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東北本線・・・「みやぎふくしま花めぐり号」撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2014.04.12
東北本線
桜鉄2014
485系「みやぎふくしま花めぐり号」 撮影
  

 

今年の桜前線は東京を、Σ(゚O゚;アッ!という間に通り抜け、先週末には北関東や南東北へと北上。こうなると、私的にはもう今年の「桜鉄」は終了宣言を出して、あとはテレビのニュース映像などでこれから満開となる東北のサクラを楽しむべき・・・なのですが、東北地方のサクラというと、私にはどーしても、毎年その咲き具合が気になる名所があります。それは宮城県大河原町の「一目千本桜」と呼ばれる桜並木。

一目千本桜とは、その名の通り約1200本ものサクラの木が白石川の川堤に立ち並び、花が見頃を迎えると、それはそれは見事な景色になるという。さらに、私が注目することでお解りのように、この桜並木沿いには東北本線が並行して走っていて、大河原駅から次の船岡駅(同県柴田町)までの間は、昔からサクラと鉄道を絡めた撮影の名所でもあるのです。かつて東北新幹線が開業する以前、ここで撮られたサクラと東北本線の特急(東北特急)を組み合わせた写真は、春を象徴する一枚として、よく雑誌などに取り上げられていました。今ではここを走る昼行の東北特急など一本も残っていませんが、実はこのサクラが満開となるシーズンに合わせて、東北本線ではお花見客を輸送する臨時の快速列車が毎年のように設定され、なんとそれに使用されるのが、かつて東北特急として活躍した国鉄特急型の485系なのです (*゚∀゚)オオッ! 。大河原の一目千本桜を背景にゆく国鉄色485系・・・これはまさに、国鉄型ファン垂涎の光景といえるでしょう (*゚∀゚)=3ハァハァ! 。

しかし、諸事情で財政的に厳しい今月のワタクシ。とても宮城県まで遠征できるほどの余裕などありません 彡(-ω-;)彡ヒューヒュー 。ならば、もう一目千本桜のことはキッパリと諦めて、また来年にでもチャンスを伺おう・・・ (・ω・`)シャーナイネ… と、本来は思わなければいけなかったハズ。それなのに、つい、週末の宮城県南部の天気予報をチェックしてみたり・・・(あ、晴れだ (・・*) )、ついつい、大河原町のHPでサクラの開花状況を確認してみたりして・・・(あ、見頃を迎えているって (・・*) )、これが曇天予報やサクラの見頃にはまだ早いなんて情報だったら、諦めがつくものの、幸か不幸か、週末は天気とサクラのどちらも好条件と言う情報を得てしまい、次第に撮影へ行きたいという欲求が押さえられなくなってきました ((o(・∀・`)o))ウズウズ。晴天の一目千本桜で国鉄色485系、これをここで逃したらきっと後悔する・・・自分の中の「リトルあおたけ」がそう囁いたような気がして ( ´∀)イッチャエ(´д`;)イッチャエ(∀` ) 、気がつけば私の足は東京駅の東北新幹線ホームへと向かっていました (((((~ ´д`)~フラフラ~。もうこうなったら、給料日までの10日あまりは昼食を抜くくらい節制する覚悟を決め、私は船岡までの往復乗車券と福島までの新幹線特急券を購入。さらに前泊する白石のビジネスホテルもスマホで予約してしまいました (`・ω・´)-3フンス! 。


4月11日(金)

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東京駅から乗るのは、E2系の「やまびこ197号」。
隣のホームから発車する、各駅停車タイプの「なすの」には
通勤客の姿が多く見られましたが、
大宮~福島ノンストップの「やまびこ」の車内は、
一車両に数人程度というガラガラ状態でした。
▲14.4.11 東北新幹線 東京

金曜日の夜、退勤後にそのまま東京駅から東北新幹線の「やまびこ」に乗車して、一路北へ バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ 。前述したように今回の狙いは、週末に仙台と福島の間で一往復運転される、485系の快速「みやぎふくしま花めぐり号」で、上り列車は仙台を9時08分に発車し、船岡9時40分、大河原9時45分にそれぞれ停車します(終点の福島には10時25分着)。この列車を撮るのに、翌日の朝イチで自宅を出てもギリギリ間に合うことは間に合うのですが、船岡着は8時53分着。駅からの徒歩移動も考えると、撮影地入りは485系通過の30分前となってしまい、それではちょっと心許ない (゚ペ)ウーン…。そこで私は、近くの街である白石で前泊することにしたのです。宿泊で出費はかさむけれど、こういうところでのセコい妥協はせず、やはり撮りに行くと決めた以上は確実に結果を残したい。それだけの価値がこの「一目千本桜と485系」にはあると、個人的には思っています。う~ん、でも、これだけ撮影前に強い意気込みを持ってしまうと、万が一に失敗した時がコワいなぁ・・・(^^;)ゞポリポリ。

