電鉄から里帰りした、
元・日比谷線の3000系(3001F)が展示されていました。
これも毎回恒例のこと。

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車両基地公開の目玉イベントである、
車体のつり上げ実演では、南北線用の9000系(9110号)が
使用されていました。
宙を浮く地下鉄車両の様子に子供たちは大興奮ですが、
ずっと肩車をするお父さんは大変やね。。。ヾ(´∀`;)オツカレサン

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これは台枠を運ぶ無人ロボット。
何の略かは解りませんが、「AGV」と呼ぶらしい。
実際に動いているところが見られましたが、
眺めているとなかなか面白いものです。
動き的には、でっかい「ル◯バ」って感じ・・・(^^;)

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こちらは車輪をつかんで運ぶリフトカーで、
工場内での呼び名は「カニ」とのこと ≧[゚∀゚]≦ カニ?
こうやってみるとさほど大きくは見えない車輪ですが・・・

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う~ん、やっぱり電車の車輪は重くて大きいね(笑)

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会場内の一角では、一風変わった、
こんなものの制作・販売が行われていました。
なんとコレ、メトロの制服を着た自分を
フィギュア(人形)化してくれるというもの。
(場内で制服姿の写真を撮り、後に制作)。
そのお値段、一体65,100円なり。 Σ(゚□゚ノ)ノタカッ!
限定20人で、私が覗いた時にはまだ余裕がありましたが、
完売したのかな?

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場内を練り歩いていた「ポン太」くん。
どうみても、ただのタヌキにしか見えないけれど、
これも最近ハヤリの「ゆるキャラ」なのか・・・?
そう言われてみれば、
どこかで見かけたことがあるような・・・σ(゚ペ)ウーン…

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あ、ふだんはココで見ていたのね(^^;)。
(車両のドアに貼ってある、開扉注意ステッカー)
いちおう「ポン太」くんをはじめとした「メトポン一家」は、
東京メトロのイメージキャラクター、
いわゆる、ゆるキャラらしい。

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そして「ファミリーパーク」で、もうひとつのお楽しみと言えば、
会場限定の記念弁当。
チキンライスに、おかずはエビフライ、唐揚げ、ウインナー、
肉巻きアスパラ、かまぼこ、卵焼き、スパゲティ、ゼリー、
さらにエビフライの下には大きなハンバーグも隠れていると言う、
もう子供が大好きなものが(大人の私も大好きですが)、
てんこ盛りのお弁当です。
しかも東京メトロのミニカレンダー付き。
これで600円は安い!! ヤスー(゚д゚)ウマー

南北線9000系の車体つり上げ実演などを眺めながら場内を一巡し、最後は会場の片隅で記念弁当をいただいて、「ファミリーパーク」の見学を終えました。今年の展示車両は千代田線の車両のみで、ある意味では小粒だったと言えるかもしれません。でも「千代田線ファン」としてはじゅうぶんに満足できる内容で、大収穫のイベント参加となりました。来年も開催されるようであれば、もちろん応募したいと思っています。また当たるといいなぁ・・・(´∀`*)

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イベントからの帰りには、
北綾瀬駅で「ハイフン車」の入線を撮影。
残念ながら展示車両ではありませんでしたが、
こちらも05系への置き換え前に、
もう一度撮ることができてヨカッタ。
東京メトロ千代田線 北綾瀬


さて、このあとですが、せっかくなので「メトロネタ」つながりで、もう一カ所の撮影に向かいたいと思います。北綾瀬から綾瀬へ出て、千代田線で北千住。さらに東武伊勢崎線からメトロ半蔵門線へと直通する列車に乗り換え、途中の清澄白河でちょっと "いっぷく" したのち(ソネブロのテツ仲間さんなら、立ち寄った場所が分かるかな?)、さらに半蔵門線と銀座線を乗り継いで、私が向かったのは渋谷。

渋谷と言えば、JR山手線や埼京線、東急東横線、田園都市線、京王井の頭線などが集まる一大ターミナルですが、私の目的は「デパートの三階を発着する地下鉄」でお馴染みの、東京メトロ銀座線。実は今年、最も優秀な鉄道車両として評価される「ブルーリボン賞」に選ばれたのは、銀座線の新型車両1000系でした。

