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青森01・・・「あけぼの」乗車記(前編) [鉄道旅行記]

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2010.12.02~04 青森01
旅の始まりは個室寝台車・・・
あけぼの」乗車記(前編)
  

12月4日のダイヤ改正で東北新幹線の八戸~新青森が開業。東北新幹線全線開通の記念すべき日に、できれば初列車に乗ってみたい! ということで、ひと月前に指定券の入手にチャレンジ。第一希望の東京発下り一番「はやて11号」を取ることはできませんでしたが、新青森発上り一番の「はやて12号」の方は無事ゲット \(^o^)/。さらにせっかく青森へ行くのなら、片道は寝台特急「あけぼの」を利用してみることにしました。開業日前日発車の「あけぼの」では「はやて12号」に間に合わないので、前々日の2日に東京発。二泊三日(車中一泊)の新線乗車を兼ねた青森旅行へ出発です。

と、その前に今回はまず切符のお話から。
首都圏から青森を往復、しかも「はやて」や「あけぼの」が利用できるお得な切符として有名だったのが「青森・函館フリーきっぷ」。しかしこの切符の使用期限は改正日前日の3日まで。その変わりに発売される「北東北・函館フリー乗車券」、こちらはフリーエリアまでの特急券・寝台券が別途必要になるものですが、こちらの利用開始は改正日の4日から。つまり私のように3・4の改正日前後を跨いで旅をすると、お得なフリーきっぷが無いのです。それならば普通乗車券で少しでも安く済ませるために、大回りの片道乗車券を作ってもらおうとしました。今回は往路が上越・羽越・奥羽経由の「あけぼの」、復路が東北新幹線の計画ですから、東京都区内~大宮~高崎~上越~信越~羽越~奥羽~青森~八戸~東北(新)~大宮のルートで大回りできるはず・・・でした。しかしここで問題となるのが青文字の区間。上記のルートは新幹線開業前、つまり3日まで可能な大回りルートで、4日以降のルートでは青文字の区間が奥羽~新青森~東北(新)となり、JRから青い森鉄道に移管される青森~八戸を通ることができないのです。青い森鉄道に乗せろとは言わないまでも、東北新幹線経由で振替できないのかと窓口氏に尋ねてみると、やはりそれは無理。では新青森経由で大回りを作ってもらい、新青森~青森を別に清算するという方法は? とも聞いてみましたが、開業前の2日に使用開始するとなると、新青森を乗り換え駅として発券することはできず、残念ながら2日発だと、青森・新青森どちらの大回り乗車券も作ることはできないとのこと・・・。さらに普通の往復乗車券(東北経由)も、往復でルート・料金が異なるために発券できないらしい。窓口氏はこちら(JR側)の都合で不便をかけて申し訳ないと何度も言っておられましたが、JRにはもう少し柔軟な対応が欲しかったところ・・・(移行日に変な切符を作ろうとした、こちらのわがままかもしれませんけどね)。
東北新幹線開業初列車と「あけぼの」のウマイ回り方、本来なら改正日当日の4日に下りの一番で青森へ行き、帰りに「あけぼの」を利用すれば、フリー乗車券も大回り切符も使えたのですが、下り一番の指定券が取れなかったのだから仕方が無い。そんなわけで今回は普通乗車券を利用。まあ、考えてみるとこれが正規料金なのですが、何となく損した気分・・・(´・ω・`)。そして今回のグダグダ旅はすでにここから始まっていたのかも・・・。

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青森までの乗車券、上越・羽越・奥羽まわりで10500円。
「あけぼの」の特急券・B寝台券を加えると、
片道だけですでに
20000円です・・・。

12月2日(木)
翌日の有休届を提出して、会社から直接上野駅へ。会社帰りにブルトレに乗って旅へ出るって、非日常的でちょっと贅沢な気分。駅弁や酒などを物色しながら地平の13番線ホームへ向かうと、ちょうど艶やかなブルーの車両がゆっくりと入線して来たところでした。

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貫通扉を開け、推進で入線してきた24系「あけぼの」。
10.12.02 東北本線 上野

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今宵の直流牽引機は1051号機。
ロクヨンの「あけぼの」牽引もだいぶ板に付いてきた感があります。

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発車を待つ「あけぼの」。
やはり上野駅13番ホームにはブルトレの姿が似合います。

今回利用するのは5号車のB個室「ソロ」。久しぶりの個室寝台に胸が高鳴りますが、ウワサだと「あけぼの」のB個は相当に狭いらしい。過去に「はやぶさ」「北斗星(北編成)」「サンライズ」のB個に乗ってきましたが、どれも快適な広さでした。果たして今回の「あけぼの」は・・・?

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B個室「ソロ」の車番はオハネ24の555。
お、ソロ目・・・いやゾロ目だ(クダラネ・・・苦笑)。

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室内は中央の通路を挟んで両側に個室の扉が並びます。
見えているのは下段の個室で、上段は小さな階段を上がる仕組み。

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扉は小さくて、腰をかがめながら部屋へ入ります。
確かに「はやぶさ」や「北斗星」より入りにくい・・・。

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個室内。ベッドは線路方向に並びます。
入り口は小さいけど、室内は思っていたほど狭くないかな。

確かに今まで乗ったB個の中では狭い方で、入り口から室内へ入るのに一苦労。しかし中へ入ってしまえばそれほど窮屈さは感じず、なかなか快適な「お部屋」です。上野から青森まで12時間半、流れ行く車窓を眺めながらのんびりと過ごすことにします。

上野2115-(あけぼの)-青森0956

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私は個室寝台に乗ると、室内灯を消して車窓を眺めます。
部屋は狭くても、この窓は自分一人が独占。
ビール片手に至福の一時・・・。

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途中、赤羽から大宮付近までは湘南新宿ラインと並走。
混雑した車内から大勢の人に見られると、ちょっとハズカシイ...^^;。
10.12.02 東北本線 赤羽付近

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この日のディナーは上野駅で買った駅弁「炙り 煮穴子重」。
シンプルですが、味に外れがありません。
☆☆・・・

上野を発車した「あけぼの」は大宮から高崎線へ。実は「あけぼの」が今の上越・羽越経由になってから乗るのは今回が初めて。ただし「あけぼの」自体は奥羽本線・米沢経由時代や、山形新幹線転換期の陸羽東線経由時代に乗ったことがあり、また現在の「あけぼの」が走るルートでは「鳥海」という名のブルトレで上野から青森まで乗り通しています。かつては数多くあった首都圏と東北を結ぶ夜行列車も今やこの「あけぼの」のみで、もはやブルトレは風前の灯。そう考えると、乗車している自分がとても貴重な時間を過ごしているように感じます。

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22時44分、高崎着。
高崎を出ると次の客扱い停車駅は新潟県の村上(3時20分着)です。
10.12.02 信越本線 高崎

夜11時過ぎ、普段ならまだテレビで古館さんを見ている時間帯ですが、車内放送はすでに大宮を出た時点で休止され、車内はひっそりと静まりかえっています。列車の揺れと酒の回りが心地よく、眠くなってしまいました。車窓風景は名残惜しいけど、カーテンを閉めて眠りにつくことにしましょう。

ZZZ...続きます。



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