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福島で乗り継いだ東北線の普通列車は701系。
夜の福島駅というと、
板谷峠を越える奥羽線の夜行列車を撮影するために、
ホームでマルヨしたことを思い出します
(ちなみにマルヨとは、
◯の中にヨと書き、ヨは翌日という意味。
つまり鉄用語では徹夜することを表します)。
▲14.4.11 東北本線 福島

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福島から県境を越えて、宮城の白石に到着。
乗車したのは下りの最終列車でした。
当駅は「徳川幕府の一国一城令から免れた白石城」への最寄り駅。
▲14.4.11 東北本線 白石

東京2000-(東北新幹線 やまびこ197号)-福島2126~2153-(東北593M)-白石2226


4月12日(土)

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白石を早朝の5時19分に発車する
下りの初発列車は、719系の利府行き。
変則的な「集団お見合い型クロスシート」を装備した
719系は、意外と好きな形式です(^^)。
▲14.4.12 東北本線 白石

明けて翌日。目覚めてカーテンを開けると、雲ひとつない青空が広がっています (゚∀゚*)オオッ!! 。まさに予報通りと言えばそれまでなのですが、私は思わず嬉しくなって、予定していたものよりも一時間早い列車へと乗り込んでしまいました。さらに、列車が白石の市街地を抜けたところで、車窓に見えてきたのはこの景色!(*゚ロ゚)ハッ!!

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朝日に照らされて赤く染まった蔵王連峰。
手前に流れる川は白石川です。
▲14.4.12 東北本線 東白石-北白川(車窓から)

ザオ、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
雄大な姿を見せたのは、宮城と山形の県境にそびえる蔵王連峰の山並み。実は目指す撮影地からは一目千本桜の桜並木だけでなく、背景にこの蔵王連峰も臨むことができるのです。ただし蔵王は、晴れていても雲や霞で必ずしも全景が拝めるとは限らず、まさに運次第。なので、あえて過度な期待は持たず、サクラと485系に、もし蔵王も見えたらいいなぁ・・・σ(・∀・`。) くらいの、抑えた思いで来たのですが、ここまでハッキリクッキリと見えていると、一気に期待が高まります ワク(((o(*´∇`*)o)))ワク 。そして列車はしばらくすると、白石川に沿って進むようになり、この川堤に並んでいるサクラこそが、お目当ての一目千本桜です。

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東北線の車窓にながれる、一目千本桜の桜並木。
このサクラが見頃になる時期、
一部の普通列車では、景色が見やすいように、
速度を落として走るというサービスが行なわれます。
ただし早朝のこの列車は、通常の速度で通過。
▲14.4.12 東北本線 大河原-船岡

サクラ、サク━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
車窓から見る限りは、満開一歩手前の七~八分咲きといった感じではあるものの、それでもじゅうぶんなボリュームです。天気、サクラともに、ネットの情報を頼りにしてきましたが、自分の目でも良好なことを確認して、あらためてひと安心 ε-(´∀`*)ホッ 。高ぶる気持ちを抑えつつ、船岡で下車します。

白石0519-(東北421M)-船岡0531

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かつてこの地にあった船岡城を模している、
船岡駅の立派な駅舎。
よく見ると、屋根にシャチホコも乗っかっています。
▲14.4.12 東北本線 船岡

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船岡と言えば、鉄として見逃せないのが、
駅近くの公園に静態保存されている、ED71 37。
ED71は東北本線の電化黎明期を支えた交流電気機関車で、
かつては寝台特急「はくつる」の先頭にも立ちました。
一緒に保存されている後ろの客車は、オハフ61 2527

