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中央線・西武線・・・桜鉄2011 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2011.04.10 中央線西武新宿線
桜鉄2011 撮影

ようやく春らしい暖かい日が続くようになり、ウチの近所でも満開の桜が目立つようになってきました。それにしても今年の桜は満開時期が読みにくい。本来なら桜と鉄道を絡ませた画を求めて、ひなびたローカル線へと繰り出したいところですが、関東近郊の小湊鉄道やわたらせ渓谷の桜などは、まだ咲き始めで満開にはほど遠い様子。毎年の事ですが、撮りたい桜の満開と自分の休みが重なるタイミングって本当に難しい。さらにそこへ天気も加わるとなおさら・・・。先週末もあまりいい天気ではありませんでした。そこで今回はムリをせず、近場で確実に満開になっている桜の撮影ポイントへ出かけてみることにしました。

4月10日(日)
まずは地元を走る中央線へ。東京の中央線で桜の名所と言えば、市ヶ谷付近のお堀端や東中野が有名ですが、この二カ所ではどうしても快速のE233系か特急列車がメインになってしまいます。どうせならもっと車両的な狙いが欲しいところ。そこで今回訪れることにしたのは、立川~日野にある残堀川の桜並木。ここならば西から立川発着の115系がやってくるし、貨物列車もあります。さらにDJ誌を調べてみると、この日は伊勢崎から高崎・武蔵野線経由で183系(マリ)の団体臨時列車が高尾まで入線する予定。もちろん今の状況では団臨などウヤになる可能性が高いのですが、来たらラッキー程度の気持ちで待ってみようと思います。幸い115系と183系の団臨、さらにE351系「スーパーあずさ」の時間が近接していたので、それらの列車をメインとすることにしました。

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桜満開!菜の花も咲き乱れる残堀川を渡るE233系。
中央本線 立川-日野

立川駅から歩いて現地に着いてみると、生憎の曇り空ながらも期待通りに桜は満開。しかし、どうもベストの立ち位置が掴みづらい。写真を見ても上からの枝がかわしきれていないように、桜の枝にボリュームがありすぎて、なかなかウマく列車が抜けないんですよね・・・。まだ115系までは時間があるので、ちょっとウロウロしてベストポイントを探してみることにしました。こういうアングル探しは、難しいけどけっこう楽しい。

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列車と桜にクローズアップ。やけに架線柱が目立つなぁ・・・。
車掌さんも窓越しに桜を眺めています。(^^)

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桜越しのE257系。
タイミングを掴むのが難しくて、失敗・・・(>_<)

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高台へ上がって、見下ろすアングル。
暗部の桜が際立つので、なかなかいいかも。
桜単体と上り列車なら、自分的にはここがベストポイント。
中央本線 立川-日野

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EH200牽引の貨物が通過。
下り線の後追いだと、背景の「二木ゴルフ」が目立ちますね・・・。
団臨は下りなんだよなぁ・・・。

右岸左岸を行き来しながらいろいろ試してみましたが、やはり最初のポイント付近が撮りやすそう。そのなかでも同業者が集中している場所があり、どうやらそこがいちばん抜けが良いらしい。時間的にもそろそろ115系が来る頃なので、私もそこで撮影することに。結局、定番のアングルに落ち着いてしまいました・・・。

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川、桜、菜の花、そして列車が入る位置から。
一日数本のみ、立川へ乗り入れる115系(426M)。
中央本線 立川-日野

お目当ての115系。てっきり豊田のスカ色だと思っていたのですが、やってきたのは長野色でした。ちょっと残念・・・。それでもここを通る115系は少ないので、桜を絡めたアングルで撮れただけでも良しとするべきか。

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続いてE351系「スーパーあずさ(11号)」。
中央線の特急ではE257系よりE351系の方が好みです。

115系、E351系と狙い通りの列車が撮れ、次は183系団臨。しかし、やはり記載されていた定時(立川10:43)には現れません。しばらく待っていると、やってきたのは183系ではなく・・・コレ。

