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東北本線・・・EH500「カシオペア」試運転 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2017.11.22 東北本線
スペシャルコラボをフライングゲット!
「カシオペア」試運転 撮影
 

「金太郎がカシオペアを牽くらしい。」というハナシを私が聞いたのは、ひと月くらい前のこと ( ̄△ ̄;)エ?。
金太郎?カシオペア??なんのこっちゃ・・・(゚ー゚?)ハ? って、感じの方もいらっしゃるかと思いますが、鉄の世界での「カシオペア」はご存知、個室寝台や食堂車、ラウンジカーなどを備えた豪華編成の客車(E26系)で、以前は寝台特急として首都圏と北海道(上野~札幌)の間を結んでいたことがあり(2016年に運転を終了した、寝台特急「カシオペア」)、最近ではJR東日本管内を中心にツアー列車として運行されています(「カシオペア紀行」や「カシオペアクルーズ」など) (´▽`*)カシ♪。

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ツアー列車の「カシオペア紀行」として運転されている、
E26系客車の「カシオペア」。
この時の先頭に立った牽引機は、
JR東日本のEF81形(81号機)です。
▲16.6.11 東北本線 東鷲宮-栗橋

かたや「金太郎」というのは、貨物会社のJR貨物に所属するEH500形電気機関車のことで、二車体連結構造の主電動機軸が8つもある大型のマンモス機(H級機)。そのパワフルな牽引力にちなんで付けられた愛称が「ECO-POWER 金太郎」、略して「金太郎」です (´▽`*)キンタロ♪。

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「ECO-POWER 金太郎」の愛称を持つ、
JR貨物の主力機、EH500形。
その車体側面には「金太郎」のイラストが
描かれています。
▲16.2.11 東北本線 蒲須坂-片岡

客車自体には動力を持たず、機関車に牽かれることで運転が可能となる「カシオペア」ですが、通常は同じ旅客会社のJR東日本に所属する機関車(おもにEF81、ときおりEF64など)が牽引を担当し、JR貨物に所属する貨物機のEH500こと「金太郎」が先頭に立つことなど、まずありえないハズ ヾノ・∀・`)ナイナイ。それなのに、冒頭の「金太郎がカシオペアを牽く」というハナシは、いったい何なのか・・・?σ(゚・゚*)ンー…。まさか、寝台特急からすでに撤退していること、また、今年デビューした新型の豪華クルーズ列車「トランスイート四季島」の運行が安定してきたことで、もう「カシオペア」用のE26系客車はお役御免となり、貨物機の「金太郎」によってどこかへ譲渡される(海外とか?)、もしくは廃車のための甲種輸送か!? Σ(゚Д゚;ノ)ノエエッ!?(旅客列車での運行ではなく荷物としての車両輸送は、JR貨物の機関車が牽引を担当する場合があります)・・・なんて、私はついよからぬ推測をしてしまいましたが(なんでも廃止に結びつけてしまうのは、葬式鉄の性か? ^^;)、落ち着いてちゃんとハナシを聞くと、どうやら今回の「金太郎」が牽く「カシオペア」は、今年で発足から30周年の節目を迎えたJRの記念企画(JR7社共同企画 スペシャルツアー)によるもので (*゚▽゚)/゚・:*【祝・30周年】*:・゚\(゚▽゚*)、JR各社の観光列車や新幹線などを乗り継いで旅をする豪華ツアーのなかの一列車が、このJR貨物とJR東日本のコラボレーションによる「金太郎×カシオペア」なのだそうです (・o・*)ホホゥ。なるほど、そうと分かればたしかにこれはものすごい組み合わせで、鉄道模型の世界でしか実現できなかったような「夢の列車」といっても過言ではありません (*゚∀゚)=3ハァハァ!。さすがに39万円(から)もする乗車ツアーに私は申し込むことはできないけれど、ぜひとも撮り鉄としてカメラに記録を収めたいところ (*`・ω・´)-3フンス!。
しかし悩ましいのは、その記念列車の運転時刻。12月5日(火)にツアーのトップランナーとして運行される「金太郎×カシオペア」は、都内の上野を夕方の17時ごろ(16時52分)に発車する青森ゆきの夜行列車で、初冬で日没時間が早い今の時期だと、沿線での走行写真を撮るには、かなりキビシイものがあります (´Д`;)クライ…。せっかくのスペシャルコラボ、できればしっかりと編成がわかるような写真が撮りたいのになぁ (・ε・`)チェ。・・・と、運転時刻を恨めしく思っていた私のもとへ、「同編成を使った試運転が、とある日の日中に行われる」という、これまた嬉しい情報が鉄仲間の方からもたらされました エッ?(゚Д゚≡゚∀゚)マジ!?。「金太郎」と「カシオペア」は初の組み合わせとなるので、ぶっつけ本番ではなく、事前に試運転や乗務員の訓練が行なわれるのですね (´ω`)ナルヘソ。そしてその「とある日」とは、11月22日の水曜日で平日 σ(゚・゚*)スイヨー…。一介の会社員である私は仕事を休まなくては撮りに行けませんが、こんな千載一遇のチャンスをみすみす逃すわけにはいきません (☆∀☆)キラーン☆。そう、会社員の有給とは、こういうときに使うべき特権(?)なのだ。奇しくも翌日は「勤労感謝」の日ですし ψ(*`∇´)ψウケケケケ。
・・・と、いうワケで、私は会社に申請して休暇を取り、「金太郎×カシオペア」の試運転の撮影へと臨むことにしました m9(`・ω・´)ケテイ!。たとえ試運転とはいえ、見た目には本運転と変わらないスペシャルコラボの「金太郎カシ」。さて、どこで撮ろうかなぁ・・・(*゚v゚*)ワクワク♪。