私が船岡で降りるのはこれが初めてで、駅近くの公園に保存されているED71形電気機関車なども、できればこの機会にじっくりと眺めたいと思っていました。予定より早く出てきただけに、その見学時間の余裕はじゅうぶんにあります ウーン(´∀`*)カコイイ! 。ところがこの時間が、後々になってもったいないことになろうとは・・・( ̄△ ̄;)エ… 。しばらくED71を眺めてから、あらためて撮影地へ向けて歩みを進めます ε=ε=ε=┌( ・ω・)┘テクテク 。今回の撮影地は、船岡駅から徒歩で15分ほどのところにある船岡城址公園。高台にあるここの展望台からは、一目千本桜の桜並木と、その傍らを走る東北本線が一望できる、まさに絶好のお立ち台。さらにこの船岡城趾公園自体も、園内に約1000本ものサクラを有する、東北屈指の花見の名所でもあるのです (゚0゚*) オォー! 。そんなサクラに出迎えられた公園の入り口から、展望台へと続く坂道を上がっていたそのとき、朝の澄んだ空気に列車のジョイント音が響いてきました (゚ω゚=)ン? 。普通列車にしてはやけに軽くて長い音なので、カモレ(貨物)かな? などと思いながら振り返ると、そこに見えたのは・・・ハッ∑(゚Д゚;ノ)ノ

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公園の坂道から、
列車の音に反応して思わず振り返ると、
颯爽と通過していったのは、
サイドに流れ星を付けた青い機関車・・・。

あああああ!「北斗星」ぢゃないかあああああ!!! Σ(゚□゚(゚□゚;)ナ、ナニーッ!!!
定時ならば、ここはとっくに通過していたはずの寝台特急「北斗星」。私はまったくのノーマークでしたが、あとから調べてみるとこの日は30分ほどの遅延が発生していたらしい。この坂をあと5分ほど上がったところが目的の撮影地だったのに・・・⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ピクピク…  ということはひょっとして、のんびりとED71などを撮らずに、まっすぐコッチへ向かってきていれば、間に合っていたのかも。う~ん、惜しいことをしたなぁ・・・(´・ω・`)ショボーン 。逃した魚は決して小さくなく、いきなりのガッカリモードですが、元々定時通過ならば撮れなかったモノだし、あくまでも本命は485系。ここは気を取り直してさらに坂を上ります。

船岡城は鎌倉時代に芝田次郎によって築城され、江戸時代には仙台藩家老・原田甲斐の居城となっていた山城。明治初頭に廃城となり、現在では本丸はおろか石垣すら残っていませんが(遺構は土塁や古井戸くらい)、当時の伊達騒動を題材とした山本周五郎の小説「樅ノ木は残った」のモチーフになったモミの木が、かつての三の丸近くの高台に見られます (・o・*)ホホゥ 。その有名なモミの木のたもとにあるのが、今回の撮影地となる展望台です。

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園内にサクラが咲き誇る船岡城趾公園。
サクラの木の脇を上がってゆくと・・・

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やがて突端に見えてきたのはモミの木。
これが、大河ドラマにもなった山本周五郎の小説
「樅ノ木は残った」の題名になった木なのだとか
(私はこの小説を読んだことはないケド)。

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そんなモミの木のたもとにあるのが、
その名も「樅ノ木は残った展望デッキ」と呼ばれる展望台です。
(´∀`;)ベタダネ…

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「樅ノ木展望台」から眺めた景色がこちら。
東北本線の線路に沿って立ち並ぶ一目千本桜から、
遠くには蔵王連峰の姿まで、きれいに見渡せます
w(゚0゚*)wオォー! 。

辿り着いた展望台から見えたのは、まさに息をのむような(鉄的)絶景・・・ ポカ―(o゚Д゚o)―ン 。手前から東北本線の線路がまっすぐ伸び、それに寄り添うように続く桜並木、さらに背後には雪を抱いた雄大な蔵王連峰・・・もう、私が考えられる最高の条件が、そこには広がっていました ・:*:・カンド(*ノ∀`*)シタッ!・:*:・。あとはここに国鉄特急型の485系が加われば完璧なのですが、その通過時刻まではまだ三時間以上もあります。しかしなにも考えず、無駄に早く出向いてきたワケではありません。できればこの待ち時間を利用して、貨物列車が撮れたらと思ったのです(「北斗星」は逃しちゃったけれど・・・(つω-`。)グスッ…)。私は相変わらず貨物時刻表も買わないような「貨物オンチ」ですが、首都圏と東北・北海道を結ぶ大動脈の東北本線ならば、485系の待ち時間に一本くらいは貨物列車を撮ることができるでしょう (゚∀゚*)オオッ!。この時点での先客は10人ほど。挨拶して私も仲間に加えさせていただきます 。