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PF(EF65 1106)の単機。
予定外のサプライズゲストが撮れました。

どうやら前日に工臨を八王子まで牽いてきたカマの返却回送らしい。まさか桜満開の中央線で国鉄色PFが撮れるとは思っていませんでした。結果的に183系は来ませんでしたが、PFという別の収穫があったので満足して撤収。

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残堀川を下流方向に進むと、多摩モノレールと桜も撮影できます。
こちらの桜も満開でキレイですが、やはり天気が悪いのが残念。
多摩都市モノレール 柴崎体育館-甲州街道

柴崎体育館1137-(多摩モノレール)-玉川上水11501204-(西武新宿線)-武蔵関1230

多摩モノレールと西武線を乗り継いで、次にやってきたのは西武新宿線の武蔵関。この武蔵関と東伏見の間にある石神井川沿いの桜並木も鉄には有名な撮影ポイントです。ちょうど着いた頃から日が射し始め、青空も見えてきました。ようやく春らしい画が撮れそう。

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満開の桜をかすめて走るのは、新宿線の顔・2000系。
シングルアームだけど、前パンはカッコイイ!
西武新宿線 東伏見-武蔵関

ここはウチからも自転車で行ける距離にあり、私が近所で桜と鉄道を楽しむとすると昨年紹介した井の頭公園(井の頭線)か、この武蔵関になります。先ほどの中央線に比べるとちょっと車両的な魅力が乏しい感じがする西武新宿線。確かに他社からの直通運転も無く、ザックリ分けると黄色か青の通勤電車がメインの路線ですが(特急レッドアローも走っていますが、今は間引き運転で本数が激減しているんです・・・)、形式別に見ればけっこう多くの種類が走っています。そんな中、ここで狙うのは黄色の2000系や3000系。特に黄色が珍しいというワケではないのですが、やはり西武線と言うと私はステンレス地(銀色)に青帯よりも黄色い電車に愛着があります。桜並木と絡ませても、画的に映えるのは黄色い方ですし・・・。そんなワケで黄色が来ると気合いが入り、銀色だとテキトー。気がつけば黄色い電車の写真ばかりになっていました。

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桜の下を行く黄色い電車を広角で。
こちらは2000系の後期車、通称・新2000系。

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ステンレス製の6000系。
PASMO定期券「Oneだぶる」のマーク付き。
決してキライじゃないけど、やはり黄色い方が映えますね。

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青空が広がり、きれいな順光になりました。
しかもやってきたのは2000系初期車の急行で、ちょっとラッキー!
形のいい木は幹までしっかり入れると、画が安定するかも。

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この撮影地でいちばん人気のポイントは、
桜並木を背景に編成が撮れるこの踏切で、多くの方が集まっていました。
確かにキレイですが、晴れると左側面が潰れてしまいます・・・。
西武新宿線 武蔵関-東伏見

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この日は晴れたり曇ったり。列車写真的には曇り空がベスト?
運用の少ない三扉の3000系ですが、某大学の広告編成で嬉しさ半減・・・。

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曇り空でシャッタースピードが上がらなくなってきたので、
桜の形を崩さない程度に少し流してみました。
列車の輪郭が浮き出るので、コレも悪くないかも。

中央線、西武新宿線と近場を巡った「桜鉄」。天気はビミョーだったものの、なんとか今年も満開の桜と列車を絡めた写真を撮ることができました。手軽なご近所鉄でも、桜が咲くだけで楽しさは倍増。やはり桜には人を引き寄せる不思議な魅力があります。(^^)

武蔵関駅-(関東バス)-三鷹駅

 

 

あの忌まわしい大地震からひと月。
暖かい日差しの中で満開の桜を見上げていると、今の日本が置かれている危機的状況とのあまりのギャップに涙が出そうになりました。
でも下を向いてはいけない。
上を向けばこそ、こんなにも美しい桜を愛でることが出来るのだから。
これから徐々に北上する桜前線。その美しさが少しでも被災者の癒しとなればいいですね