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先ほど訪れた「ファミリーパーク」内でも、
銀座線1000系の「ブルーリボン賞」受賞を祝う
垂れ幕が掲げられていました。
ちなみに銀座線と千代田線では軌間や集電方式が異なるため、
綾瀬で1000系の実車を展示することはできません。
東京メトロ 綾瀬車両基地

1958年から56回もの歴史を重ねる「ブルーリボン賞」において、地下鉄の車両が受賞したのは今回が初めての栄誉。受賞理由は、「線路の曲線にあわせて車軸が可動する操舵台車を採用したことにより騒音・振動が減少。また、永久磁石同期モータの採用で消費電力を大幅に抑え、標識灯や車内照明にはLEDを採用するなど、環境負荷を低減させた点。さらに85年前の開業当時に使われていた1000形車両を偲ばせるレトロ調な外観に仕上げたところなどが高く評価された」・・・とのことですが、個人的には「ブルーリボン賞」って、新幹線や特急列車、展望車両など、乗ることに憧れを感じさせる、華やかな車両が獲るイメージがあり、どちらかというと1000系のような主に技術面や環境面で優秀な通勤形車両には、そのような趣旨で設定された「ローレル賞」の方がふさわしいように思います。でも、最近ではそういった括りよりも、純粋な得票数(鉄道友の会会員による投票)で、トップが「ブルーリボン」、次点が「ローレル」となっているようですね。その得票数で2013年度のトップとなったのが1000系だったらしい(ちなみに今年度の「ローレル賞」は、該当車両なし)。

その「ブルーリボン賞」を受賞した記念として、先日から1000系の前面には記念のステッカーが貼られており、私はそれを撮影しに渋谷へとやってきたのです。カメラを構える場所は、もう銀座線の撮影ポイントとしてすっかり有名になった、ファッションビル「渋谷ヒカリエ」のフリースペース。

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「ブルーリボン賞」受賞の記念マークを付けた、
銀座線の新型車両1000系が、渋谷駅を発車。
明るい黄色とシブい茶色のカラーリングが特徴の同車ですが、
これは塗装ではなく、カラーフィルムによるラッピングで
色を表現しています。
東京メトロ銀座線 渋谷付近

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上写真のヘッドマーク部分をアップで。
現在、銀座線を走る1000系全編成に、
この記念マークが掲げられています。

まだ決して本数の多くない1000系。一本現れるまでに30分ほど待たされましたが、無事に記念マーク付きの姿を記録することができました~(σ゚∀゚)σゲッツ!! 。 これでこの日の撮影は終了です。綾瀬で行われた「メトロファミリーパーク」への参加と、渋谷での銀座線撮影。久しぶりに地下鉄車両と戯れた一日となりました。文字通り、ほとんどが日の当たらない地下を走るため、撮影する機会は少ないけれど、個人的には地下鉄って大好きです(^^)。



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ONE-shot 137 みどりの秋。 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 137 みどりの秋。

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秋が深まり、東京の公園でも
だいぶ木々の葉が秋色に染まってきました。
季節ごとに追ってきた「みどりの山手線」、
今回は黄金色になったイチョウの木とのコラボです。

それにしても、紅葉がきれいなこの時期に
「みどりの山手線」が「ナ◯タイム」の
広告車両になっちゃうなんて、
ちょっと残念・・・ (´・д・`)アーア…。
なので、
サイドの広告ステッカーが少しでも目立たないように、
車両をぶらしてみました・・・(^^;)

一年間の限定企画である「みどりの山手線」。
小説「最後の一葉」ではないけれど、
この葉がすべて散って、本格的な冬を迎えるころ、
「みどりの山手線」は記念運転を終了します・・・。

13.11.5 山手線 新大久保-高田馬場



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吾妻線・・・樽沢トンネル 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2013.11.02
吾妻線
紅葉に包まれた「日本一短いトンネル」
樽沢トンネル 撮影
  