 

11月22日(水)

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東京から東北新幹線の「やまびこ」で出発。
艶やかなメタリックグリーンのE5系です。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
同系に乗るの、久しぶりだなぁ・・・。
ひょっとして北海道新幹線の開業日(昨年3月)以来かも。
▲東北新幹線 東京

試運転の当日。早朝の6時半に私が東京駅から乗ったのは、仙台ゆきの東北新幹線「やまびこ203号」。途中は白石蔵王以外の各駅に停まる、停車駅が多いタイプの列車です。主要都市への速達性には欠ける列車なので、東京を発車した時点での車内はガラガラでしたが、大宮~宇都宮の区間では座席がほぼ埋まるくらいとなりました。時間的に短区間を利用する新幹線通勤者の需要が高い列車なのですね ( ̄。 ̄)ヘー。
さて、この日に実施される「金太郎カシ」の試運転は、東北本線の上野と仙台(東仙台(信))の間を一往復する予定 (・o・*)ホホゥ。それならば何も新幹線に乗るような贅沢をしなくとも、首都圏近郊の撮影ポイントで撮る事も可能なのですが σ(゚・゚*)ンー…、今回の試運転はちょうど朝の通勤時間帯(7~9時)に東北本線(宇都宮線)を下るため、首都圏近郊だとラッシュ時で運転本数が多い上り列車に、被られてしまう恐れがあります カブリ((((;゚Д゚)))コエー。とても貴重な列車ゆえに、カブりで撃沈と言う悲劇は避けたいところ・・・(゚ペ;)ウーン…。それと、私のように仕事を休んじゃった不届き者ならばともかく、撮影してからそのまま会社や学校へと向かわれる、マジメな同好の輩も少なくないハズで (`・ω・´)キリッ(私に情報を教えてくださった方もそうでした)、そう考えると時間的に出勤や登校が間に合う近郊の撮影地はとくに混み合うのではないかと予想されます (´д`;)人大杉…。そこで私は思いきって新幹線を利用し、一気に朝ラッシュの影響を受けないようなところまで足を伸ばすことにしたのでした バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。
宇都宮を過ぎて、車内はふたたび空席が目立つようになった「やまびこ」。私は福島県に入って最初の新幹線駅である新白河(しんしらかわ)で降り、ここで在来線の東北本線に乗り換えます ノリカ、エル…((((o* ̄-)o 。