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まずは719系の普通列車が通過。
顔は白いけれど、ステンレス製の車体は
風景にあまり映えませんね・・・。
ちなみに、下の線路脇にも多くの同業者が見られます。
▲14.4.12 東北本線 大河原-船岡(後追い)

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続いてやってきたのは・・・
カモレ、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
これは同展望台から、下りの仙台方向を臨んでいます。
桜並木と白石川の川面が写るこちら側もいい感じですが、
ちょっと手前の建物(アパート?)が気になりますね・・・。
▲14.4.12 東北本線 船岡-大河原

撮り始めてしばらくすると、早くも下り方からEH500形電気機関車に牽引された貨物列車がやってきました。さすがに東北本線の貨物列車は編成も長くて絵になります (´∀`*)カコイイ! 。しかし、できれば順光でバックに蔵王の入る、上り方で下り列車を撮りたいところ σ(゚・゚*)ンー 。ちなみに本命の485系は、下り方から来る上り列車なのですが、ここでは順光となる後追いで狙いたいと思っています。

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下りのE721系普通列車を、今度はタテ位置で。
タテだと絵にまとまりはあるけれど、
桜並木のボリュームが減っちゃうようで、
なんだかもったいない気がします・・・(^^;)。
▲14.4.12 東北本線 大河原-船岡

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下りのカモレも、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
積み荷がいっぱいで、きれいな編成です。
現在、東北本線交流区間の貨物牽引は、
「金太郎」の愛称で知られるEH500形が担っています。
アングルは編成の長い貨物列車だと、
やっぱりここまで引きたいところ。
でも、手前の左下が、ちょっとゴチャゴチャするかな・・・?

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またまたカモレが、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
これも満コンのきれいな編成で、
途中でちょん切っちゃうのはもったいないけれど、
今度は思い切って、手前のゴチャゴチャをカットしてみました。

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またまたまたカモレが、キ・・・って、これは単機 (´∀`;)。
でも、赤いEH500は風景に映えるので、
単機もまた良し・・・か?

しばらくすると、撮りたかった下りの貨物列車も立て続けにやってきて(列車番号はよくわからんけれど、短時間で5~6本もキタ)、いろいろとアングルをためしながら本命の485系を待ち続けます。しかし、時間が経つにつれて気になってきたのが、上写真を見てもわかるように、背景の蔵王連峰にかかりはじめた忌々しい雲 (´Д`;)アウ…。日が高くなって気温が上昇したためか、山頂付近に雲がまとわりついています。こればかりは仕方の無いことだし、贅沢は言えないけれど、朝の時点でスッキリとしていただけに、このままではちょっと残念 (・m・`)ウーン…。サイアク、485系の通過時に蔵王が雲隠れした場合は、単機のEH500を撮ったときのように、列車と桜並木だけにしちゃうってアングルもあるけれど、やはりできれば蔵王は入れたい。

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次第に雲が目立つようになってきた、蔵王連峰。
だいぶ稜線が見えづらくなってしまいました・・・
( ̄△ ̄;)アア…。

ただ、この日は風がものすごく強くて、雲の流れもすこぶる速い。蔵王のような高い雪山に付いた雲はなかなか取れにくいものですが、ここはもう、この強風に流されて・・・の可能性に賭けるしかありません。でも、あまりに風が強く吹きすぎると、列車自体に運転規制がかかって抑止してしまうので、その辺はホドホドに・・・(^^;)ゞポリポリ。 列車を止めない程度の強風で、雲を飛ばしてほしい。そんな矛盾ともいえる願い持ったなかで迎えた、485系「みやぎふくしま花めぐり号」の通過時刻。船岡駅を発車する際に鳴らされた、485系の警笛音が周囲に響き渡ります。果たして結果は・・・(°Д°;)┣¨キ┣¨キ…

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国鉄色485系の「みやぎふくしま花めぐり号」は、
強風での規制がかかること無く、定時に現れてくれました。
サクラに彩られた白石川の堤沿いを、ゆっくりと進みます。
▲14.4.12 東北本線 船岡-大河原

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一目千本桜を眺めながら、走りゆく国鉄色485系の姿。
まさにかつての東北特急を彷彿とさせるような情景です。
蔵王連峰の稜線もきれいに見えてくれました。
▲14.4.12 東北本線 大河原-船岡(後追い)