 

早くも11月。晩秋を迎え、木々の葉もだいぶ色づいてきました。こうなると撮り鉄としては、紅葉と列車を絡めた秋らしい鉄道写真を撮りたいところ。本来ならば紅葉がピークを迎えている東北地方へ遠征して、おそらく今年が最後の秋となるであろう、寝台特急「あけぼの」を陣場のお立ち台あたりで撮りたかったのですが、この三連休は仕事の動向により、直前になっても休みが取れるかどうか不透明(結局、休みになったんだけれど)。さらに資金的にもちょっと乏しくて、遠征は断念せざるを得ませんでした ε-(-ω-`)ハァ… 。そこで今回は比較的近場で紅葉を求め、私が選んだ路線は群馬県の北部を走るJR吾妻(あがつま)線です。

草津温泉や四万温泉など、沿線に多くの温泉地を擁することで知られる吾妻線。しかし鉄的には今、八ッ場(やんば)ダムの建設に伴って行われる、岩島~長野原草津口間10.4キロの線路移設(ルート変更)が注目されており、新線への移設後は廃線となる既存区間の撮影は、私も昨年の5月に一度訪れています。その時は初夏の新緑が眩しい季節でしたが、もし移設までに再訪する機会があれば、次はぜひ紅葉のきれいな時期がいいと思っていたのです。紅葉情報を見ると、吾妻線沿線の景勝地・吾妻渓谷は今がちょうど見ごろを迎えている様子。最近はどうも群馬方面への出撃が続いていて、他の地域にも目を向けるべきなのですが、やはりこの機会を逃したくはなく、吾妻線への出撃を決定。


11月2日(土)

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今回は珍しく大宮から上越新幹線に乗車します。
三連休初日とあって、自由席はほぼ満席。
大宮からでは座ることができませんでした・・・。
東北新幹線 大宮

まずは大宮から上越新幹線へと乗り込みます。吾妻線は上越線の渋川から中之条、長野原草津口を経て、嬬恋村の大前までを結ぶ路線ですが、普通列車はすべて上越線へと乗り入れて、高崎を起終点としています。高崎へは都内から高崎線で一本、1時間40~50分ほどの距離で、ふだんの私からすると大宮から高崎まで新幹線を使うとは贅沢なハナシ。でも、もちろんこれには理由があります。

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高崎で吾妻線の普通列車へ乗り換えます。
車両はおなじみの湘南色115系。
信越本線 高崎

実は吾妻線の撮影地をネット上で模索していたところ、なんとあの「日本一短い鉄道トンネル」として有名な吾妻線のシンボル的存在、「樽沢(たるさわ)トンネル」を高いところから見下ろした、いわゆる俯瞰写真を見つけてしまいました (*'o'*)オオッ!! 。 この樽沢トンネルも、残念ながら前述した路線変更によって廃止される区間に含まれています。

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これは前回訪れたときに、
乗っていた列車の車内から撮影した
全長7.2メートルで、日本一短い「樽沢トンネル」。
この樽沢トンネルを撮るには、
並行する国道145号線から見上げるような構図が
定番とされています。
12.5.5 吾妻線 岩島-川原湯温泉(後方の車窓から)

樽沢トンネルを見下ろすこの俯瞰ポイントが、はたして有名な撮影地なのかどうかわかりませんが、私にとっては初めて見たアングル。もうご存知のように、私は機動力に欠ける「徒歩鉄」でありながら、「俯瞰撮影好き」という困った性質で、自分もこの場所へ行ってみたくなってしまいました ココ(・∀・)イイネ 。 しかし参考写真はあれども、細かな撮影地を表したような情報は無く、ある程度の目安を地図上で立てるしかありません。ところが地図検索(グ〇グルマップ)によると、そこは岩島と川原湯温泉、両駅のほぼ中間地点に位置していて、どちらの駅から歩いても到達には45分~50分はかかるというではありませんか・・・  (´Д`;)トオイナァ…。