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東京から新幹線で一時間半、
「やまびこ」を降りたのは新白河。
いい天気で、日が出ています。
(゚∀゚)オッ!
▲東北新幹線 新白河

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新白河の在来線ホームに停まっていたのは、
当駅始発の郡山ゆき下り普通列車で、
車両はセミクロス構造のE721系。
ボックス(σ゚∀゚)σゲッツ!!
最近、ちょっとした変化のあった
新白河の在来線ホーム、
その模様はまたのちほど・・・。
▲東北本線 新白河

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その昔は関所が置かれ(白河の関)、
みちのく(東北)への入口として知られる白河。
車窓からは白河城が眺められます。
(゚∀゚)オッ!
このあたりは厚い雲に覆われています・・・。
▲東北本線 白河(車窓から)

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白河の次が下車駅の久田野。
白河市の郊外にある無人駅です。
ここではまた晴れていますね。
▲東北本線 久田野

東京0620-(東北新幹線 やまびこ203号)-新白河0743~0821-(東北2127M)-久田野0829

新白河から二駅目の久田野(くたの)に到着 (・ω・)トーチャコ。私のほかに同業者の方が数人ほど、同じ列車から下車しました。おそらく・・・というか、間違いなく、狙いは同じ「金太郎カシ」でしょう ナカーマ(*・ω・)人(・ω・*)ナカーマ。久田野の駅の南側は田園地帯が広がっており、そこに架けられた東北本線を跨ぐ陸橋上が私の目指す撮影ポイントです (・o・*)ホホゥ。私がここを訪れるのはこれが三回目で、最近だと今年の春にソネ鉄仲間のtwingo583さんと一緒に、ED75が牽く旧型客車(旧客)を撮りに来ています (^_[◎]oパチリ。その時はtwingo583さんのクルマに同乗させていただきましたが、この場所は駅から歩いても数分程度で到達できるお手軽ポイントです ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク。

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久田野駅の南側に架けられた
東北本線を跨ぐ陸橋が、目指す撮影ポイント。
すでに何人か先客のお姿が確認できますが、
まだ立ち位置には余裕がありそう。
σ(゚・゚*)ンー…。

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陸橋上から見た眺めはこんな風景。
(「゚ー゚)ドレドレ。
ちなみに奥が上りの白河方面で、
白河城はあの雲の下で曇っていたのか・・・。

私が陸橋上の撮影ポイントに着いたのは本命の列車が通過する二時間前で、この時点での先客はざっと見て20人弱(置き三脚も含め)(*・ω・)ノ゙チワッス♪。「金太郎カシ」という大ネタではあるものの、平日の日中で、運転情報が公にはなっていない試運転と言うことを考えると、この同業者の数は少ないと見るべきか、多いと見るべきか・・・いや、だいたい想定どおりと言ったところか (´ω`*)ウム(最終的には追っかけ組も加わって、陸橋上が溢れるほどの数になったけれど・・・)。キャパ的にはまだ余裕があり、私は難なく立ち位置を確保できました ε-(´∀`*)ホッ。ここは田園風景のなかに延びる線路を高い目線から望めて、列車をスッキリと撮ることができます。

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「金太郎(EH500-20)」が牽く、
「トヨタロングパスエクスプレス」。
編成は同じ青いコンテナで整えられています。
ああ、日が翳られた・・・(´д`;)アウ…。
▲東北本線 白河-久田野

撮影ポイントへ来る前に国道沿いのコンビニに立ち寄ったら、「金太郎」(EH500)が牽く貨物列車が轟音とともに通過してしまって撮り逃し ヽ(´д`;)アア…、相変わらずの「貨物オンチ」ぶりを露呈してしまいましたが、立ち位置を確保したらすぐに、ふたたび下り線を「金太郎」の貨物列車がやってきました (゚∀゚)オッ!。青いコンテナが特徴のトヨタ自動車専用貨物「トヨタロングパスエクスプレス」です (゚ー゚*)ロンパス。このように貨物列車の先頭に立つのが本来の「金太郎」の姿であり、貨物機らしい力強さを感じます (≧∇≦)シブイッ!。ちなみにこの区間の日中の東北本線、旅客の普通列車は一時間に一本程度しか設定されていませんが、貨物列車は数十分おきに上下線をバンバン通過してゆきます (゚∀゚*)オオッ!!。東北本線はまさに日本の物流を担う大動脈ですね。