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車内で花見を楽しむ乗客のために、
この区間では徐行運転をする「みやぎふくしま花めぐり号」。
ズームレンズを望遠側に回すと、
こちらの画角でも撮影することができました。

ザオーバックで、サクラとヨンパーゴが、撮れました~!!
━━━。゚+.ヽ(´∀`*)ノ ゚+.゚━━━イ!!!
完全に上空の雲が消えたわけではないけれど、少なくとも蔵王の稜線はハッキリと見えています。もう、これだけでじゅうぶん・・・いや、これ以上を望むのは、本当に贅沢というもの。まさに私が思い描いていた通りの光景が、そこに繰り広げられました。ああ、ナケナシの懐をはたいてまで、宮城へ来た甲斐があったよ・・・:*:・キテ(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。アングルは最後まで、景色は広く入るけれど街道沿いの建物や看板が入っちゃう方か、建物や看板をカットしてスッキリするけれど絵的に狭くなっちゃう方か、の二択で悩んでいましたが、幸いなことに列車の速度がかなり遅かったので、両方のアングルで撮ることができちゃいました。実は今見ても、どちらがいいのか答えが出ていなかったりして・・・(´∀`;)ユージューフダン…。いずれにせよ、無事に485系を撮ることができて、嬉しいというよりもホッとひと安心。これで「樅ノ木展望台」からの撮影は終了です。最終的には鉄のみならず、一般の見物人も多く詰めかけたなかでの撮影となりましたが、大きなトラブルも無く、終始まったりとした雰囲気だったように思います(^^) 。

さて、せっかく東北屈指と言われるサクラの名所、船岡城趾公園へと来ているのですから、ここからは少し鉄を離れて(?)、お花見をしていきましょう ハナミダ♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノハナミダ♪ 。私だって、いつもデンシャばっかりを追いかけているわけではなく、たまにはのんびりと花を愛でることだってあるのです (^^;)ゞポリポリ 。それに、ここのサクラは本当に見事で、これを見ずして帰るのはもったいないというもの。

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船岡城趾公園の園内に咲き乱れるサクラ。
ソメイヨシノやシダレザクラなど、
その数、実に1000本あまりとのこと。
お天気がよくて、青空にサクラの花が映えます。
まさに絶好のお花見日和 (´▽`*)キレー☆

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園内には「スロープカー」と言われる簡易ケーブルカーがあり、
山腹の物産館付近から、
山頂にある平和観音像のたもとまで、
4分ほどで結んでいます(料金は片道250円)
上の方にひょっこり顔を出しているのが、その観音様。

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鉄としてはスロープカーがやってくると、
ついカメラを向けたくなっちゃいます。
(^_[◎]oパチッ
これも一種の「桜鉄」?
▲14.4.12 船岡城趾公園スロープカー 山頂駅-山腹駅

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山頂にある平和観音像へは、徒歩でもゆくことができます。
かなりの急坂を上ることになりますが、
乗車するのに大行列となっていたスロープカーよりは、
歩いた方が速く到達できると思われます。

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ま、徒歩鉄で慣らした私の足ならば、
こんな坂など、「へのつっぱりもいらんですよ」。
(`・肉・)-3フンス!
でも、実際はけっこうキツかった・・・(^^;)

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船岡城趾公園のシンボル、平和観音像。
この観音様が立つ山頂は、
かつての船岡城の本丸にあたります。

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観音様の裏手からも
一目千本桜と蔵王連峰の景色が一望できます
(ただし、東北本線はちょっと見にくい)。
ちなみに眼下にある大きな白亜の建物は、
仙台名菓として全国的に有名な、アノお菓子の工場。
ハゲノツキ?(゚∀゚*)ヾ(´∀`;)ハギノツキダロ

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やっぱりお花見にお弁当は欠かせません。
園内にある柴田町の物産館で買って来た、
色鮮やかな「お花見弁当」。
個人的には、ずんだ餅が入っているのが嬉しい♪
明るいうちからビールを飲んじゃいますが、
お花見の無礼講ってことで・・・(゚∀゚)アヒャ☆
(え?いつものことだって?)