吾妻線には普通列車のほかに一日数本、首都圏から直通してくる特急の「草津」が運転されていて、できればこれを例の撮影地で撮りたい。撮影地を11時ごろに通過する「草津」に余裕をもって臨むには、高崎7時25分発、岩島8時37分着の吾妻線527Mに乗らなくてはならず(そのあとの吾妻線529Mだと、岩島10時19分着)、ウチからだと高崎線経由では間に合わないこの列車へ乗るために、短区間ながら大宮~高崎で新幹線を利用したのです。ちなみに、いつものように東京からではなく大宮から新幹線へ乗ったのは、単に特急料金を少しケチったため。新潟や東北など長距離の利用ならば、ちょっと高くても自由席で確実に座れる東京からの乗車を選びますが、大宮~高崎ならば30分弱で、座れなくてもたいしたことはありません。高崎で予定通り、吾妻線へ直通する万座・鹿沢口行きの普通列車527Mへ乗り継ぎ、岩島で下車。

池袋0550-(埼京線)-大宮0624~0634-(上越新幹線 とき301号)-高崎0659~0725-(吾妻527M)-岩島0837

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高崎から約一時間で岩島に到着。
この列車から下車したのは、私一人だけ。
吾妻線 岩島

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吾妻線の岩島駅。
無人の改札を抜けると、
鮮やかに色づいた立派なカエデの木が
出迎えてくれました(^^)
吾妻線 岩島

さあ、ここからは撮影地を目指して、ひたすら歩くのみ (`・ω・´)-3 フンス! 。地図上のルート検索では、岩島駅から撮影地まで徒歩46分と出ているものの、これは単純に距離のみを参考にした目安時間で、急な上り坂などの条件は加味されていません。目指す場所は俯瞰の撮影ポイントですから、当然どこかで勾配を上がることになります。さらに今回は初めて行く撮影地で明確な場所もわからず、迷うことだって大いに考えられ、撮影地への到達には一時間くらいはかかるかもしれないと、覚悟してきました。

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スマホの地図を頼りに、岩島駅から歩きはじめます。

徒歩で46分、いや、一時間かかるかもしれない・・・。ハイカーや登山者のような、歩くことを趣味としているわけではない徒歩鉄にとって、これは限界に近い距離です。実を言うと、今回ばかりは高崎か渋川あたりでレンタカーを借りようかとも考えたのですが、連休中でどこも価格の安いお手頃なクルマ(ヴ〇ッツとか、フ〇ットなど)は満車状態。かといって、ひとりで行動するのに大きなクルマを借りるのは、使用料や燃料費が高くて不経済だし・・・(-_-;*) ウゥム…。では、次に考えたのは、駅からタクシーを利用する方法。しかし写真を見てもわかるように、無人駅の岩島にタクシーの姿などありません。隣駅の川原湯温泉は特急停車駅なのでタクシーの一台くらいは・・・と思うも、たしか前回に川原湯温泉で降りたとき、駅前にはタクシーなど見当たらなかった覚えがあります。ためしに「川原湯温泉 タクシー」などとネットで検索してみると、やはり常駐しているクルマは無く、わざわざ電話で長野原の街から配車しなくてはならないらしい。そこまでするのもなぁ・・・(-"-;*)ウーン… 。まあ、新幹線を使ってきたおかげで、お目当てとなる「草津」の通過までは二時間以上もの余裕があるし、所々で休みながら歩けば、なんとかなるか・・・と、結局、現地までの徒歩を決意したのでした ε=ε=ε=┌(;・_・)┘テクテク 。こんなとき、ソネブロ仲間のやまびこさんhanamura師匠のように、折り畳み自転車を輪行してくると効率がいいのかなぁ・・・。でも、カメラ機材や三脚だけでも手一杯なのに、さらに自転車を持って列車に乗るのは、逆に辛いのでは・・・と思ってしまうのですが、どうなんでしょ?