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続いてやってきた貨物列車には、
いろんな色のコンテナが積載されていました。
先頭の「金太郎」は33号機。
お、日が差した!(゚∀゚)オッ!
▲東北本線 白河-久田野

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こちらは石油を輸送する
タンク車を連ねた貨物列車で、
25号機の牽引。
う~ん、薄晴れ? (・∀・`)ウーン…

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いっぽう、普通列車の運行は一時間に一本程度。
郡山ゆきが701系の4連でやってきました。

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そして不意に上り線を白河方面へ通過していったのは、
ディーゼルカーのキハ110。
(´▽`*)キハキハ~♪
乗客が乗っていない回送のようですが、
この列車はいったい・・・?
(゚ー゚?)ハテ?
▲東北本線 白河-久田野(後追い)

普通列車は少ないものの、貨物列車が次々とやってくるので、待ち時間は飽きる事がありません (´▽`*)カモレ♪(立ち位置を確保しているので、同じアングルばっかだけれど)。それにしても悩ましいのは空模様。雲の流れが早くて日差しが安定せず、上の写真を見ても分かるように晴れたり曇ったりを目まぐるしく繰り返しています ハレ!(゚∀゚≡´д`)クモリ…。そして、日が当たると暖かいけれど、翳るととても寒い。ああ、撮り鉄にとって、待ち時間の寒さが堪える季節になってきたなぁ・・・{{{{(*+ω+*)}}}}ブルブル。晴れれば車体の側面に日が当たる時間帯ですが、はたして本命の「金太郎カシ」はどうでしょうか。着いたときよりもだいぶ雲が優勢となってきたなかで、その通過時刻を迎えました (°_°;)ドキドキ。
やがて直線上に見えてきたのは、今まで撮ってきた貨物列車と変わらぬ、赤い「金太郎」の姿。しかしその後ろはコンテナを積載した貨車でなく、銀色の客車が連なっています (゚∀゚*)オオッ!!。

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「金太郎カシ」、キタ────∵・(゚∀゚)・∵────ッ!!

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初冬らしい枯れ田の風景のなか、
鮮やかな赤い貨物機が豪華寝台客車を牽きいて、
堂々とみちのくの鉄路を走り抜けます。
まるで模型のようなスペシャル編成がここに実現!
▲東北本線 白河-久田野

うおおおお!ホントに、ホントに「金太郎」が「カシオペア」を牽いてきたよ!(ノ゚Д゚)ノ オオオオォォォォォォ━━━!!。こんな列車を走らせちゃって、いいんですか? いいーんです!(*゚∀´)=b イイーンデス!。くぅ~っ、これはシビれるぅ~!(>∀<*)クゥーッ!!(ジ○イさん風に感動表現w)。初めて目にする、貨物機のEH500とE26系「カシオペア」の組み合わせ。ちょっとした違和感はあるものの、どちらもどっしりとした重量級で、これはなかなかお似合いのコンビネーションではありませんか。まるで海外の長距離列車のような印象です。う~ん、カッコいい!。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。

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JRF(JR-Freight)のマークが示すように、
ふだんは貨物列車という
地味な仕事で頑張っている「金太郎ちゃん」。
「カシオペア」の先頭に立つ姿は、
一世一代の晴れ舞台となりましたね(笑)
今回の試運転に抜擢されたのは21号機でした。