ほぼ満開となったサクラを眺めながら、山頂にある平和観音像まで上がってきました ε=( ̄。 ̄;A)フゥ 。実はこの高さから船岡駅の方向を臨むと、園内のサクラ越しに東北本線と白石川の一目千本桜が見えるのです(結局、鉄か・・・^^; )。急坂を頑張って上がってきたことだし、ここでも少し列車を撮っていこうと思います。

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山頂の平和観音像前から船岡方向へ目をやると、
眼下に満開のサクラが広がります。
その向こうに見える東北本線の線路には、
701系の普通列車がやってきました。
▲14.4.12 東北本線 船岡-大河原

う~ん、たしかにサクラのボリュームは満点で、見晴らしもいいのだけれど・・・やっぱりステンレス製の電車は遠景だと風景にとけ込んじゃって、あまり目立ちません デンシャ?o(゚д゚o≡o゚д゚)oドコ? 。しかし、現在この区間を走る普通列車は701系や719系など、ステンレス製の車両ばかり。となると、狙うべきターゲットは・・・ σ(゚・゚*)ンー… そう、貨物列車 。赤いEH500が牽引し、色とりどりのコンテナが乗っかった貨物列車ならば、きっとここからの遠景でも映えるはず (゚∀゚*)オオッ! 。まあ、私に貨物の通過時刻などわかるハズもないけれど、一時間もいれば、一本くらいは通るんじゃないでしょうか (^皿^;)テキトー 。な~んて、軽く考えていたのですが・・・しばらくすると、貨物列車はもとより、時刻表に載っている普通列車さえも、まったく通らなくなってしまいました ( ̄△ ̄;)エ…。気になってスマホで調べてみると、どうやら強風による規制がかかり、上下線で運転を見合わせているらしい・・・┐(’~`;)┌ヤレヤレ 。列車が来ないのならばさっさと撤収すればいいのですが、せっかく急坂を上がってここまできたという変な意地もあって、列車が止まるほどの強風にさらされながらも、ひたすらに列車が来るのを待ち続けます。結局、一時間くらいが経ち、もう貨物列車じゃなくてもいいから、何か来てくれ~ ε-(´Д`;)ハアァァ… と、いうような情けない弱音を吐いた頃、ようやく運転を再開した普通列車が一本現れました (゚∀゚)オッ! 。

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久しぶりにやってきた普通列車は、
遠目にも白い顔がわかる、719系。

719系がキタ。貨物ではなかったけれど、もういい。これで満足!ヽ(`Д´ )ノ オワリッ! ・・・と、カメラを片付けはじめたそのとき、はるか遠くの方からゆっくりと近づいてくる、赤い顔が見えるではありませんか! ∑(゚O゚*)アッ!  慌ててバッグから再びカメラを引っ張りだします。

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桜色に染まった街を通り過ぎてゆく、
EH500の貨物列車。
おや?機関車の後ろに続く貨車は、一体・・・?

キンタロー、キタ━━━━ヽ(゚∀゚)ノ━━━━ッ!!!
やっぱりステンレス電車よりも、赤い機関車の方が数段目立ちます。それにしても残念なのは、後ろに続く貨車が、まったくコンテナが載っていない、見事なまでにスッカラカンの空コキだったこと・・・( ̄▽ ̄;)ハハ…

と、現地ではそう信じて疑いませんでした。ところが、ウチに帰ってから画像をパソコンに取り込んでよ~く見てみると・・・(゚ω゚=)ンン!?  実はコレ、コンテナを運ぶ「コキ(と言う貨車)」ではなかったのです。

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上写真を拡大してみました。
貨物に詳しいtwingo583さんや、ゆるキャラさんなら、
きっとこの貨車が何かわかるハズ。

なんとこれはレールを運ぶ、「チキ(と言う貨車)」ではないですか! w(*゚o゚*)wオオー!  貨物のことはよくわかりませんが、私は旅客会社の機関車が牽く「チキ工臨」は何度も見たことがあるものの、EH500が牽引するチキはこれが初めてだったので、つい珍しいのではないか・・・と思ったのですが、実際はそうでもないのかな? σ(゚・゚*)ンー… いずれにしても、こんな遠景で撮るような列車ではないんですけれどね・・・(^^;)ゞポリポリ。

撮った時には、しょぼい空コキ編成だと思っていた私。それでも、遅延が発生しているなかで一本でも貨物列車が撮れただけも、ヨシとしましょう。これで心置きなく、船岡城趾公園をあとにすることができます。