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線路に沿った国道をしばらく進むと、
やがて新幹線の線路と見まごうばかりの
立派なコンクリート橋が現れました。
実はこれが現在建設中の移設新線です
(岩島から川原湯温泉方向へ
一キロほど進んだところが分岐点)。

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新線にはすでに線路が敷かれていて、
移設工事も佳境と言った感じ。
ちなみに八ッ場ダムの完成時期は当初予定されていた
2015年度から19 年度に先送りされましたが、
吾妻線の移設新線は今年度末に完成する見込みだとか。
ただし、正式な移行時期は今のところ未発表で不明。

道程は思ったよりも険しい急坂は少なく、ゆるやかな上り坂が断続的に続いている感じ。それほど歩くのは辛くありません。天気もいいので、意外と足取りが軽い。移設新線の工事現場などを横目に見つつ、順調に進んでゆくと、やがて眼下に既存の吾妻線を見下ろせる高台へと出ることができました。駅から歩き始めて40分ほどが経とうとしているので、おそらく目指す撮影地は近いと思うのですが・・・この地点から樽沢トンネルは見えません。もう少し上のほうかな? と、あたりを注意深く見回しながらさらに進むと o(・_・= ・_・)oキョロキョロ、程なくして、山の法面に何のためにあるのかよく解らない、怪しげな(?)坂道にあたりました (;¬_¬) アヤシイ…。ためしにそこを上ってみると、眼下に見えたのは・・・あの、樽沢トンネル!(゚∀゚)オッ!

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紅葉した木々に包まれてたたずむ、
日本一短い、樽沢トンネル。
吾妻線 川原湯温泉-岩島 (トリミング済み)

私が目指していた撮影地はまさにここで、無事にたどり着くことができました~\(^O^)/バンザーイ♪  うーん、あの短いトンネルの特徴がよく解る、いいポイントです。それにしても、岩島駅からの到達時間は約50分で、地図上に立てた自分の目安が正しかったということ以上に、地図検索が出した到達時間の正確さに驚かされてしまいました (´∀`;)スゴイネ 。

一息ついたのち、さっそくカメラをセッティングします。紅葉の色づき具合は、ピークまであと一歩といったところですが、悪くはありません。ただし、流れ雲が時おり影を落とすので、その点が不安要素かな。

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深い谷を縫うように走る吾妻線の普通列車が
短い樽沢トンネルを抜けてゆきます。
吾妻線 川原湯温泉-岩島

最初に樽沢トンネルを潜り抜けてきたのは115系。思ったよりも順調に到達できたので、「草津」の前に来る普通列車にも間に合うことができました。吾妻線の普通列車には大半が国鉄時代から変わらない湘南色の115系が使われていて(運用によっては107系)、普通列車と言えどもハズレがありません。今回は185系の特急「草津」をメインターゲットに置いてやってきましたが、それはあくまでもアクセントとしての位置づけで、115系の方をメインに撮影してもいいくらい。なにより、紅葉に彩られた山々と湘南色の相性は絶妙です (・∀・)イイネ! 。

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続いても115系の普通列車。
これは私が乗ってきた次の下り列車にあたる、
岩島10時19分発の529Mです。
今度はヨコ位置でカメラを構えてみました

上下二本の普通列車を、それぞれタテ位置とヨコ位置で撮ってみました。好みにもよると思いますが、やっぱりタテの方がまとまりはいいかなぁ・・・。いや、奥行きのあるヨコも捨てがたい・・・。どうも優柔不断で、構図がハッキリとまとまらないまま「草津」を迎えることになりました。まあ、何も悩まなくとも、実は「草津」も上下の列車が続いてやってくるので、はじめはタテ位置で、次はヨコ位置で狙えばいいことなのですが。

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錦秋に彩られた山あいをゆく、特急「草津2号」。
オーソドックスな「エクスプレス色」のOM編成です。

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ちょっとカメラを振ると、
こんなアングルでも撮ることができます。
これも上写真と同じ列車の「草津2号」。
立ち位置を変えずに、列車を追うことができるのも、
俯瞰撮影の利点かも知れません (^^)。

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今度は逆方向から下りの「草津31号」が通過。
よく見るとこちらの185系は、
東海道線の特急「踊り子」で使用されることが多い、
湘南ブロックカラーのB編成でした。