JR貨物の貨物機による「カシオペア」牽引は過去にも、青函トンネル区間でのEH800と、北海道でのDF200という実績がありますが、残念ながら私はそれらを撮ることができなかったので、今回の「金太郎×カシオペア」は本当に嬉しい記録となりました ・:*:・(*ノ∀`*)カンゲキ・:*:・。事前に試運転の情報を教えてくれたお仲間には大・大・大感謝です <(_ _*)>アリガ㌧。雲に悩まされた日当り状態は、スッキリとした晴れにはならなかったものの、車体の陰影が分かるくらいの薄晴れで、じゅうぶんに満足の状態 (*`д´)=b OK牧場!。ああ、平日に休みを取り、新幹線を使って白河まで来た甲斐があったよ・・・ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。本番前の試運転で「フライングゲット」できた「キンタロー。」・・・もとい「金太郎カシ」フライング┐(`∀´)┌ ゲット。これで撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。


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久田野から乗るのは、新白河ゆき普通列車。
ロングシートの701系です。
▲東北本線 久田野

無事に撮影を終え、久田野から乗ったのは上り普通列車の新白河ゆき。これに終点まで乗り通します ...(((o*・ω・)o。私が「金太郎カシ」の撮影ポイントに白河の久田野を選んだのは先述したとおり、ラッシュ時による列車のカブりや、同業者の混雑をなるべく避けたいという狙いだったのですが、実はそれ以外に白河を選んだもうひとつの目的がありました σ(゚・゚*)ンー…。それはつい先月から列車の輸送体系にちょっとした変化のあった、東北本線の黒磯と新白河の間をこの機会に訪れてみたかったのです (・o・*)ホホゥ。いったいどんな変更が行われたのかというと・・・ (この先はさらにマニア度が高くなる(マニアックな)お話となりますので、興味のない方はラーメンの写真あたりまで飛ばしてください(笑))。

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朝に私が新幹線から東北本線へ乗り換えた、
新白河に戻ってきました。
(=゚ω゚)ノ タライマ!
久田野から乗ってきた701系の新白河ゆきは
当駅の7番線で折り返し、
郡山ゆきの下り列車となります。
宇都宮方面(東京方面)へ帰る私、
ホームの案内によると、この先の6番線が発着ホーム?
σ(゚・゚*)ンー…
▲東北本線 新白河

久田野から二駅ほど乗って、列車は終点の新白河に到着。ここで先へ進む上り列車に乗り換えです ノリカ、エル…((((o* ̄-)o。以前ならば新白河で普通列車を乗り継ぐ事はほとんどなく、乗り換え駅として知られていたのは、さらにその先にある黒磯(くろいそ)でした (゚ー゚*)クロイソ。鉄分が濃いめの方ならばご存知の事と思われますが、その黒磯は東北本線において、直流電化(1,500V)と交流電化(20,000V・50 Hz)という異なる電化方式の境界に位置する駅で、黒磯よりも南の首都圏方面が直流、黒磯よりも北の東北方面が交流となっており、その区間で運行される列車も基本的にそれぞれの電化方式に対応した車両(直流車・交流車)が使われてきました チョクリュー(゚Д゚≡゚Д゚)コーリュー。黒磯を越えてそのまま運転できるのは、車両自身で電源方式を切り替えられる交直両用型車両、もしくは電化方式を問わないディーゼル車や蒸気機関車くらい(ちなみに、ふだんの「カシオペア」を牽くEF81形や、長距離貨物列車を牽くEH500形の「金太郎」などは、交直両用型の電気機関車)。つまり、交直両用型を使っていた長距離旅客列車(かつての特急や急行など)がほぼ廃止されてしまった現代の東北本線において首都圏から東北へ移動するには、黒磯での乗り換えは必須の事柄でした ( ̄。 ̄)ヘー。個人的には「白河の関」を越える事ではなく、黒磯で直流型から交流型へ列車を乗り継ぐ事で、東北への旅気分が高まったものです (´ー`)シミジミ。
しかし、直流と交流という異なる電源方式の列車が発着し、線路も入り組んだ配線の黒磯駅構内で電源の種類を切り替える方式は設備が非常に複雑で、たとえ交直両用型の車両であっても構内で一時停止しなくてはならない場合(EH500の貨物列車など)や、交流の電車に誤って直流の電気を流してしまうと言うような故障や事故に繋がるトラブルが過去に発生しており、その切り替え方式が見直されることになりました (゚ペ)ウーン…。結果として黒磯駅構内での電源の切り替えをやめ、黒磯と下り方隣駅の高久(たかく)の間に新たな交直の転換設備(電気の流れていない区間を惰性で通過できる、いわゆる「デッドセクション」)を設けて、黒磯の構内は全線を直流とする事で落ち着きます m9(`・ω・´)ケテイ!。これにより、黒磯と高久の間を通過できる列車は交直両用型車両かディーゼル車となり、東北側の交流型電車は黒磯へ乗り入れる事ができなくなりました 乂`・д・´)ダメッ!。んじゃ、今後この区間は、交直両用型の電車が黒磯と郡山の間を走るのか。まあ、乗客的にはさほど変化がないかな σ(゚・゚*)ンー…・・・と思いきや、製造費や維持費が高価な交直両用型電車のE531系は同区間に一本しか投入されず、通勤通学時間帯のみの運用 ( ̄△ ̄;)エッ…。それ以外の日中の時間帯は、なんとディーゼルカーのキハ110系が充てられたのです (=゚ω゚=;)マジ!?。天下の東北本線でディーゼル列車とは、ちょっと驚きの展開。しかも交直両用型やディーゼルカーをデッドセクションのある区間で効率よく回すため、黒磯と郡山の途中にある新白河で列車を分断する運転体系へと変更 (゚Д゚;ノ)ノエエッ!?。今まで黒磯と郡山の間を一本の直通列車で行けた利用者は、新白河で乗り換えなくてはならない手間が増えてしまいました。栃木と福島の県境に位置する黒磯と新白河の間は、もともとそれほど利用者の多い区間ではなかったけれど、これはちょっと不便になったよね・・・・σ(・ω・`)ウーン…。