これで今回の宮城遠征での撮影は終了です。え?せっかくここまで来たのに、485系の返し(下り列車)は撮らないの? ( ̄△ ̄;)エ… とお思いかもしれませんが、私にとっては朝に撮った上りの列車でじゅうにぶんに満足。それに、実はここからは節約のために新幹線を使わず、在来線の普通列車や快速列車を乗り継いで、東京まで帰ろうと思っています ( ̄。 ̄)ホー 。15時過ぎに通過する下りの485系まで待っていると、東京への帰着時間が夜遅くなるので、ここでの撤収を決意しました。ところが船岡駅へ戻ってみると、やはり先ほどの俯瞰で眺めていたように、強風の影響で列車のダイヤは大乱れ。次の上り列車は一時間近くも遅れているという・・・(・n・`)アリャマ 。

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大幅に遅れて船岡駅に入ってきた白石ゆき普通列車。
本来はこのあとの福島ゆきに乗る予定なのですが、
とりあえずこの列車で、白石まで行くことにします。
サイアク、在来線が長時間の運転見合わせとなった場合でも、
白石ならばバスや徒歩で、
新幹線の白石蔵王駅へと出ることができます。
▲14.4.12 東北本線 船岡

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車窓から眺める一目千本桜。
たとえ遅れていても、ここでは花見の徐行をするのか・・・
などと思っていたところ、
「強風の影響により、速度を落として運転しています」
との案内放送が入りました。
▲14.4.12 東北本線 船岡-大河原(車窓から)

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白石では新幹線に振り替えること無く、
無事に快速の福島ゆきに乗ることができました。
ただしこの列車も、約一時間の遅れ・・・。
▲14.4.12 東北本線 白石

そんなワケで結局は、福島へ到達するまでに各駅で細かな足止めを食ってしまい、たとえ船岡で下りの485系を撮っていたとしても、さほど変わらない時間となってしまいました(485系とは、白石と越河の間ですれ違っちゃった (´Д`;)アア… )。それならば、もう少し撮影地で粘ればよかったかな? (^^;) 

船岡1315-(東北436M)-白石1340~1442-(3584M)-福島1515
(掲載は実際の乗車時刻。両列車とも、約一時間遅れ)

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福島から先はダイヤ乱れも無く、定時運行されていました。
この701系は、新白河ゆきの普通列車・・・のハズなのですが、
なぜか行き先表示は「快速 一ノ関」・・・Σ
(・ω・ ノ)ノ ヌヲッ。
▲14.4.12 東北本線 福島

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ドンコー列車で「飲み鉄」をしようと、
郡山でお酒とおつまみを買ってみたけれど
さすがにロングシートでは飲む気がおきませんでした・・・。
(hanamura師匠、スミマセン。
私はまだ師匠の域には達していないようです・・・^^;)

ダイヤ乱れでちょっとグダグダではありますが、宮城や福島の東北本線を普通列車で旅するのは久しぶりのことで、これがけっこうまったりとしていて楽しい (´ー` )マターリ 。ロングシートの電車はたしかに味気ないけれど、やはり新幹線では味わえないような地元ローカルならではの空気を、身近に感じることができます。往路の新幹線は東京からわずか一時間半で福島に着いちゃって、少し物足りなさを感じていたのですが、復路のドンコー乗り継ぎでは、福島から東京都内まで約5時間と、かなり乗りゴタエのある列車旅でした (^^)。

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ラストは、宇都宮からの快速「ラビット」。
グリーン車で一杯!・・・ではなく、
普通車のボックスシートで、
控えめに飲み鉄を楽しみました(笑)
▲14.4.12 東北本線 宇都宮

福島1558-(東北1152M)-郡山1645~1733-(2148M)-黒磯1833~1838-(1572M)-宇都宮1928~1942-(3548M)-赤羽2102

 

東北本線随一とされるサクラの名所で、国鉄色の485系が撮りたい・・・その想いが強まり、勢いで行ってしまった、今回の宮城遠征。結果的にはもう言うまでもなく、やっぱり行ってよかった、の一言に尽きます :*:・ホントニ(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。ド定番で面白みの無い絵と言われてしまえば、返す言葉がありませんが、個人的にこういう定番の絵をきれいに撮るのって、キライじゃないんです。けっこうこだわっていくと、それなりに難しさはありますし。

二週に渡って国鉄特急型とのコラボを楽しむことができた今年のサクラ。東京で味わえた期間は短かったような気がするけれど、私は存分に満喫することができました。サクラと鉄道を絡めた「桜鉄」の撮影は、また来年のお楽しみです・・・バイチャ!( ゚д゚)ノシ。



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