念願の樽沢トンネル俯瞰で「草津」が撮れました~\(゚▽゚=)/ワーイ!
ファインダー越しに樽沢トンネルを通過してゆく185系を眺めていると、旅行作家の宮脇俊三氏が著書のなかで、「これはまるで、列車が腹巻きをしているようだ」と、例えていたことを思い出してしまいました。まさにそんな例え通りの楽しいシーンです (^▽^) 。しかも、二本の「草津」はそれぞれ「エクスプレス色(OM編成)」と「湘南ブロック色(B編成)」。さすがにここで「あまぎ色(OM08)」というサプライズはなかったものの、色違いのバリエーションが撮れたのは、嬉しい結果となりました。これで115系、185系の両形式を撮り終えましたが、せっかく苦労してここまで歩いて来たので、もう少しだけ撮影を続けます。

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再び115系の普通列車が現れました。
首都圏近郊の路線では、ステンレス製の車両が大半を占め、
塗装された鋼製車両はだいぶ少なくなりました。
この高崎地区の115系と中央線の115系あたりが、
最後の牙城と言ったところでしょうか・・・。

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樽沢トンネル俯瞰のラストにもう一本、
185系の「草津1号」を狙います。
こちらの185系も、元・「スーパーひたち」用651系の
直流化バージョン(1000番台)が登場したことによって、
近い将来に大きな変動があるかもしれません。

予定よりもちょっとだけ撮影時間を延長して、思う存分に樽沢トンネル俯瞰の撮影を満喫。最後にもう一度、185系の「草津」を撮ってから、撮影地を後にしました。

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樽沢トンネル俯瞰の近くにある、坂の中腹付近からは、
こんなのどかな情景も撮ることができました。
このあたりの集落は八ッ場ダム完成後も
かろうじて水没することは免れましたが、
新線への移設が実行されると、
ここを走る列車の姿は見られなくなってしまいます。
吾妻線 岩島-川原湯温泉

続いては、先ほどまで山の上から見下ろしていた、樽沢トンネルのすぐ近くまで行ったみたいと思います。行きと違って今度は下り坂ばかりですから、歩くのもまったく苦になりません ♪~( ̄、 ̄ )===3 スイスイ~ッ 。やがて坂を下りきると、景勝地として知られる、吾妻渓谷(吾妻峡)の遊歩道へと出ることができました。このあたりでは、さすがに多くの観光客が集まっており、カメラバックを担いで歩いていると、つい記念撮影を頼まれてしまいます(それにしても、スマホで記念撮影してくれって手渡されるのも、なんだかなぁ・・・^^;)。

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紅葉真っ盛りの吾妻峡。
吾妻川沿いの渓谷美は、大昔に火山が噴きだした溶岩を、
川水が深く浸食してできたものと考えられています。

その吾妻渓谷に沿っている国道を川原湯温泉方面へ進むと、やがて見えてくるのが樽沢トンネルです。その傍らには「日本一短いトンネル」の立て看板があるせいか、ここでも多くの方が記念撮影をしていました。もちろん私もカメラを構えます。

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並行する国道から眺めてみた樽沢トンネル。
まわりを木々に覆われていて、
その短さがちょっと解りづらいかも・・・(゚ペ)ウーン…。
吾妻線 岩島-川原湯温泉

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ためしにここでも一本だけ列車を待ってみました。
やってきたのは115系の普通列車。
手前にかかる電線がちょっとウザいなぁ・・・(゚д゚#)ウザッ。
でもトンネルの短さは解るかな?
吾妻線 川原湯温泉-岩島

以前にここを訪れたソネブロ仲間のやなぼーさんが、撮りにくそうなことを言っていましたが、たしかにここは列車を主体に撮ろうとすると、見上げるような角度で足回りがスッキリしなかったり、手前に貼られた電線が邪魔だったりして、難しいかもしれませんね~(^^;)。でも、樽沢トンネルを通過する列車の記録写真としてはこれでじゅうぶんなので、ヨシとしましょう。ちなみにこの樽沢トンネルが掘られた経緯については、吾妻渓谷の景観を損なわないため・・・とか、強固な岩のために崩すよりもトンネルとした方が工費や工期が削減できた・・・とか、現場工事の責任者がトンネルの上に生えている一本松を残したかった・・・など諸説ありますが、実際のところはどうなのでしょうか。