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先月より実施された、
黒磯~新白河~郡山の輸送体系変更。
基本的に普通列車は新白河で分断され、
同駅での乗り換えが必要となりました。

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JR東日本から発表された
黒磯駅構内の交直転換設備切り替え工事の概要。
完全切り替えは2018年1月1日から3日にかけて行なわれる模様。
(クリックすると拡大表示します)

そんな運転体系の変更が先月の10月14日に実施され、駅の構内にもちょっとした変化があった新白河。今回の私はその様子を伺いに同駅へ立ち寄った・・・と言うより、必然的な乗り換えのために下車したのでした (´ω`)ナルヘソ。おそらく地元の利用者は不便を強いられているだろうと解りつつも、一マニアとして、変更された新白河構内の構造や東北本線を普通列車として使われるキハ110などに、興味を持つあたりをお許しください m(__)mスンマソ-ン。

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新たな運転体系に対応した新白河の在来線ホーム。
同一ホーム上での乗り換えができるように、
一本のホームを前後で方面別に振り分けています。
基本的にオレンジの6番線が黒磯・宇都宮方面の上り。
水色の7番線が郡山・福島方面の下りホーム。
5番線は上り、8番線は下りのスルー構造で、
貨物列車などが通過します。
( ̄。 ̄)ヘー

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上写真の手前は私が久田野から乗ってきた、
交流型電車の701系で、7番線側に停車。
衝突防止のために設置された車止めを挟み、
その向こうに見えるのが黒磯方面の6番線で、
ディーゼルカーのキハ110が停車中。
この車止めは現代の「白河の関」・・・か!?
(゚∀゚)アヒャ☆
▲東北本線 新白河

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強固な車止めを横目に、
スルー構造の5番線を颯爽と通過する上りの貨物列車。
バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ
これは朝の乗り換え時に撮ったもので、
車止めの向こうには交流型のE721系が停車中。
▲東北本線 新白河

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新白河で発車を待つ二連のキハ110。
(´▽`*)キハキハ~♪
黒磯ゆきの表示がちょっと新鮮です。
(゚∀゚)オッ!
ちなみにこのキハ110は郡山に所属し、
先ほどの久田野で「金太郎カシ」を待っていた際に
上り線を通過していったもの。
毎日、郡山から新白河へ回送されてくるのね・・・。
▲東北本線 新白河

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ちなみに、
記事では新白河でスムーズに乗り継いだように見えますが、

実際には40分もの待ち時間があり、
その間に名物の白河ラーメンをいただきました。
豚骨や鶏ガラを主体とした醤油ベースで、
スープが絡みやすい太目の縮れ麺、
そしてホウレンソウのトッピングが
白河ラーメンの特徴なのだそうです。
(゚д゚)ウマー!