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そのまま吾妻渓谷沿いを歩き、川原湯温泉駅へ。
以前は橋脚だけだった駅近くの大橋が
ほぼ完成していました・・・。
吾妻線 川原湯温泉

これで樽沢トンネルを中心とした吾妻線の撮影はすべて終了です。余力があれば、前回に訪れた不動大橋(湖面2号橋)の方へも行ってみたかったところですが、さすがに川原湯温泉から逆方向へ、さらに40分かけて歩く体力・気力はありませんでした (^^;) 。今回は素直に川原湯温泉の駅から普通列車に乗って、帰ることとします。

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特急「草津」に乗って、一気に東京へ・・・
とも考えましたが、やはりここは節約のため、
普通列車で帰ります。
吾妻線 川原湯温泉

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車窓から眺める吾妻峡の紅葉もまた一興。
撮り鉄だけでなく、乗り鉄的に見ても、
新線への移設が実行されれば、
この吾妻渓谷の車窓風景は過去のものとなります。
吾妻線 川原湯温泉-岩島(車窓から)

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そしてこちらは車窓から見た、移設新線との分岐点。
完成後は岩島を出ると左に大きくカーブして、
吾妻川の対岸へ渡ります。
吾妻線 川原湯温泉-岩島(車窓から)

昨年のGW以来となった吾妻線。今回は紅葉に包まれた名所・樽沢トンネルを俯瞰したくて訪れてみましたが、思い描いていたものに近い、満足のいく写真を残すことができました(^^)。文中にも触れたように、この樽沢トンネルは八ッ場ダムの水没地域外に位置するものの、路線変更によって廃線となる区間に含まれており、近い将来に鉄道トンネルとしての役目を終えることが確定しています。一両の半分にも満たない「日本一小さなトンネル」。列車が通らなくなるその日を前に、また機会があれば訪れてみたいと思います。

川原湯温泉1417-(吾妻536M)-高崎1545~1612-(高崎2240Y)-池袋1756


☆オマケ☆

この日は東京~秋田間で、24系寝台車を使用したリバイバルの「急行 天の川」が運転される日。ちょうど私が高崎から池袋に着いた約30分後に、その「天の川」が同駅を通過する予定だったので、ちょっとだけ待ってみることにしました。

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ピカピカに磨かれたDD51 842に牽引されて、
夜の池袋を通過する24系寝台車の「急行 天の川」。
現役時代には見られなかった(と思う)、
立派なヘッドマークが掲げられていました。
山手線 池袋

夜間なのでシャッタースピードが上がらず、ホームの明かりを利用したズーム流しで、写し止めてみました。それにしても、現役時代の急行「天の川」は確か上野発着の夜行急行で、EF58やEF64が牽引していたハズ。それなのに、なぜ今回はわざわざ東京駅発だったのだろう・・・。しかもDD51の牽引で・・・。ま、細かいことは気にせず、ファンとしては復刻運転されたことを喜ぶべきか (´∀`;)。

そして、夜行列車といえば・・・ついに、寝台特急「あけぼの」が、来春限りで廃止される方向だとの報道が流れてしまいました 。
ガガ━━━━Σ(゚д゚lll)━━━━━ン!!

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来春で姿を消すことになってしまった、
上野と青森の間を上越・羽越・奥羽本線経由で結ぶ
寝台特急「あけぼの」
11.11.4 奥羽本線 青森

国鉄時代から首都圏と東北を結び続けた「正統派ブルートレイン」である「あけぼの」。車両の老朽化や新幹線の延伸開業などによるニーズの変化など、いろいろな理由があると思われますが、やはり廃止は残念でなりません (´;ω;`)サミシ…。もう一度くらい、乗れる機会があるかなぁ・・・。



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