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キハの車内で食べるオヤツはコレ。
私の大好きなご当地名菓、

郡山の「ままどおる」です。
秋冬限定販売のチョコレート味、
「チョコまま」がありました♪
ママ(゚д゚)ウマー!

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キハの車窓に眺める、
名所・黒川鉄橋からの風景。
紅葉もだいぶ落葉し、もう冬の装いですね・・・。
(´ー`)シミジミ
▲東北本線 白坂-豊原(車窓から)

ブルンブルンとディーゼルエンジンを唸らせて新白河を発車した、キハ110系の黒磯ゆき普通列車。これが別路線からの乗り入れなどではなく、東北本線の普通列車だと思うと、なんだか新鮮かつ不思議な感覚です σ(゚・゚*)ンー…。でも、あくまでも個人の趣味的な感想としては、ロングシートの701系よりも、ボックスシートを備えたキハ110系の方が車窓の景色は見やすいし、ディーゼルエンジンのサウンドが聞けるのも旅気分が高まって、ちょっぴり嬉しい (´▽`*)キハキハ~♪。ローカル線でおなじみのキハ110系ですが、路盤が高規格の東北本線では電車にも劣らない快速っぷりをみせてくれて、新白河から黒磯までの新たなキハ旅を快適に楽しむことができました。

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黒磯に到着したキハ110。
(・ω・)トーチャコ
今回の初乗車は新白河からの上り列車となりましたが、
できれば東京方面からやってきて、
黒磯での乗り継ぎでキハを初見としたほうが、
もっとインパクトがあったように思います。
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!
今後はこれが日常的な光景となり、
もうここで交流型電車を見る事はないんだなぁ・・・。
σ(・∀・`)ウーン…
▲東北本線 黒磯


貨物専用機のEH500こと「金太郎」が、寝台客車の「カシオペア」を牽引した「スペシャルトレイン」(*゚∀゚)=3ハァハァ!。もちろん、この豪華編成を記録できたことは何よりも嬉しい収穫でしたが、それ以外にも久しぶりとなるE5系新幹線に乗れ、白河では名物の白河ラーメンを味わえて、そして帰路には輸送体系に変化のあった普通列車の様子も伺う事ができて、思った以上に充実した有給休暇の鉄旅となりました (*⌒∇⌒*)タノシカッタ♪。
本題の「金太郎カシ」による、「JR30周年記念ツアー」の本番は12月5日の火曜日。この日も平日だし、先述したように運転時刻が日暮れ近くで、撮影するにはちょっとキビシい条件ですが、今回の試運転では取り付けられなかった、記念のヘッドマークなどが掲げられるのかどうかが、個人的には気になるところです σ(゚・゚*)ンー…。おそらく時間的に私は本番を撮りに行くことはできないと思いますが、正面にヘッドマークを付けた「金太郎」の晴れ姿も見てみたいものですね。

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黒磯から乗る宇都宮ゆきは、
直流型電車の205系。
そういえばこの205系を改造した観光列車が、
日光線で運行されるのだそうですね。
( ̄。 ̄)ヘー
▲東北本線 黒磯

久田野1116-(東北2136M)-新白河1124~1203-(4134D)-黒磯1227~1251-(648M)-宇都宮1345-(2549Y)-新宿1544









PS…「千葉の風」、止んじゃった・・・(´・ω・`)
J2のPO、やっぱりそう甘くはなかったですね。
でも今季の終盤にみせた勢いを来シーズンに繋げて、
来季こそは悲願のJ1昇格を勝ち取ってほしいものです。